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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

遠州新居の手筒花火へ

暑い日が続きますね
此処の所予定外の用事が続き、写真を撮る機会もブログを更新する時間もありませんでした
こうした状況ですと、自分で計画できる山旅はどうしても後ろに回さざるを得なくなり、少々欲求不満気味です

そうした融通の利く山の予定と違い、夏の花形となる祭や花火は予定を入れたら行くしかないですね
と言うわけで、
今週末、3年ぶりに「遠州新居の手筒花火」に行ってきます
過去の写真を見ていたら、夏空を焦がす紅蓮の炎、火薬の匂いを思い出し、今からワクワクしています
※今回のアップした写真は全て蔵出し、3、4年前の写真です
ss-DSC_0966_201807221238337f0.jpg
遠州新居町の手筒花火、
今や手筒花火の見られる祭りは全国に沢山ありますが、
諏訪神社への奉納を主体とした新居の手筒花火は350年の歴史があるとの事
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遠州の「奇祭」と呼ばれる新居の手筒花火
豊橋を中心とした三河地方の手筒花火にはハネ粉を入れ、最後に底が抜けるため不動の姿であるが、
新居の花火にはハネ粉を入れないので自由に練り歩き、次から次へと点火する
中でも祭りのクライマックスに登場する「猿田彦煙火」
降り注ぐ火の粉をものともせず、笑顔で筒を抱きかかえ練り歩く姿は実に勇壮で、
古くから「東海道の奇祭」と言われ、街道を旅する人々により各宿場へその名が広がっていった
※新居町のリーフレットより

江戸時代、関所のあった新居町だから、こうした火薬を使った祭りが許されたとの事
そうした古くから町に息づく伝統だからこそ
手筒花火は竹の切り出しから火薬の填薬、消費まで総て本人自身で行われ
その製造技術、点火、消費の所作は親から子、孫へ、熟練者から初心者へと受け継がれて行くそうです
祭りを支える若い衆の凛々しさがとても印象的でした
ss-DSC_0880 (1)

祭りの前、徐々に会場の熱気が高まってゆきます
会場に用意された櫓の上、「サイカ」と呼ばれる火縄を準備する若者の表情も真剣です
ss-DSC_0219_20180722123803d84.jpg 
過去に幾度かこの新居の手筒花火に行きましたが
写真を整理していて気づくのは、花火を持つ男衆の恍惚とした表情です
ss-DSC_0920 (1)


ss-DSC_0252_20180722123805743.jpg 

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櫓の上で大筒が点火されると、降り注ぐ火の粉の下を若い衆が乱舞します
ss-DSC_0280_2018072212381087e.jpg 
「山」、「大山」と呼ばれる櫓から火の粉を噴出する手筒
この後はこの祭りのクライマックス、数十の火柱が夏空を焦がす「猿田彦花火」が始まります
ss-DSC_0264_20180722123810b55.jpg 

この日撮った写真の中でお気に入りの一枚です
祭りの間、諏訪神社の神主より渡された「サイカ」と呼ばれる火縄を若い衆が保持します
手筒花火の点火の間合いを計るサイカ師の真剣な表情がとても凛々しく映えます
ss-DSC_0321_20180722123828808.jpg    

ソラダセヨ、ソラ ダセダセヨォ 
街道に名だたる奇祭
宿場町衆の命がたぎる!、火柱が闇を突き刺す!!

今年の暑い夏の夜、新居の町衆と紅蓮の火柱に酔って参ります


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3 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2018.07.25 00:24 | | # [edit]
さゆうさん says...""
こんにちは。
毎日1枚目の絵を見て今日はコメントしようと思いながら今日に至りました。
これぞ男気を見せる花火ですねー。
この姿を見るときっと女子集も惚れる事でしょうね。
2018.07.26 09:38 | URL | #- [edit]
kite says..."さゆうさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

花火....、と言うか「火」と言うものは、人の原始的な感情を呼び覚ますような気がします
だからでしょうか、手筒を持った若者の凛々しさも一際光りますね

この新居の手筒花火、花火師は竹をきる所から始めて、自分ひとりで手筒を完成させます
そして、その技を親から子へと伝えるとの事、
そうした絆が支える花火だからか、会場に居る若者達がとても真剣に取り組んでいる様子

この新居の手筒花火は、そうした人間模様が写真に写せる...、そんな気がしています

でも、今年とても楽しみにしていたのに...、台風が来るようですね
残念!!
2018.07.26 22:59 | URL | #- [edit]

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