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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

三度目の八ヶ岳 岩稜の横岳へ 【本編3:赤岳天望荘~桜平へ】

三度目の八ヶ岳 岩稜の横岳へ この本編3が最終章、
宿泊した赤岳天望荘から車を停めた桜平までの帰路のトレッキングの記録となります
速報1よりこの章までの5編、長らくお付き合い頂きありがとうございました

ss-DSC01689.jpg

早朝、赤岳の後方に広がる雲海の上に浮かぶ茜色の富士
この富士の姿を見たくて赤岳の山小屋に泊まる登山者も多い様です
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1日目の疲労の抜け具合で、オプションの赤岳登頂を判断する事にしていました
一晩寝て体力は完全に回復していましたが、先の行程と帰路の高速の渋滞を勘案して赤岳はパスしました
結果論ですが、昼頃に駐車場に元気一杯で戻ってきて、「赤岳に登ればよかった」と少し後悔致しました(笑)
今回の2日間の山歩き、次回の八ヶ岳登山に向けて経験値が随分増えた様に思います

参考までに本編1で記載したマップを載せておきます
オーレン小屋から硫黄岳、行きは赤い岩ノ頭経由、帰りは夏沢峠を通ってみました
ss-南八ヶ岳

一昨年の9月、行者小屋にテントを張り、早朝の地蔵ノ頭から見た景色が忘れられず
今回は夜明けにこの景色を、この稜線から見たかったので「赤岳天望荘」泊を優先してルートを描きました

朝4時半、山小屋の電灯が点くと同時に沢山の登山者がベッドから起き出してきます
私も軽く洗顔し、カメラをもって山小屋の外に出てみました
先ずは稜線から見た八ヶ岳の早朝の景色です
ss-DSC01676_20180705183031c10.jpg 
朝の冷気の下、キリッと引き締まった赤岳の姿は凛々しさを感じます
下界では最高気温が35度に迫るこの日、この稜線では朝の気温が7度、昼頃の最高気温も16度でした
ss-DSC01680_20180705183033172.jpg 
雲海の向こう、茜色に染まる雲を纏った富士山の登場です
ss-DSC01686.jpg 
此方は初めてみました..... 素晴らしい!
北アルプス、槍ヶ岳、穂高が雲海の上に浮かんでいました
ss-DSC01694_201807051830369a7.jpg 
この稜線は、いつも強い風が吹いています
風力発電用の風車が激しく回っていますが、室内の灯かりの電力位はこれで賄えているのかな....
景色も建物も全く違うのですが...、この風の中に居ると「風の谷のナウシカ」の世界をイメージしてしまいます
ss-DSC01699.jpg 
此方が「赤岳天望荘」の受付から食堂を見たところ
此処から階段を下りると、大部屋と個室、風呂、トイレ、洗面所が綺麗に整備されています
泊まる客層がアルプスと違うのか、個室のとても多い山小屋と言う印象を持ちました
食事は朝晩共山小屋では珍しいブッフェスタイル、とても丁寧に作られた献立でした
ss-DSC01700.jpg 
朝6時半、身支度を整えて出発です
この日は赤岳に登ってから「文三郎尾根」を下ってから美濃戸に帰る登山者が多かった様です

ピストン登山の帰路で(往路で撮った写真と類似した)撮った写真をどうするか?は何時も迷い所です
天候、時間による光の具合の差異や、進行方向の違いなどで、写している本人の印象が大きく違うのですが
家で整理すると、そのままブログに載せるのはチト微妙.....、と思う写真が多いかな

なので、今回は帰路の写真は行程別に区切った写真と言うより、テーマ寄りに括る事にして見ました

先ずは横岳に向かい稜線から見た「雲海」です
ss-DSC01705.jpg 
奥秩父の山並みと富士山です
ss-DSC01709.jpg 
奥秩父や南アルプスに早朝登ると、見事な雲海が甲府盆地に広がっているのをよく見かけます
素晴らしい雲海を見る為の立地と言うのがあるのでしょうね
ss-DSC01713.jpg 
赤岳を振り返ります
お世話になった「赤岳天望荘」、そして赤岳の頂に建つ「赤岳頂上山荘」も良く見えています
そして左に富士山、右のは南アルプスの山々です
ss-DSC01738.jpg

此処から先は横岳の「岩稜の景色」です
ss-DSC01729_20180705183109b57.jpg 
今回一番長い鎖場でしたが
足場は確りしているし、傾斜もそれ程きつくない岩壁です
ss-DSC01744.jpg 
こうした高度感を感じる写真は、後で見ても楽しいです
ss-DSC01748_20180705183114356.jpg 
ss-DSC01749.jpg 
ss-DSC01761.jpg 
往路で通り、コースの特徴を記憶しているので帰路は距離感が把握し易いです
三叉峰(さんしゃほう)のピークを越えて振り返った場面、ピークの道標が微かに見えますね
ss-DSC01813.jpg 
高山植物、ボツの写真がすごく多かった
この山稜で見たかった高山植物の一つ「ウルップソウ」です
本来、高山植物を写す時には、ザックを下ろし、低い位置から慎重に狙うべきなのですが.....
横着をして写したので、折角のウルップソウがいま一つでした
ss-DSC01801.jpg


ss-DSC01816_20180705183135146.jpg 
この景色も、今回の登山ではこれが最後です
ss-DSC01837.jpg 
台座ノ頭で休憩していると、此処から見る景色に足を止める登山者が多い事に気づきます
自分の時間が止まる様な景色、山に登るとそうした景色に出会う事があります
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大タルミから硫黄岳までのケルン群を見通します
星空が美しいことで有名な八ヶ岳、空気が澄んでいて空がとても青いです
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硫黄岳まで戻ってきました
ss-DSC01862.jpg

硫黄岳山頂の写真です
先ずは硫黄岳の爆裂火口、今回夏沢峠方向に降りましたが、其方から見る火口はとても迫力があります
ss-DSC01873.jpg 
硫黄岳は幾つかのコースの分岐点
広い山頂は、霧や雨で視界が閉ざされると道迷いをしやすいので道標が沢山立っています
ss-DSC01877.jpg 
アメダスロボット雨量計跡です
ss-DSC01881_201807051832116f1.jpg 
帰路は硫黄岳から夏沢峠経由でオーレン小屋に戻る事にします
雪のシーズンに一度は期待と思っている北八ヶ岳、今年は来られるかな
ss-DSC01888.jpg 
此方のルートを登ってくる登山者が多かったように思いますが、かなりきつそうですね
赤岩ノ頭のルートは樹林帯なので先が見えませんが、
此方はずっと先まで見えるだけに、心が折れかかっている方が多かった様です
ss-DSC01900.jpg 
夏沢峠、此処の山小屋はもう暫くオフとの事でした
ss-DSC01919_20180705183216cb7.jpg 
シラビソの香りに包まれ、オーレン小屋、夏沢鉱泉、そして桜平へ
苔に愛された山、そして爽やかなシラビソの樹林が迎えてくれる山
八ヶ岳はアルプスや奥秩父とはまた違う魅力を持った山ですね
ss-DSC01934.jpg  

三度目の八ヶ岳 岩稜の横岳へ 
今回の登山の主目的である「横岳の岩稜」を無事に往復する事が出来ました

7月、8月、高山植物の咲く山々、昨年は雨でかなり計画が流れてしまいましたが、今年はどうでしょうか?



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2 Comments

りら says...""
ウルップソウの花が二輪
葉を挟んで並んでいます
それがとても可愛くて検索してみました

寒冷地や高山の斜面などの湿った砂礫地に生える
花茎は高さ15–25 cm
葉は卵円形または広楕円形で、長さ幅とも4–10 cm の肉質で表面につやがある
全体に無毛
青紫色の花を穂状に多数付け、雄しべは花弁よりも短い
花穂は円柱形で、各花に苞がある
開花時期は6–8月
和名の由来は千島列島の得撫島で最初に発見されたことによる
属名のLagotisは、ギリシャ語のlogos(兎)とous(耳)からなり、葉の形状が兎の耳に似ていたことに由来する

ありがとう
また一つ好きな高山植物が増えました
2018.07.10 19:34 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

私には高山植物と云うのは可憐、と云った印象で捉えていましたが、
目にも鮮やかな自己主張の強い(笑)高山植物尾ある事を知りました

このウルップソウもそうですが、この後の主役になるコマクサもそうですね

最近はネットにある高山植物の図鑑も充実してきたので、写してきた写真から
花の名前や属性を色々調べられるので便利になりましたね

りらさんの調べてくれたウルップソウのお話は初めてでした(笑)

又来年見に来たくなる花ですね
2018.07.10 21:14 | URL | #- [edit]

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