今年初めての上高地へ(5) 【涸沢にて】
今年初めての上高地へ(5)本編第4章は 【徳沢ベースに戻ります】にする予定でしたが、
涸沢ヒュッテを前に紫外線で痛んだ目を労わりつつ、この地で暫し逡巡している間に写した写真がかなり有るので、
【涸沢にて】編をこのパートで纏める事に致しました
Photo-1
涸沢ヒュッテは、城砦の様にクサリで固定した石垣の上に建てられています
周辺の圧倒的な雪の量を見たとき、涸沢の冬の厳しさが伝わってきました
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サングラスの無いまま、雪の上を二時間半ほど歩いてきました
この日は素晴らしい天気で、降り注ぐ紫外線が目に見えるほど(笑)
目を守りながら歩いてきましたが、この先の涸沢カールは光に溢れている様子
雪目が酷くなり、目の霞んだ状態で下りの雪道を滑落に注意しながら歩くのは結構リスキー
なので、涸沢カールの見える此処で今年は引き返す事にしました
Photo-2
ストックで体を固定し、周りの写真を撮りながら、暫し目を休めました
夏の登山路で、渓流の流れていた【Sガレ】に向かって斜面が落ち込んでいます
Photo-3
登って来る登山者の姿を見ると、この辺りは結構登りがきついようですね
Photo-4
昨年の10月、奥穂高アタックの時、緊張しながら登った難路の【ザイテングラート】
正面の雪の斜面に背骨の様な形で岩稜が露出しています
この残雪の中、奥穂高にアタックする登山者も多い様ですが、皆さんザイテングラートの左の斜面を登っています
見えますか?
Photo-5
穂高山荘のあるコルの右が涸沢岳、そして其処から岩稜を挟んで北穂高
この【北穂高】、今年のチャレンジ登山の一つにエントリーしました
Photo-6
周辺の写真を撮りながら振り返ると、本谷橋の先で話をした登山者が登ってきました
Photo-7
「どうしました?」と言われ
サングラスを忘れて目をやられたので、無理せずに此処で引き返します、と伝えました
「お気をつけて!」と声を掛け合い、お別れしました
Photo-8
さて【涸沢ヒュッテ】殿、夏に北穂高アタックする際、又テントを担いで登ってきます!!
Photo-9
先に下り始めた登山者の方の姿を少し追ってみます
Photo-10
Photo-11
Photo-12
残雪の涸沢、来年、又来ます!!!
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