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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

今年初めての上高地へ(3) 【本谷橋へ】

今年初めての上高地へ(3) はテントを設営した徳沢園から、涸沢への中間地点【本谷橋】に向かう記録です

GW中に涸沢に行った登山者の記録を読むと「今年は昨年に比べ雪が少ない」との事
朝6時に徳沢園を出発して昼前に涸沢に到着、昼食を涸沢ヒュッテで頂いた後暫し写真撮影、
その後はピストンで徳沢園に戻る、恐らく疲れているので....、夕食は徳沢園名物の「岩魚の塩焼き定食」を頂く
ざっくり、これがこの日の計画です
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Photo-1
本谷橋からの眺めです
昨年は、厚い雪渓が谷全面を覆い尽くし、その下の流水の存在すら感じませんでしたが,
今年はこの通りでした
アイゼンを準備する登山者とスノーブリッジとの距離、結構危ない気配がしますね
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今回のトレッキングの概要を纏めておきます
上高地BT~涸沢 まで、往復の水平移動距離:31.3キロ、累計標高:1652mとなります
マップの赤いラインがコースですが、上高地と涸沢は穂高連峰を挟んでほぼ正対している事が分かりますね

ss-涸沢
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新村橋からパノラマコースを通って涸沢に向かうルートです
残雪の時期は非常に危険なコースとの事ですが、確かにいきなり穂高に向かって分け入る印象です
Photo-2
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明神、徳沢、横尾.....と、 神々しい雰囲気の原生林の間を歩く
上高地の山開きから二週間、厳冬樹の景色を想像しながら、緑溢れる樹林帯を歩きます
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GW明け、徳沢周辺はこの時期【ニリンソウ】の花が見頃を迎えています
でも昨夜の寒さですっかり凍えていますね
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都合7度目の上高地、お馴染みの大樹もできました
徳沢から横に向かうこの広い河原に佇立する大樹、二本の木が幹を接するようにして立っています
何時も周辺には沢山の流木が流れ着いていますが....、この大樹、今年も無事でよかった
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昨年、横尾山層の手前で見つけた【フキノトウ】
普通大きく育つ前に摘まれてしまうフキノトウ、上高地では植物の採取が厳禁なので、大きく育ってしまうのですね
昨夜の寒気の影響が残っていますね
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7時、予定時間に横尾山荘に到着です
Photo-7
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横尾大橋
此処から本谷橋まで約1時間、其処から先は雪の状態次第ですが昼前には到着したい
この吊り橋、橋の先に見える【穂高】、【屏風岩】、そして橋の袂にある注意書きが登山者に活を入れます(笑)
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この横大橋から眺める前穂高の顔料も好き景色の一つ
昨年奥穂高に登り、今年は北穂高アタックを予定しています、あの前穂高の頂を目指すのは来年かな...
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徳沢から横尾までの主役は前穂高、そして横尾から本谷橋までの主役はこの【屏風岩】です
Photo-10
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横尾大橋を渡ると、ルートははっきりと登山路然としてきます
樹林お会いだから垣間見る【屏風岩】、やはり格好いいですね
Photo-11
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Photo-12
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Photo-13
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本谷橋に近付くと、残雪の上を歩く場所が増えてきます
そして、雪渓にできた空洞、これは昨年見なかった風景です

雪渓の下を流水が通るとその部分に空洞を生じ、空洞は風によって大きく成長する
これが十分に成長した時は雪渓全体がひとつのアーチ型のスノーブリッジになり、自己の目方を支える為に大きなストレスを生じる
このとき温度上昇によって強度が低下すると雪渓はその自重に耐えられず一瞬のうちに縦横に割れるようにして自爆する
これがブロック雪崩の発生である
との事、危険な匂いを感じますね
Photo-14
ss-DSC_5474.jpg 
涸沢に向かう時、とても印象に残る景色の一つ
穂高の山懐にはいって行く事を感じます
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横尾~約1時間、ほぼ予定時間に【本谷橋】に到着です
昨年、此処は完全に雪に埋もれていて、橋も掛かっていなかったのですが、やはり今年は雪が少ないのですね
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本谷橋~この後のコースを確認します
昨年は、この谷を覆った雪渓に沿って涸沢に向かいましたが、今年は左手の山にコースを刻む事になるようです
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これは、昨年、同じ場所を写した写真です
谷間の残雪の量が随分違うでしょう
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本谷橋を渡ったところで軽アイゼンを装着し、残雪トレッキングに備えます
此処で忘れ物に気がつきました!!
何と、徳沢のテントに「サングラス」を置いてきてしまった
快晴の雪原、目に大きな負担をかけることになりますが、できるだけ注意しながら歩く事にします
これがこの後想定外の事態を引き起こします

本谷橋を渡ると一気に急坂を登り、雪の斜面をトラバースしてゆきます
コースとして夏の登山路に近い印象です
Photo-19
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今年初めての上高地へ(3) 【本谷橋へ】
徳沢~横尾の景色、横尾~本格的な登山路を歩き本谷橋までの記録でした


次は本格的な雪中出のトレッキングになります
今年初めての上高地へ(4) 本編第3章 【涸沢へ】 に続きます



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4 Comments

りら says..."kite31様"
Photo-6
フキノトウが華やかなですね

hoto-16
本谷橋の縦構図ならではの臨場感が素晴らしいです

Photo-18
素敵なポートレートでもありますね
とても好きです

Photo-19
斜めに切り取った残雪
樹木の影の二人
印象深いですね

2018.05.19 20:04 | URL | #sSHoJftA [edit]
優 says...""
雪渓の下は 雪解け水が勢いよく流れて 脚が竦みます。
でも 穂高がおいでおいでよ〜 ♪と手招きしている感じ。

危険な山の魅力に 思いを馳せました。
もう!ドップリと行った気分です! 笑)
2018.05.20 19:33 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

徳沢から横尾、このルートをどれ程の登山車体が歩いてきたのでしょうか?
日本の名峰、穂高、そして槍、この二つの著名な山に登る一番人気のコースでは
このルートを通ります

3年前に初めて涸沢に行った時、横尾大橋を渡らずに槍ヶ岳の向かって進む登山者が
そのザックにヘルメットを付けているのがとても眩しかった

そして昨年、涸沢から奥穂高にアタックする時、重たいテント泊装備を入れたザックに
ヘルメットを装着してこの横大橋を渡りました

この横尾と言う場所、沢山の登山者の想いが詰まった場所の様に思います

そんな事を考えながら横尾~本谷橋までを歩きました
2018.05.20 22:06 | URL | #- [edit]
kite says..."優さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

痩せ尾根や鋭く尖った岩稜など...、自分の目で危険を確認できる場所と違い
雪の下に水流が流れ、その水流により空洞が拡がっている...、と言う目に見えない危険

危険な箇所にはロープが張られていますが、何処まで空洞がひり我っているのかは誰にも分かりません

そんな雪渓を昨年は皆歩いていた、その事実に少し慄然としました(笑)

今年はそうした危険を回避するため、登山路は全て山の斜面に切られていました
でも、滑ってあの雪渓まで落ちたら、雪渓が崩れて水流まで抜ける火も知れない! そんな恐怖感がずっとありました

次の涸沢までの章は、危険から少しはなれて雪山の美しさが表面出でていると思います
2018.05.20 22:11 | URL | #- [edit]

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