憧れの八方尾根 雪中トレッキング(1) 白馬村へ
冬に撮りたい景色は沢山ありますが、特に、夏に登った山々が【雪を纏った厳しい冬山の姿】に惹かれています
そうした景色の一つに八方尾根から見た「鹿島槍ヶ岳」、「五竜岳」、「白馬三山」があります
平野部では初夏の陽射しの春爛漫のこの日、白馬村まで「冬の忘れ物」を探しに行って参りました
憧れの八方尾根 雪中トレッキング 第一章は【白馬村へ】です
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「バスターミナルより八方に拡がる沢山のゲレンデを望む」
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この日のトレッキングコースの概要です
八方アルペンライン(ゴンドラ1、リフト2)で「八方池山山荘」まで行くと其処はもう標高:1830m
其処から石神井ケルン、息(やすむ)ケルン、八方ケルン....、丸山ケルンまでの何処かで戻る事にします
眺める山は、日本百名山の鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳
更に、唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳....、素晴らしい山容の山々が眺められるはずです

この時期、白馬・八方と言えばBC(バックカントリー)を含めたスキー、スノーボードが主体
トレッキングに来る人は少ないと聞いていましたが、この日は予想以上の登山者にチョッと驚きました
最初は白馬村に一泊してのんびり周る予定でしたが、雪中トレッキングで2日間は中途半端になりそうなので
深夜バス(社中一泊)を使った強行軍で計画を立ててみました
前夜11時にバスタ新宿を出た夜行バスは朝6時半に白馬八方のバスターミナルに到着
八方アルペンラインのゴンドラが運行される8時まで、暫し白馬村から写真撮影です
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【五竜岳と白馬ジャンプ競技場】
電信柱の向こうに雪を纏った百名山の五竜岳、その手前に白馬ジャンプ台
憧れの山々の姿が、この白馬村では日常生活の中に溶け込んでいることに少し感動しました
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【白馬三山】
右に目を転じると、昨夏に縦走して大きな感動を覚えた白馬三山が見えています
右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳
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【五竜岳~白馬三山】
バスターミナルの前にある「白馬八方の湯」の駐車場からのパノラマ風景です
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【八方の湯にある足湯:和の湯】
無料では入れる足湯、登山靴を履いていなければ入ったのですが......
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【電信柱の向こうに見える杓子岳と白馬鑓ヶ岳】
2泊3日の縦走で最後に登った白馬鑓ヶ岳(左の頂)、其処から白馬鑓温泉小屋に下る難路も良い思い出です
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【五竜岳】
唐松岳~難路の「牛首」を抜けて五竜岳に登った一昨年の夏山の記憶
初めての険しい岩稜アタック、そして五竜岳からの眺めは今も確りと記憶に残っています
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【白馬三山】
家の裏手にこの名山が見られる贅沢さ!
バスターミナルのベンチからこの眺めを見ながらモーニングコーヒーです
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【八方ゴンドラリフト:アダム】
約8分間の空中散歩
背中合わせの二座のペアシートで定員が4名の小型のゴンドラ
お隣は人懐こいオーストラリアから来た若いスノーボーダーでした
憧れの八方に3日間のショートステイで来たそうですが、朝から凄いハイテンションでした(笑)
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【兎平テラスからアルペンクワッドリフトを望む】
一昨年このリフトに乗った時、足の裏を夏草がくすぐる感触に感動した覚えがあります
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【兎平テラス前】
お洒落な兎平テラスのオープンテラスは眺めが抜群とのこと
此処からはクラスに応じたスキーコースが沢山用意されています
憧れの八方尾根 雪中トレッキング 第一章は
早朝の白馬村からアルペンラインゴンドラ:アダムを使って兎平までの景色でした
この後、2章では八方尾根をリフトを使って登ってゆきます
白馬三山が間近に見えると同時に五竜岳に連なる「遠見尾根」、そして冬の美丈夫「鹿島槍ヶ岳」の山容を眺めます
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