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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

御坂山脈の難路 厳冬の鬼ヶ岳縦走記(2) 根場から雪頭ヶ岳へ

「御坂山脈の難路 厳冬の鬼ヶ岳縦走記」 第二章は、根場の登山口から雪頭ヶ岳迄の記録
縦走記の中では一番地味な写真になりそうですが(笑)、冬の御坂山脈の様子なので我慢してお付き合いください


ss-DSC09182.jpg  Photo-1
御坂山脈の景色の中でお気に入りの一枚
御坂山脈が本栖湖で終わると、其処から富士ノ西側に連なる天子山脈が始まる
二つの山脈に沿って拡がる茫漠とした原生樹林が「青木ヶ原の樹海」....、真っ青な冬空の下に圧倒的な広がりを感じます
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根場の登山口から鬼ヶ岳山頂まで、コンディションの良い時期ならば3時間足らずで登れる様ですが
この日は気温や登山路の残雪の変化が激しく、チェーンスパイクやウェアの着脱でかなり時間を要しました

マイナスの外気温が一桁になった(-9℃)午前8時、根場(ねんば)の登山口からスタートです
正面に見えるのは十二ヶ岳、このルートでは鬼ヶ岳は最後まで見えてこないようです
Photo-2
ss-DSC09086_20180222134755827.jpg  
御坂山脈の沢には、かなり大きな砂防ダムが設けられています
過去に西湖周辺でもかなり大きな災害が有ったようで、砂防ダムのガッシリした鉄骨に大きな安心感を感じました

沢を離れると、暫くは雪の無い静かな林道を登ってゆきます
Photo-3
ss-DSC09090.jpg  
この山塊、丹沢辺りの針葉樹林に比べるとあまり伐採、剪定がされていない様子で
細かな枝がかなり絡み合っています
此処で真新しい「熊に注意!」の標識、この辺りにも熊が出没するのですね
Photo-4
ss-DSC09099.jpg 
この辺りの登山路の雪は比較的柔らかく、登山靴の下で乾いた音をたてて心地よい
Photo-5
ss-DSC09104.jpg  
登山路が次第に狭く、急になり、滑落の危険が増えてきたので、此処でチェーンスパイクを装着しました
Photo-6
ss-DSC09111.jpg 
少し登ると樹林の間から真っ青な冬空が見えてきました
もう少しで尾根に出るようです
Photo-7 ss-DSC09125.jpg 
樹林の間から富士山が見えてきました
これならば午前中、富士山が霞む前に山頂まで行けそうで一安心です
Photo-8
ss-DSC09127_20180222134843153.jpg 
薄暗い樹林帯を抜け、木々の間からの陽射しを感じると暫し冬山の寒さを忘れます
「雪頭ヶ岳山頂」付近は、春~初夏の頃に沢山の草花が美しく咲くそうですが
樹林の枝落しを確りやらないと下生えの育成に影響が出そうですね
Photo-9
ss-DSC09129_20180222134844835.jpg  
雪頭ヶ岳まで最後の稜線歩きが続きます
全行程通じて登山路は程よくラッセルされていたので助かりましたが、この辺り冬の登山者はかなり少ないです
Photo-10
ss-DSC09153_20180222134847a40.jpg   
雪頭ヶ岳まで3時間少々掛かりましたが無事に到着しました

この章の最後に、雪頭ヶ岳からの眺めを2枚挿入しておきますが
これに先立ち、御坂山脈の地形に軽く触れておきます
「御坂山脈」とは、甲府盆地と富士山北麓との間の東西に延びる山域です
下記のマップで見て頂けると全体像が把握し易いと思いますが、東は1月に登った「三ツ峠山」から始まり、
河口湖、西湖、精進湖の北を走って本栖湖まで続きます
鬼ヶ岳はこの山脈のほぼ中間地点ですね

ss-御坂山脈  
鬼ヶ岳の山頂まで登るともう少し見易くなりますが、先ずは甲府の先に広がる南アルプスの眺めです
写真の右端、木の枝の間から見える三角の山頂が「甲斐駒ヶ岳」です
Photo-11
ss-DSC09190.jpg

初めて十二ヶ岳に登った時からその虜になったこの眺め
西湖の輝きと富士山の威風堂々たる姿

西湖の畔から、険しい登山路を3時間ほど登らないと見られないこの景色
だから貴重なのでしょうね....、冬になるとこの景色を見たくなります
Photo-12
ss-DSC09170_201802221814494c3.jpg


昨年の冬、今回と逆コースで鬼ヶ岳山頂から此処に降りてきた時の眺めが忘れられません
今回の縦走路でも、素晴らしい景色の連続に心を奪われました

「御坂山脈の難路 厳冬の鬼ヶ岳縦走記」 三章は 「雪頭ヶ岳~鬼ヶ岳」です


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4 Comments

りら says..."kite31様"
Photo-1
若葉色の樹木が目を惹きます

Photo-2
地面が気温に低さを物語っていますね

Photo-3
無数の秋の忘れ物が情感があります

Photo-4
枝と枝とのせめぎ合いですね

Photo-5
雪が綿のようですね

Photo-6
チェーンスパイクを装着・・・
急斜面がよく表現されています

Photo-7
清々しい青空と輝く雪・・・綺麗ですね

Photo-8
樹木の彼方に富士山が見えてきましたね

Photo-9
樹木の迫力ある表現が見事です

Photo-10
白の地面に描かれた樹木の影模様が美麗です

Photo-11
木の枝の間から見える三角の山頂が「甲斐駒ヶ岳」・・・
私もこの地でそれを見ているかのごとく心躍ります

Photo-12
この美しい光景を見せて下さりありがとう
嬉しいです
2018.02.23 21:55 | URL | #sSHoJftA [edit]
さゆうさん says...""
おはようございます。

最後の富士山の絵に感動しました。

3時間かけて登山して撮影されたなんてすごいですねー。

素敵な絵を見せて頂きありがとうです。
2018.02.24 08:56 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

雪の残る厳冬期の登山、3時間余りのコースの中に、沢山の景色が詰まっていました
雪の質も、アイスバーン、固まった根雪、パウダースノー
足で踏む音もその都度微妙に変化して、中々楽しかったです

昨秋の名残のある林道から、最後はかなり雪の残った尾根まで....
6時間を越す山歩きでであった登山者は一人だけ(笑)
山と会話しながら歩いた時間の記憶、上手く写真から伝わるといいのですが
2018.02.24 21:23 | URL | #- [edit]
kite says..."さゆうさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

一昨年最初にこの御坂山脈に登った時、景色は余り期待していなくて
2000m以下の山なのに険しい岩稜の続く登山コース、と言うスリリングなコースに惹かれて登ってみました

それだけに、最初に山頂の切り立った岩壁の上からこうした景色を見た時の驚き!
その印象がとても強くて、1月、2月に登る山を探すと、この御坂山脈が外せなくなってしまいました

雪の残る険しい山道を歩いた末の絶景!
さゆうさんにも、上手くこの感動が伝わってうれしいです

2018.02.24 21:29 | URL | #- [edit]

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