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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

残雪の鍋割山へ (1)

横浜はこの冬二度目の積雪、もう立春なのに今年は寒い冬がもう暫く続きそうですね

昨年の夏、上高地で出会った登山者から素敵な「丹沢の雪景色」の写真を見せて貰いました
身近な山としてよく知っていると思っていた丹沢、でもその「雪を纏った姿」にはチョッとした驚きを感じました

昨年の冬は素晴らしい雪山の景色を求めて「赤城山」まで出掛けましたが....
この丹沢の雪景色を見て、今年は先ずは「身近な山の雪景色」に拘ろう! と思っていました

と言う事で、
積雪から4日経過した先週末、山頂には雪がタップリ残っているという鍋割山荘管理人の言葉に誘われて
「残雪の鍋割山」に向かうことに致しました

先ずは、 残雪の鍋割山へ 「前編」です

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Photo-1
ミズヒ沢で出会った氷のアート これができるまでの一滴の重なりを想像するのも楽しいです
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この日は「表丹沢県民の森」にある駐車場からスタート
登山口から「二俣」→「ミズヒ沢」→「後沢乗越」→「鍋割山」山頂、そして昼食後に此処からピストンで下山と言う標準的なコース

高度差:約800m、歩行距離:約11キロ、標準CT:約6時間のコースですが、途中の雪の具合はどうでしょうか?

駐車場から静かな林道を暫く歩きます
冷たく乾いた冬山の空気の中、落葉樹林の冬枯れした色、昨秋の落ち葉のフカフカした感触、
キーンと冷え込んだ大気を感じながら体の中から浄化されてゆく様な爽やかさ.....
やはり、寒い季節でも山はいいですね
Photo-2
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鍋割山の山頂では積雪70センチ、鍋割山稜もかなりの積雪でアイゼンは必須との事でしたが
二俣までの林道には殆ど雪がありません
Photo-3
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約20分程で最初の目印の「二俣」に到着
Photo-4
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此処の木橋が凍っているかと思ったら、この辺りは日当たりがよいのかな...、比較的長閑な景色が続いています
Photo-5
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本格的な登山路の始まる「ミズヒ沢」まであと少し
この辺りの周りの山々や樹林を見ながら歩く景色にはいつも心惹かれています 
Photo-6
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右手に見える西丹沢に繋がる山稜は未だ雪が深いようです
Photo-7
ss-DSC08933_20180202093210391.jpg 
林道横の木々が、雑木林から手入れの行き届いた針葉樹林に代わります
針葉樹の葉に雪が積もって独特の柔らかな形を成すのも美しいですが、スッと伸びた幹に茂る常緑の葉と雪の組み合わせもいいですね
Photo-8
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「ミズヒ沢」に到着です
此処から「後沢乗越」に向かって本格的な登山路が始まります

風がないため思ったより暖かく、此処でソフトシェルの下に着込んだ「フリース」を一枚脱ぎました
これにてフリースとハードシェル、ザックの中に2枚のウェアの保険ができました

水分補給と軽い行動食を取っていると、後ろから来た登山者が声を掛けて行きます
最近、山によって登山者のフレンドリーの度合いが違うように感じています
地元の贔屓せいかな(笑)、丹沢は登山者同士に心地よい距離感があるように思います
Photo-9
ss-DSC08937.jpg  
氷のアート
石垣を伝わる沢の水が凍っていました
先行している皆さんも、此処でカメラを構えています
Photo-10
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この沢から、整備された針葉樹林の間を抜けて「後沢乗越」に至る景色
鍋割山登山ルートの中で特別気に入っている場所です
一昨年は針葉樹林が深い雪に埋もれて白一色でしたが、この日の深い緑の残るこの景色の爽やかさがとても好印象でした
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Photo-12
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急坂を40分ほど登ると「後沢乗越」の稜線に到着です
西丹沢に続く山並が見えてきました、残念ながらこの日も富士山は見えないようです
Photo-13 ss-DSC08964.jpg 
此処から90分程、ひたすらこうした登りが続きます
この辺りには殆ど雪が残っていないので、この先何処でアイゼンを装着するか?がポイントですね
Photo-14
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Photo-15
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登山路脇にこの様な木々が植えられていて少し視界を遮りますが
塔ノ岳から続く「大倉尾根」の様に全く景色が見えないわけではないので、この稜線を登ってゆくのはそこそこ楽しいです
Photo-16
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30分ほど登ると、登山路にまとまった雪が現れました
この辺りですれ違った下山者の方の話では、アイゼンは最後の30分位の場所で必要になるとの事
Photo-17
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大分高度を稼いで来ました
山稜の右手の目を転じると、塔ノ岳、其処から大倉に続く尾根も見えてきました
やはりこの辺りは雪が大部残っている様子、次は雪の塔ノ岳が狙い目かな
Photo-18
ss-DSC08973_2018020209325674f.jpg 

残雪の鍋割山へ (1)
表丹沢県民の森 ~ 後沢乗越 鍋割山稜 まで、残雪の登山路に出会う前までの記録でした

この後、後編では深い雪の残る鍋割山稜から山頂までの登山の記録を纏める事にします

残雪の鍋割山へ (2)に続きます










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2 Comments

りら says..."kite31様"
Photo-1
一滴の重なりからなる・・・そうですよね
滝も山頂の一滴からですものね
氷のアート・・・・製作者は自然・・・自然は偉大な芸術家だと改めて思います

Photo-5
木橋も石と木材とのコラボレーショである芸術作品です
単に実用性だけではないように見えます

Photo-9
山岳写真であり また素晴らしいポートレートでもありますね

Photo-10
見事ですね
石垣の質感まで伝わってきます
自然界と撮影者の心が通じ合ったお写真ですね

Photo-11
樹木の緑と雪の白
爽やかさが表現されています
まるで冬と春が競演しているかのごとく感じます

Photo-14
険しい道ですがそれでも安全を確かめながらの登山・・・・・
憧れますね・・・・
その山魂と写真魂です
2018.02.02 21:47 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

冬の山、これまでは雪景色中心だったのですが、今回は素晴らしいアートに出会えて幸せでした
沢の飛沫が作ったアート、鍾乳洞の様に時間をかけて積み上がって来た様が見て取れて、とても興味深かった

雪の山を歩く時、
登山者はとても神経を使って準備をし、歩くので、その様子と云うのは素敵なポートレートになりますね
色鮮やかな登山ウェア、ザックが純白の雪にとても映えていました

雪で滑る登山路、急変する天候、一気に体温を奪う冷風
冬の山では色々な危険を想定し、とても緊張して登ります

そうした緊張感の中で写す写真と云うのは、撮影者の心理状態を反映している様な気がします
帰宅後、写真を確認し取捨選択する際、息を潜めるようにしてシャッターを押した場面も蘇ってきます

りらさんの言う「山魂と写真魂」ですかね
2018.02.03 21:12 | URL | #- [edit]

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