凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

霧雨の箱根路 山道具の点検トレッキングへ 

鳳凰三山への山旅を終えて1週間、この後予定する「8月の登山の計画」がほぼ纏まりました

次は北アルプスへのテント泊縦走を予定していますが.....
鳳凰三山で泣かされた「登山靴のフィッティング」が緊急課題です
今検討中の改善策を色々やって駄目ならば.... と、並行して次に購入する登山靴の選定も進めています

と云う訳で、ショップのアドバイスやネットの情報を色々と分析して、自分なりの改善策を4つ用意してみました
この効果検証の為、生憎のお天気でしたが「箱根の湯坂路」の下り坂に出かけてみる事にしました
名付けて....  霧雨の箱根路にて 「登山靴のフィッティング検証」です(笑)
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Photo-1
「千条の滝」は、ハイキングコースとしても人気の小涌谷「蛇骨川」の上流の滝です
「千条」は幾筋にも分かれて水が落ちることから付けられたとの事
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今回の「登山靴のフィッティングの検証できる山道」を検討していましたが、条件は 
           ● できる限り近場の山が良い
           ● 下り坂が目的なので登りはバス等の交通機関を極力利用したい
           ● 下り坂は、土、ザレ、岩、が適度に混じっている方が良い
           ● 下り坂は、それなりの斜度で歩行時間は最低90分ある事

の条件を満たす山として選んだのが、昨年の春に歩いた箱根の「湯坂路」です

※湯坂路(ゆさかみち)
平安時代以前の東海道は箱根山の西、御殿場から足柄峠を越えるルートであったが
延暦2年(802)の富士山噴火によって閉ざされたため、新たに開かれたのが「湯坂路」である
箱根湯本から箱根山中に入り、浅間山、鷹巣山などの尾根を経て精進池畔を通り箱根権現へと下るルートで鎌倉古道とも呼ばれている
徳川幕府によって箱根東坂のルートが開かれるまでは多くの旅人が行き交う幹線道路であった

正規のルートは「湯坂路入り口」のバス停から「鷹巣山」を経由して「浅間山」~「湯本」に下るコースですが
今回は「浅間山~湯本」への下りが目的だったので、小涌谷から浅間山に登るコース(青ライン)とした
その後、浅間山~湯本への下り坂(緑ライン)が今回のテストコースです(笑)
ss-箱根・湯坂路

先ずは、いつも通りの「通常の登山記」から始まります

朝6時、湯本に近い駐車場に到着
天気予報では、「箱根地方は終日曇り」との事ですが、この時間でもポツポツと雨が落ちてきています
暫く車の中から様子を見ていましたが、たいした雨でもないので、レインウェアを持って出かける事にしました

此処は私のお気に入り、「函嶺洞門」です

※ 「函嶺洞門」
神奈川県足柄下郡箱根町の国道1号線にある落石防止の為に造られた洞門で
1931年に竣工した建築物で当時としては珍しく鉄筋コンクリート製のシェルターで、王宮をイメージして造られた
その美しさが評価され、2005年に土木学会選奨土木遺産「箱根地区国道1号施設群」に認定された
建設から80年が経過しても、強度的には問題ないとされるが、幅員が狭く大型観光バスのすれ違いが困難なことから、
バイパスとなる迂回ルートが2014年2月に完成し今は通行できない
紅葉の時期、此処は素敵なカメラスポットになります
Photo-2
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函嶺洞門から湯本駅に向かう途中、「湯坂路」の道標を通ります
後ほど、浅間山から此処まで下ってくる予定です
Photo-3
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久しぶりに湯本のバス停まで商店街を歩いてゆきます
と云っても、この時間では全てのお店のシャッターが下りていますが....

此方は画廊喫茶として人気の「ユトリロ」、この季節、アイビーに埋もれていますね
Photo-4
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できればロマンスカーの到着時を狙いたかったのですが....
残念ながら「撮り鉄」の根性は持ち合わせてはいないので、ずぼらな一枚です
Photo-5
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湯本から箱根登山のバスにて「小涌谷駅」へ20分足らず
この先にある「小涌園」、長らく箱根の名所でしたが老朽化のために来年1月に閉園との事
子供の頃に随分お世話になった覚えがあります

小涌谷駅周辺の紫陽花は未だ花が咲いていました
Photo-6
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紫陽花にはやはり雨が似合いますね
Photo-7
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小涌谷駅から浅間山へのハイキングコースの急坂に入って行きます
まず最初は、途中の「千条の滝」を経由して浅間山に至る約1時間の登り坂となります
バスから降りても霧雨に近い雨が降り続いています
Photo-8
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「千条の滝(ちすじのたき)」
小さな滝ですが、夏の夜は源氏ボタルが舞い、秋には紅葉の古木が錦に染まり.... と、人気の場所との事
Photo-9
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浅間山まではこの後30分程度、雨に濡れながら滑りやすい坂道を登ります
Photo-10
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鎌倉古道と呼ばれるだけあって、苔むした岩の間を歩く登山路の雰囲気はまさに幽玄!
Photo-11
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霧雨がとても良い雰囲気を出しています.... と、此処では負け惜しみを言っておきます(笑)
天気予報メ!!
Photo-12
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Photo-13
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薄暗い樹林の間を約1時間ほど歩くと.... 、漸く浅間山の広場が見えてきました
Photo-14
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このドラム缶、森林火災の際の緊急防火水が入っているそうで、箱根のハイキングコースにはよく置かれています
通ってきた登山路は真っ暗ですね.... 
Photo-15
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今日はもう... 雨は止みそうもありません
Photo-16
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此処は色々なハイキングコースの交差点になっていて
広い草原、綺麗なベンチが置かれていて、天気の良い(笑)観光シーズンにはかなりの人で賑わいます
Photo-17
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あの先は鷹巣山経由で箱根の旧街道まで続いています
昨年の春は旧街道から此処まで登ってきました
Photo-18
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昨年の春、このベンチに座りたかったのですが、この場所は混雑していてついに空きませんでした
今日は独り占めです(笑)
Photo-19
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このベンチで軽く食事をしてから、登山靴の準備をしていたら.....
急に雨脚が強くなってきました

雨でカメラを壊すのも嫌ですし、何より此処からは滑りやすい急坂の下山路
カメラをザックに仕舞って、この後の下りでの撮影は諦めました


と云うことで、以下は「登山靴のフィッティング検証」のレポートとなります
※興味のない方は読み飛ばしてください(笑)

先ずは、これが私の登山靴 「スポルティバ トランゴ キューブ GTX Yellow / Black」
北アルプスの岩稜地帯の様な「険しい山道」を歩く際にその実力が発揮できるそうですが....
其処に至るアプローチの林道や登山路を長く歩くには不向きのようです
ss-cube2_20170731082817670.jpg


今回問題となった、私の足先の痛み(右足の薬指と小指)の原因ですが、
考えられる主な原因は以下の二つ
          ● イタリアの靴なので、足型(特につま先)が日本人に微妙に合っていない
          ● 下り坂で靴の中で足が前に滑って動き、指先にストレスが掛かる

と云うことで、先ずは「足型の差異」は、中に入れるインソール(自分の足型に近い)で補う事にします (対策1)

次に、靴の中で足が動かないようにする手段を三つ程考えてみました

          ● インソールに市販の「滑り止め」を貼り付ける (対策2)
          ● ネットで見つけた下山に特化した「靴紐の結び方」をして見る (対策3)
          ● 脛で靴を押さえられるよう、ソックスの上にリストバンドで補強してみる (対策4)

どの対策も理にかなっているように思え、家の周りの坂道でのテストでは良い感触でした

さて、期待と不安を抱えて、雨の湯坂路を100分掛けて下ってゆきます!!

しかし.... 苔むす石畳が雨に濡れた時って、凄く滑りますね(笑)
かなり神経を使って下って参りました

で、結論ですが.....


バッチリ!でした
全く痛みが無いばかりか、途中で足の指を動かしても十分に余裕がありました
つまり、「滑って足先にストレスが掛かる」と云う不具合が起きていませんでした
実際の登山では、途中で靴紐を締め直す事で、より効果が出てきそうです

先ずはこれにて、来週の北アルプス行きへの不安が解消いたしました
めでたし、めでたし 



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4 Comments

きさく says...""
これまで登りも下りもガンガンに靴紐で縛ってましたが、よくよく考えると踝が動かなければ良いわけで
それ以来、靴の前の方、甲のあたりはゆるくし、踝をしっかり縛って足が動かない様にしてます。
普通なら踝が動かなくてベロ?にあたり痛い時もありますが、この靴は柔らかいので特に問題ないかと思います。
足先付近は緩めてますので若干ですが指先の自由度もあがっている様です。
スポルティバのインソールは薄いし滑りやすいので(試しばきで違和感を感じました)、インソール交換は
良いかと思います。
昔は靴に足を合わせろって無茶なこと言われてましたが、今の靴はフィット感もよく良いですね。
まぁ、高い靴ですから何とか工夫で頑張ってください(^^)。
2017.07.31 21:21 | URL | #mQop/nM. [edit]
りら says..."kite31 様"
Photo-1
滝の流れがとても綺麗です
Photo-4
緑に覆われた建物素敵ですね
Photo-5
ロマンスカーでなくとも充分に素晴らしいですよ
Photo-6
紫陽花の雫がとても綺麗ですね
大好きなお写真です
Photo-7
自然の恵の宝石ですね
Photo-15
右手ドラム管 左手紫陽花
その対比が楽しいです
Photo-16
蜘蛛の巣が芸術的ですね
Photo-19
素敵なベンチ写真となりましたね
2017.08.01 20:17 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."きさくさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

やはり、靴紐の結び方は重要ですね
これを疎かにしていたので、靴の中で足が動いて様々な障害が出ていました

休憩の度に、靴紐の緩みを点検するくらい、神経を使うべき!との登山家の方の言葉がありましたが
長期の縦走ではこの辺りを注意したいと思います

>スポルティバのインソールは薄いし滑りやすいので...

これは皆さん感じるようですね
ヨーロッパでは、インソールを自分に合った物に変えるのが常識なので、
最初から割り切ったものした入れていないのですかね?

先ずは、今年はこの登山靴と上手く付き合ってゆきたいと思います

でも今年使い込むと、この登山靴はソールが大分削れそうですね
2017.08.01 22:07 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

夏山は少しでも遠くの山へ!高い山へ!!と力が入っていたので、
身近な箱根の山に、しかも普段なら避けるような雨の中を歩いて、いつもとチョッと違う景色に出会えました

箱根登山は、梅雨時に紫陽花の間を走るのが売りになっているだけあって、
見事な紫陽花がこの季節まで残っていました

チョッと山に登ってくる
そんな気持ちになったとき、箱根の山は優しく迎えてくれます

久しぶりに、山登りに付随する緊張感から開放された時間が過ごせました
2017.08.01 22:12 | URL | #- [edit]

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