遥かなるアルプスへの誘い(いざない)
梅雨明けも未だなのに、暑い日が続きますね
美ヶ原の写真を整理していると、あの高原の爽やかな風を思い出して、直ぐにでも山に戻りたくなってしまいます
そこで、気分だけでも遥かなるアルプスへ
今年の夏山、登山計画(願望?)を整理しながら、憧れの山々へと思いを馳せてみました

Photo-1: by kite
剱岳:この山に登るチャンスが何時か来るのか? 今は分かりません
昨年の立山縦走時、別山尾根から見た剱岳の山容は厳しくもとても美しかった
※ 剱岳は今年の登山計画にはありません、念のため(笑)
【お断り】
今回のブログの写真、既に一度登っている山の写真は過去の蔵出しの写真(by kite)と致しましたが
未だ登っていない山の写真は Wikipedia より借用させていただきました ※文中明記しておきます
さて、今年の夏に登る山の計画を【Challenge】、【Return】、【New】にカテゴリー分けして見ました
【Challenge】
文字通り、自分の実力から見て挑戦的な位置づけの登山を毎年エントリーする事にしました
昨年のチャレンジ登山は、欲張って「槍ヶ岳」、「赤岳」、「五竜岳」にしました
どれも登山二年目の初心者にはハードルが高い登山でしたが、入念な計画、準備を心がけた結果
強烈な記憶として残る、とても素晴らしい登山ができました
今年のchallenge登山として検討しているのが「奥穂高」、「鳳凰三山」、「白馬」
登山を始めた人達にとって、槍、穂高、剱の三つの山は遠い憧れですね
昨年の槍ヶ岳に引き続き今年は奥穂高に挑戦する予定です
涸沢にテントを張って翌朝奥穂高にアタック、ザイデングラードの難路はどんなでしょうね....
穂高連峰は、前穂高、奥穂高、北穂高、西穂高と4つの山があります
この写真は「北穂高から奥穂高」を眺めたものですが、北穂高も憧れの山の一つです
Photo-2 : ※Wikipedia
今年二番目の挑戦は南アルプスの鳳凰三山、特に地蔵岳山頂の「オベリスク」を間近に見てみたい
一昨年、甲斐駒ヶ岳に登った時、その中腹からみたオベリスクがとても印象に残っています
この距離では小さくて、探さなければ分かりませんが、写真で幾度も見たその「巨大な尖塔」の印象はとても強烈でした
Photo-3 : by kite
鳳凰三山の山小屋、チョッと条件に合わないため、頑張ってテントを担いで登ってみる予定です
これが何よりチャレンジです(笑)
青空をバックにしたオベリスク、凄く印象的な尖塔でしょう
Photo-4 : ※Wikipedia
三番目のチャレンジは、後立山連峰の名峰:白馬岳(しろうまだけ)
人気の山だけに色々なコースが考えられますが、高山植物、テント泊縦走、白馬大雪渓がキーワード
この山の優先順位はとても高いのですが.... 行けるといいですねぇ(笑)
Photo-5 : ※Wikipedia
【Return】
昨年登った山の中に、「その時の記憶が強烈」だった山が幾つかあります
槍ヶ岳、赤岳、五竜岳、立山、甲斐駒ヶ岳
その中からどうしても、今年も登りたい山を【Return】カテゴリーとしました
今年は、槍ヶ岳、立山、赤岳にもう一度登ってみる予定です
槍ヶ岳、本当は燕岳から登って表銀座を縦走したいのですが
其処までの実力は未だ無いので、昨年登った上高地~槍沢コースをベースに少しアレンジしてみたいと思っています
Photo-6 : by kite
山頂では、感激の余り思うように写真を撮れなかった気がします
今年は「槍ヶ岳の山頂からこの山を撮りたい」を明確にして登りたいと思います
Photo-7 : by kite
立山は今年登ると三度目になります
でも、最初の年は雨と風と霧で何も見えず、縦走した実感がありませんでした
そして昨年、素晴らしい立山の景色にゾッコン、これは毎年登る山だな... と思い、早速今年も計画に入れました
一の越から雄山を目指す途中の景色、険しさの中に美しさを感じる風景ですね
Photo-8 : by kite
縦走しながら見下ろす室堂平の景色もとても印象に残っています
二回ともチングルマの花はもう綿毛だったけど、今年は可憐な花が咲いている頃に行けるかな
Photo-9 : by kite
八ヶ岳の赤岳もとても印象的な山でした
昨年は重いテントを担いで行者小屋まで登りましたが、今年は人気の「赤岳鉱泉」にテントを張って
硫黄岳から赤岳を縦走してみたい... と思っています
Photo-10 : ※Wikipedia 右の高い山が赤岳です
赤岳展望荘から見上げる赤岳は険しかった
Photo-11 : by kite
赤岳そのものにも感激しましたが、一番印象に残ったのは、広漠とした雲海の向こうに見えた富士山でした
Photo-12 : by kite
【New】
昨年から登りたくて、計画まで作ったものの行くチャンスを逃した山々
どれも、決して楽な山ではありませんが、【Challenge】と云った意気込みでエントリーしてはいない山
それらを【New】のカテゴリーで纏めてみました
この範疇で今年登ってみたい山は三つ、「燕岳」、「蝶ヶ岳」、「金峰山」
「燕岳(つばくろだけ)」
白い花崗岩と緑のハイマツ、そしてコマクサ.... アルプスの女王と呼ばれる燕岳
一昨年の晩秋、計画を立て、山小屋・高速バスを予約したのに急な荒天で諦めた経緯があります
槍ヶ岳へと続く人気の縦走路の「表銀座ルート」の入り口でもある燕岳、夏の早いうちに出かけたいと思います
表銀座縦走路にある大天井岳(おてんしょうだけ)から眺める燕岳です
この縦走路、来年は歩けるかな....
Photo-14 : ※Wikipedia
次は蝶ヶ岳
常念岳を中心とした常念山脈にある「蝶ヶ岳」
上高地の徳沢小屋から登山ルートが開かれていますが、この山からの眺めるアルプスの素晴らしさは有名です
槍ヶ岳、穂高連峰を正面に見据え、堂々たる風格の常念岳を横に見る絶景
晴れた日に、この山に登りたい.... (笑)
蝶ヶ岳の朝、モルゲンロートに染まる空もこの山の魅力の一つ
Photo-16 : ※Wikipedia
このカテゴリーの三番目は、奥秩父の金峰山
隣の瑞牆山に登った時、次は金峰山... と思ったものの、登山コースの選定に迷って機を逃しています
新緑の季節とともに、秋の紅葉もすばらしいとのこと
夏山で登るか、錦秋に染まった金峰山に登るか... 又迷っています
Photo-17
遥かなるアルプス・八ヶ岳・奥秩父への誘い(いざない)
毎週のように山開きの報が入ってきて、いよいよ夏山も本番です
天気予報を見ながら、行ける時に即飛び出せるよう、準備は怠り無くしておく事にします
既に最初の山は決まりました
先ずは「蝶ヶ岳」、今年二度目の上高地からテントを担いで登る事にしました
今年は、素敵な山に幾つ出会えるのかな?
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