凧と浜風

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初夏の百名山(その2) テントを担いで雲取山へ【後編】

初夏の百名山(その2) テントを担いで雲取山へ【前編】に引き続いての後編では、
二日目の早朝、奥多摩小屋のテント場から雲取山山頂での往復と
テントを撤収た後、鴨沢の駐車場に戻るまでを纏めました

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標高:2017mの雲取山山頂、西暦2017年に登りました(笑)



朝4時半、前夜ぱらついた雨で濡れたテントを出て、山の様子を窺います
初夏の夜明けは早い!奥多摩の山並みに朝日が差し掛かり茜色に色付き始めました
良かった! 今日もお天気は大丈夫そうです

洗顔した後で軽い行動食を食べ、早速、CT(標準コースタイム)50分の雲取山山頂を目指します
この日の計画では、山頂まで往復した後テントを撤収して奥多摩山荘を「7時前後」に出発
約3時間半の下山時間を見込み、11時前には鴨沢の駐車場を出発する予定です
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奥多摩小屋の手製のテーブルにてザックの整理をしていると、正面に紫雲に霞む富士山がぽっかりと見えてきました
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前夜準備した軽い(!)アタックザックを背負って稜線を歩き始めると、富士山と奥秩父の山々徐々に浮かび上がってきました
この稜線が雲取山のカメラスポット、確かに素晴らしい景色です
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此方の方角は昨日歩いてきた奥多摩方面
空気の澄んだ日の夜には、この方角に東京の素晴らしい夜景が見えるそうです
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森が目覚め始めました
狙って写す「射光」とまで行きませんが、朝日を受けた森の彩りの輝きは美しかった
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少し歩いては、富士山がどの方角に見えるか確認してしまいます(笑)
宛ら、富士山のエスコートを受けながら雲取山の山頂を目指しているようです、とても贅沢な気分です
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奥多摩小屋から小雲取山、そして雲取山山頂へ
僅か50分ほどのコースですが、素晴らしい景色を見ながら歩くこの登山路はとても印象に残りました
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今回の登山の前に、色々な方の「雲取山登山のブログ」を読んで来ましたが
山頂付近で撮影した富士山の写真が「絵画」の様に感じられましたが、この日見た富士山も絵の様な印象を受けました... 何故でしょうね(笑) 
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ほぼ西に見える立派な山容の山は奥秩父山塊の主稜となる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)標高:2475m
甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるのでこの名がついたそうですが、此方も日本百名山
その後ろには南アルプス、北岳、間ノ岳と云った3000mクラスの山々が見えています
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テント場を出発して30分程で雲取山山頂にある避難小屋が見えてきました
必要最小限の荷物をつめた「アタックザック」の軽さは感動的(笑)
最近の登山のトレンドは「ウルトラライト」、ヘビーデューティーのテント泊はもう時代遅れだそうです(笑)
本格的な夏山登山のスタートに向け、やはり荷物の軽量化は重要ですね
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山頂まであと少し
最後の九十九折の登山路を登りながら振り返ると、奥多摩の山々が雲海の上に登場です
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ほぼ予定時間に山頂に到着
お隣のテントのご夫婦と山頂で再会致しました
このご夫婦、千葉県から来たそうですがこの雲取山はお気に入りの山との事で毎年登ってきているそうです
この後も鴨沢の駐車場につくまで、このお二人とは幾度かお会いしました
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持参した行動食を食べながら、山頂からの景色を暫し堪能致しました

ところで、この山頂でお会いした30台と思しき登山者お二人
テント泊らしいが、とても軽量の装備なので少しお話をさせて頂きました

何と!、今朝の零時に奥多摩駅に到着し、其処からタクシーで鴨沢の登山口まで来た後は夜間登山
暗い中を歩き続けて約5時間でこの雲取山山頂まで来たそうです
そしてこの後は甲武信ヶ岳まで稜線を縦走し、午後5時頃に山頂に到着した後は甲武信小屋でテント泊
翌日は夜明け前に甲武信ヶ岳を出発して、雲取山~鴨沢へとピストン縦走

凄く細かい時間の入った計画を見せていただきましたが.... まさにスーパーマンですね(笑)
登山を純粋なチャレンジ!として楽しむ「山男」と話をして、少し感動いたしました
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 二人の山男に別れを告げ、下山開始です
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7時少し前に奥多摩小屋に到着
濡れたテントのフライシートの扱いに苦労しながらも、20分ほどでテントの撤収を完了
水場で下山の為の水を調達した後、ほぼ予定時間に出発です

先ずは、ブナ坂まで開放感のある稜線を下ってゆきます6
先日、BS-NHKの百名山で「雲取山」の紹介をしていましたが、このブナ坂から奥多摩屋に向かう開けた空間
山火事の際の延焼防止の為に人工的に作られた空間との事でした、先人の知恵ですね
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ブナ坂に到着
この緑に囲まれた空間に来ると、ザックを下ろして新鮮な空気を吸いたくなるのでしょうね
此処は今回の雲取山でとても印象に残った場所の一つです
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テント場から下ってくる登山者、雲取山荘に泊まった登山者が下山を急ぎます
休日の朝、押し寄せてくる登山者が登ってくる前に下山する計画を立てる方が多い様です
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確かに....、この後登ってくる登山者との狭い登山路でのすれ違い
明るい山のご挨拶を交わす楽しさはありますが、結構手間がかかりました(笑)
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10時半、鴨沢の駐車場に到着
流石に晴天の休日、駐車場から溢れた車が林道の空き地を見つけては停まっていました

さて、今回の雲取山登山、昨年の八ヶ岳の赤岳、今年の涸沢と並ぶテントを担いでの少しキツメの登山でした
この後、夏に予定する同じような「少しキツメのテント泊登山」に向けて
荷物の軽量化を進める必要を感じました

憧れの...、 南アルプス・鳳凰三山、北アルプス・白馬三山、そして雲ノ平
テントを担いで出かけたい山は沢山ありますが、ハテサテ.... 幾つ登れるでしょうか(笑)

初夏の百名山(その2) テントを担いで雲取山へ【前編】、【後編】
二回に渡って纏めた雲取山登山記、お付き合い頂きありがとうございました



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4 Comments

りら says..."kite31 様"
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霞む空の中浮か富士山が綺麗ですね

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雲取山のカメラスポットである富士山と奥秩父の山々の稜線
しっかり拝見しましたよ

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いつかこの地で東京の夜景が見えるといいですね

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森の朝の爽やかさに感激されたことでしょうね

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印象に残った登山路
確かに魅力的です

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この日の富士山はこの日だけのです その貴重な富士山撮影出来て良かったですね
感動を記録に残すことが出来ます

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山での交流も大事な思い出ですね

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登山者と下山者との知恵の出し合いも必要なのですね


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陽射しの表現が素敵です

2017.06.24 06:50 | URL | #sSHoJftA [edit]
さゆうさん says...""
こんばんは。
登山をしていて、富士山が見えるって最高ですね。
それだけで疲れが飛ぶのではないですか。
2017.06.24 21:20 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

早朝、深い山並の向こうに見える富士山、雲取山の山稜から見た景色は素晴らしかったのですが
撮った写真を家で見て、あの印象的だった景色が写し取れて居なくて少し落ち込んでいましたが(笑)
りらさんには、よい所だけ汲み取って見て頂けたようで、大変恐縮です

私は、山ではできる限り多くの人に話しかける事にしています
場所柄から長話は迷惑なので(笑)、目の前の景色の話、登ってきた山の感想等、ワンフレーズでも
返事ができるような形になるよう、気を使っていますが....

山を始めて三年目、乏しい経験を少しでも補えたらと言った思いもありますが
素晴らしい景色を前にして、良いお顔をしている肩を見ると、声をかけたくなりますよね(笑)

苦労して登った山には、こうした交流もあるのだなぁ..、と感じた、雲取山登山でした

2017.06.24 21:26 | URL | #- [edit]
kite says..."さゆうさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

雲取山からの景色をアップしながら、富士山の好きなさゆうさんからコメントがありそう...
と思っていました(笑)

雲取山山頂に向かうこの稜線、本当に富士山を見るための舞台のような雰囲気でした
距離が大分あるので富士山の姿は小さいものの、奥秩父の山並の向こうに登場する富士と
正面から向き合う形で見えて来るので、とても印象的でした
2017.06.25 05:42 | URL | #- [edit]

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