凧と浜風

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遥かなる「残雪の涸沢」を目指して  【前編】

 遥かなる「残雪の涸沢」を目指して 【前編】 では 
上高地バスターミナルに到着後、明神、徳沢、横尾までのトレッキングの模様を纏めてみました

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どれ程沢山の人がこの景色に惹かれ、また訪れた事でしょうか
上高地、河童橋から見る穂高の雄姿、私はこれで四度目になりました
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今回のトレッキングのマップを載せておきますが、×印がリタイア地点です

概要(片道): 水平移動距離:上高地-Sガレ間 13.6キロ  
      積算標高差: 登り:941m、下り:328m
※リタイアしたSガレの先、涸沢まで一気に300m程登ることになっていました

ss-涸沢トレッキング

今回は厳しい行程を予想し、少しでも休めるように「さわやか信州号」はグリーン車を予約してみました
流石にグリーンのシートは全体的に余裕があり、中央高速の談合坂SAから大正池に着くまで熟睡していました
帰りは疲れ果てて何処でも寝られる筈なので(笑)、往路だけでもグリーンを予約するのは良い選択と思いました

朝5時20分、朝靄が漂う上高地バスターミナルに到着
手早く前夜購入しておいたパンで朝食を取り、登山計画書を提出して出発します
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河童橋から眺める「雪の穂高連峰」
梓川に沿って並んだカラマツの樹林に朝日が当たり、上高地は黄金色の輝きに包まれていました
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今年の冬は雪が多かったそうですが、5月に入り急速に気温が上昇した事で雪崩が頻発している様子
GWの間、穂高でも遭難が多かったようです
正面にある(筈の)岳沢小屋も、今は深い雪に埋もれているのでしょうね

目指す「涸沢カール」は、この穂高連峰の丁度裏側に位置します.... 約16キロ、遥かなる涸沢です
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雪解け水を集めた沢山の渓流が梓川に注いでいます
上高地の深い森も新緑に輝き、旅人に新しい季節の到来を告げています
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梓川の清流、天候、季節によりその彩りが変化するのですね
今日は美しいエメラルドグリーンでした
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明神に到着です
何時もは岳沢湿原を回って明神橋を渡って此処に来るのですが、この日は遠回りする余裕は無し(笑)
此処でも写真だけ撮って先を急ぎます
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明神から徳沢の登山路は「ニリンソウ」の群生地として有名だそうです

朝早いこの時間、ニリンソウは未だ目覚めていない様子でした
少し緋色の入った白い蕾が緑の絨毯の上に広がっています
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明神まで登山者へのエスコート役は「明神岳」だったのですが
徳沢に近付くと「前穂高」が出迎えてくれます

梓川もこの辺りは余り治水されておらず、河原では沢山の流木が朽ちています
そうした中、この河原でとても威厳のある立ち樹を見かけました
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穂高の険しい岩壁が間近に見えてきました
雪すらあの岩場には止まる事ができないのでしょうね
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徳沢~横尾に向かう登山路
土手沿いに鮮やかな「黄緑の草」が目を惹きます

家に帰って改めて調べたら、やはり「ふきのとう」でした(笑)
普通は花が開く前に摘んで食べられてしまう「ふきのとう」
でも、上高地では草花を摘むのは厳禁!!だから花が開くまでそのまま育っているのですね
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横尾に近付いて来ると、エスコート役は「穂高」から「屏風岩」に交代です
屏風岩の圧倒的な迫力!雪の季節はどのような姿なのか? とても楽しみです
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9時少し過ぎ、横尾大橋に到着
雪の塊が硬くしまって、モニュメントのようになっていました

此処では、万が一の場合のエスケープルートとしてテント場の様子を探っておきました
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軽く行動食を頂いた後、横尾山荘の掲示板で涸沢までの登山路の様子を確認します
やはり雪崩への注意が目を惹きます
気温の上昇に伴い、この先の登山路の変化を見逃さないようにします
では、出発!!!
ss-DSC_2736.jpg


素晴らしい景色を見ながら、上高地~横尾までのトレッキングの様子を纏めてみました

さて、次はいよいよ雪の残る「本谷橋」~ リタイアした「Sガレ」までの様子を纏めた
遥かなる「残雪の涸沢」を目指して  【中編】 に続きます


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2 Comments

りら says..."kite31 様"
一枚目
上高地、河童橋から見る穂高の雄姿
そのお言葉のごとくの景観美ですね

三枚目
カラマツの樹林のゴールドの輝きに魅了されます

六枚目
梓川の清流 それは目を奪われる程澄んで清らかですね
憧れますね 静であり動であり色彩は無限かのように感じます

八枚目
二輪草の蕾が可愛いですね

十一枚目
フキノトウはこれほど可愛いのですね
お写真でこの光景に出逢えて幸いでした
2017.06.01 19:04 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

一枚目の写真は、自分でも気に入っています
上高地の夜明けはいつもドラマチック、どんな景色が目の前に広がるのか?予想がつきません

新春の山、若葉=新緑では無く、また新緑と云うのは凄く沢山の緑の彩りである事に気づきます
この沢山の彩が、夏に向けて「濃い緑」に揃ってゆき、秋には又異なる錦に染まる....
街の中に居たら気づかなかった、自然の素晴らしい彩の変化です

梓川の水の色も、季節によって色々変化するようです
北アルプスの山々から流れ出した沢山の雪解け水を集めて流れる梓川、この水の源を想像するだけで楽しくなりますね

フキノトウって、新春の味覚として蕾の頃に頂く感覚しかなかったのですが(笑)
そのまま花を咲かせるとこうなるのですね

梓川の土手に、手付かずのまま沢山咲いていたので、チョッとお驚き
上高地では草花の採取は厳禁、だからこそ見られた花園でした

2017.06.02 06:01 | URL | #- [edit]

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