凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

今年六座目は、「陣馬山から高尾山」トレッキング

4月も中盤、いよいよ本格的な春山シーズンの到来です
神奈川周辺では、丹沢を始めとしてGW前後に開山される山が沢山あります

そうした中、絶大なる人気の「高尾山~陣馬山のトレッキングコース」
「高尾の春の花」を求めて人がどっと押し寄せる前に縦走してみる事に致しました

今年六座目の山は、陣馬山から高尾山へのトレッキングです
ss-DSC03097.jpg
陣馬山のシンボル(らしいw)、白馬の象を下から見上げてみます
この「富士山に向かって嘶く白馬の象」、京王電鉄が陣馬山を観光地化する一環として建てたそうです
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この週末、最初は大菩薩嶺に行く予定だったのですが
調べてみると、4月中旬では大菩薩付近は残雪も多く、車の通行規制で予定したコースを回れないことが判明
「大菩薩嶺」はGW以降に行くことにして、Bプランの高尾・陣馬へ

一昨年の最初の高尾トレッキングでは、高尾山から小仏峠、影信山を通って陣馬山へ
其処から和田峠に下り、バスで藤野に出てから中央線で高尾駅まで戻ると云う、結構手間の掛かるルートでした

そこで今回は、高尾~陣馬高原下までバスで行き、陣馬山から高尾へ戻るルートを選択しました
総距離: 18キロ、獲得標高: 1400m程度、標準コースタイム:420分 のコースとなります
※影信山の下の引いたピンクの自由曲線は後述する「路迷いルート」です、お恥ずかしい(苦笑)
ss-高尾縦走

先ずは、「陣馬高原下のバス停」から林道を30分ほど歩き、陣馬山登山口に到着です

この先にある「和田峠」、多摩地方のロードバイク乗りに人気のヒルクライムで、私も一度来たいと思っていましたが....
ロードバイクでなく、登山目的で来る事になってしまいました(笑)
この日も坂を登る登山者の横をロードバイクが駆け抜けてゆきました
ss-DSC03050_2017041817401642e.jpg

整然と植えられた美しい「檜」の樹林を一時間半ほど登ってゆきます
木漏れ日の光の強さ.... もう春本番ですね
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気持ちのよい樹林帯の間を登山路が続きます
此処まで登るとあと一息、右手に和田峠に続く林道が見えています
ss-DSC03064 (1)

陣馬山山頂への道標が見えてきました
春の景色に染まって登ってきましたが、未だ山の中には「冬の景色」がまだら模様に残っていました
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あの山稜の先が山頂の筈です
やはり山で見る青空は透き通っていて綺麗ですね
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陣馬山山頂(標高:855m)に到着です

ヤマケイの解説によると....
「古文書によると、関東の北条氏が甲斐の武田家への備えとしてこの山頂に砦を築いたので陣場山となった、とある。
それがいつの間にか場が馬に書き替えられ、山頂に大きな白馬の像が立てられてしまった
と、少し怒っている様子(笑)
この山頂の馬の象、賛否両論... の様ですが
でも今はこの象を見たら、陣馬山だということは分かりますね
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標高は1000m足らずの山ですが、360度遮るものない景色は素晴らしいです
丹沢山塊、奥秩父、奥武蔵の山々が見渡せます
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陣馬山は東京都立高尾陣場自然公園、および神奈川県立陣馬相模湖自然公園に指定されており、
関東の富士見百景、かながわの景勝50選および八王子八十八景に選ばれている
また奥高尾縦走路、桜の名所の山としても知られる。
との事
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山頂に綺麗なトイレはありますが水場はありません
売店は信玄茶屋、富士見茶屋、清水茶屋の三軒があって、素晴らしい景色を眺めながら食事ができますss-DSC03087_20170418174043aff.jpg

一昨年の早春に来た時、この山頂のお茶屋さんで山菜うどんを頂きながら見た富士山がとても印象的だったのですが
この日は残念ながら殆ど雲に隠れていました
時刻は10時、軽く行動食を頂いた後、明王峠を目指します
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流石に人気のトレッキングコース
整備されたコースはとても歩き易く、高尾の自然を満喫できます
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予定時間に明王峠に到着
このトレッキングコースには途中に沢山の分岐したコースがあって奥がとても深い印象です
そして尾根のルートから分岐して下った先にはバス路線が整備されているので、高尾方面に戻るのも容易です
ss-DSC03107_201704181741030ea.jpg

コースの途中には幾つか茶店があってそこで食事もできます
これらの茶店には沢山の登山者が来るので、人がボッカして来るには消費量が多すぎるのでしょうね
キャタピラーの付いた無軌道車を使って登ってくる様子をTVで見たことがあります
此処にも赤い「無軌道車」が置いてありました
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本格的な春山シーズン開幕に向けコースの整備が進んでいます
多くの登山者が勝手に歩いてできた「わき道」、自然保護の為にコースを制限している場所も目立ちます
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予定では、「影信山」に12時過ぎに到着するので、山頂の茶店で昼食を頂く予定でしたが......

陣馬・高尾縦走ルートの特徴の一つに「巻き道」があります
アップダウンするルートで「登って」山頂からの景色を楽しむか?、先を急ぐので山頂を「巻くか?」を選択できます
この巻き道、道標に明確に書かれた「公認巻き道」と自然発生的にできた「非公認巻き道(笑)」があり、
目的地まで急ぐ場合、結構この「非公認巻き道」が便利だったりします

この日、影信山に向かうルートで調子に乗ってこの非公認の巻き道を急いで思わぬトラブルに遭遇しました
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事の顛末は......
途中までは通常の巻き道と同じだったのですが、幾つかの分岐を過ぎてゆくと次第に踏み跡が怪しくなって....
登山路のマークだと思って目指していた「赤いリボン」が変な所にあります
※写真の右1/4付近の赤いマークが見えますか?

これは一般の登山路にあるマークでなく、樹林で伐採作業をする管理人のためのマークのようで
今歩いている路も一般の登山路ではなく、樹林管理者の為の「作業道」である事が判明

さて、どうするか?
作業道は下り基調になっていてこのままでは影信山には行けそうもありませんし、なにより何処で途切れるか分かりません
高尾山で遭難? それは困るので....
スマホの「ヤマレコMAP」に高尾周辺のMapを読み込んできたので、先ずはGPSで現在位置を確認する事にしました

その結果、影信山のルートから150mほど下の「ルートに無い場所をトラバース」していることが判明
確かに、山の斜面を見上げるとずっと上のほうに明るい稜線が見えています、あそこまで高度差150mか....

現在位置とこの先進むべき方向が確認できたので
GPSを参照しながら作業道らしき踏み跡を辿りつつ稜線に登れそうなルートを探す事にしました

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整然と植林された樹林の間を九十九折の作業道が続き、稜線まで登ってゆけそうな場所を発見
此処から丸太で補強された作業道を慎重に登って行くことにしました

こうして、漸く正規のルートに復帰いたしました
「このルートはおかしい!」と気がついてから此処まで約一時間のロス
漸く登山路に合流したのは影信山の大分先になってしまったので、戻らずに小仏峠に進む事にしました
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小仏峠から見下ろす中央高速と相模湖、この休憩所で一休み
ベンチに腰かけると......、リカバリールートで急登を登り詰めてきたので脹脛が攣りかけています
参った、参った(苦笑)
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もう巻き道には懲りたので(笑)、小仏峠から城山まで世紀のルートをのんびりと進みます
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高尾山に近付いてくると、さくらを始め登山路脇で花が迎えてくれました
この辺りで漸く定常状態に戻った気分です
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高尾山間近の「一丁平」
此処ではもうつつじが咲いていました
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高尾山には予定より30分遅れで到着
展望台の人混みに入っていくのも気が進まず、そのままケーブルカーで下山いたしました


帰宅後、ネットで調べてみると....
影信山周辺で巻き道を進んでいる内に、作業道に入り込んで「コースロスト」と云う
私と同じような過ちをした方がかなり居るようです(苦笑)

本格シーズン前に良い教訓となったトレッキングでした


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2 Comments

きさく says...""
よく気づきましたね。
アルプスと違って低山はそう言った作業道とか鉄塔の巡視路が複雑に入り組んでいて迷いそうに
なる頻度は高いですね。
だからルートファイティングを訓練するには低山がもってこいです。
地形を熟知していれば、そう言う道に入り込んで新しい発見をするってのも楽しみですが、あまりお薦めできませんね。
踏み跡があるとついつい気になる悪いクセがあって困ってます(^^;)。
2017.04.20 20:10 | URL | #mQop/nM. [edit]
kite says..."きさく さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

そうなんですね...
ルートロスに関しては一見逆なんですが、低山のトレッキングルートの方が一般の登山路以外の作業路があって
巻き道を好んで使っていると迷い込むケースがあるのですね

高尾はルートが確りしているので、一応Mapはもって行きましたがコースタイムの確認しか使わないと思っていました
今回の件ではGPSがとてもありがたかったです

迷った際の対処法など、ある意味でとてもいい経験にはなりました(笑)

2017.04.21 06:46 | URL | #- [edit]

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