凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

今年の五座目は..... 西丹沢 檜洞丸 「その三」

今年の五座目は..... 西丹沢 檜洞丸  の「最終章」となります

この章は檜洞丸山頂、そして其処から難路の「犬越路」へと下る下山路からの景色
少し迷いましたが、管理人さんのアドバイスに従いピストンで「ツツジ新道」を下った帰路の様子を纏めてみました

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檜洞丸、犬越路から大室山を望む
高い所が苦手な人は足が竦むほどの高度感が得られる天空の階段です
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この季節、休日でも西丹沢に登る登山者は少なく、山頂には先刻出合ったカメラマン氏だけでした

この檜洞丸からは、西に向かって「犬越路」を抜け、「大室山」から道志渓谷に抜けるルート
逆に東に向かい、「蛭ヶ岳」~「丹沢」、「塔ノ岳」に抜ける「丹沢主稜縦走路」と
歩き応えのあるコースに続いています

今年、機会があれば一泊二日で「丹沢主稜縦走路」を歩いてみたいと思っていますが、今の季節は無理ですね
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素晴らしい冬空、真っ青な空をバックにダイナミックに流れる雲、
穏やかな陽気の中でゆったりと寛ぐ事ができました
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三年前に登った時にも目に付いた「ブナの倒木」
苔やキノコ、或いは鹿の食べ物になって、ゆっくりと土に帰って行くのでしょう
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登山口のある「西丹沢自然教室 標高540m」から1000m少々高度を上げた山頂(標高:1601m)
500m単位で積雪や山の様子が変化するので、登山前に自然教室で管理人さんに山の様子を聞く事はとても重要
例年、三月一杯は雪が積もる事も多い様です
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檜洞丸の景色の中で一番好きなのが、この犬越路~大室山を見通す眺め
初めてこの山に登った時、此処から眺め、特にその「高度感!」に圧倒された事をよく覚えています
鳥になって、谷に飛び込んでゆきそうな、擬似的な飛翔感覚を味わえます

檜洞丸に登ると必ず此処からの景色を眺めて、「犬越路」へのルートに降りられそうか?確認するのですが
五度登って降りて行けたのは最初の一回だけ、なので..... 今年は初夏のシロヤシオの季節に降りてゆきたいと思います
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山頂から此処まで少し下ってきましたが、階段に積もった雪の質が中途半端なので滑ってかなり怖い
チェーンスパイクは横への滑りに弱いので犬越路の凍結した痩せ尾根は危険!、との管理人さんのアドバイスに納得です
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西丹沢の深い山並み
この斜面は崩落し易いようで、いつも補強の板が新しくなっています
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かなり急な斜面を降りてゆくので、階段が途中から消えているでしょう(笑)
降りた先では暫く痩せ尾根尾根を歩きますが、左手がスッパリと切れ落ちていますね
写真中央で「どっかり」とした霞んだ山が大室山、あの山との鞍部への下り坂が鎖場を含む難路になっています
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写真を撮りながら暫し犬越路へのルートを確認した後は、山頂経由でツツジ新道に戻ることにします

木道を降り始めた所で、六頭の鹿に遭遇
後ろを歩いていた三頭は好奇心旺盛のようで、怖がる様子も無く、私の様子を見ています。 
でも、みんな同じ顔をしていますねぇ(笑い)

この山頂付近、今はもう彼らのテリトリーなのでしょうね
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この木道の下にバイケイソウが大繁殖しているのは、鹿が食べないからと聞いたことがあります
鹿の味覚に合わない!、と云うのが丹沢の山で鹿の食害から逃れる「植物の進化」なのかもしれませんね(笑)
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下山路は少し急ぐので、カメラとトレッキングポールを仕舞って下る事にしました
山頂付近から写した最後の写真です
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今年の五座目は..... 西丹沢 檜洞丸 「一」、「二」、「三」とお付き合い頂きありがとうございました

先刻、「西丹沢自然教室」のブログを見たら、三連休を前に西丹沢は冬の山に戻ったとの事
今年の西丹沢の山開きは5月28日、表丹沢より一月も遅く、白馬連峰と同じ時期
もう暫く此処は冬の山、だからこそ風薫る五月、沢山の花がこの山を彩るのでしょうね

そう云えば....、三年前に初めてこの山に登ったのは、その前年のシロヤシオの「表年」で山全体がこの山に覆われたから
この年の評判を聞きつけて沢山の登山者がやってきた三年前は「裏年」、数えるほどのシロヤシオしかありませんでした

そして、シロヤシオが「表年」だった年、この檜洞丸の「熊笹」が一斉に花をつけたそうです
笹が花をつけるのは... 、都市伝説を含めて色々な話がありますが、
少なくともこの檜洞丸では、熊笹が花をつけた翌年、殆どの熊笹が枯れてしまいました
自然の大きなサイクルの中で、人が出会う「自然の景色」には、不思議な巡り合わせがあるのかもしれませんね



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