凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

山の記憶 2016(4)  4rd Quarter

今年も残り3日、この記事は何とか今日中にアップしたいと思います

さて、4編に渡って綴ってきた山の記憶2016、長らくお付き合い頂きましたが漸く最終章です

4th Quarter は10~12月、晩秋・・・ 山々が冬の眠りに着く前、最後の輝きを見せてくれる季節
錦に染まった山の美しさ、その山毎に個性があることをとても感じました
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雨上がりの至仏山中腹から見る「尾瀬が原」
草紅葉、そして空を写す池溏とのコントラストがとても美しかった
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● 二度目の尾瀬 草紅葉の拡がる晩秋の湿原はとても美しかった

※【晩秋の尾瀬トレッキング】   ← ブログ記事へのリンク


昨年の初夏、初めての山小屋泊登山のコースに選んだ、尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山のトレッキングコース
湿原の緑、ニッコウキスゲの黄色、そしてワタスゲの白・・・ 本当に美しい眺めでした

山小屋で聞いた尾瀬の四季の中でも、広い湿原が一面の草紅葉に覆われる晩秋の景色に強く惹かれました
10月初旬、予定していた涸沢行きを延期して、この尾瀬に戻って参りました

未明の大清水、熊との遭遇を避けるため夜明けを待って出発です
朝靄の広がる三平峠、山々がゆっくりと冬に向かっていることを感じる景色でした
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尾瀬沼に隣接する大江湿原、このオレンジ色の広がりを見ると、「草紅葉」と云う言葉の表現力に感嘆します
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山小屋のある「見晴し」に向かう途中で越えてゆく白砂峠
池溏に映る広葉樹の錦がとても素晴らしかった
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この日お世話になったのは「弥四郎小屋」
昔の学校の校舎のような佇まいですが、食事がとても美味しく、お風呂を含めた室内はとても快適でした

後ろの燧岳、今回はすっきりと姿を現してくれませんでした
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山小屋を早朝出発し、至仏山に向かいました
池溏に浮く水草も草紅葉、美しい彩りを楽しませてくれました
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この日は雨がぱらつく生憎のお天気
余り雨が強いようならば至仏登山は見合わせる積りでしたが・・・ この後、至仏からの景色を改めて見て、本当に登れてよかった!
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至仏山中腹から見る晩秋の尾瀬ヶ原の草紅葉 暫く目が離せませんでした
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山頂まであと少し、この天空の梯子の辺りが疲れのピーク
二度目の至仏山も、楽をさせはくれませんでした(苦笑)
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至仏山から鳩待峠に向かって降りてゆくと、山々は独特の晩秋の景色を見せてくれました
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● 念願の「晩秋の涸沢でのテント泊」、今年は諦めました

※【晩秋から初冬の上高地トレッキング】   ← ブログ記事へのリンク

昨年の10月初旬、初めて見る涸沢の紅葉の素晴らしさには圧倒されました
でも、この時期の涸沢~上高地の混雑は強烈(苦笑)、山小屋の予約には本当に苦労しました

そこで、今年は晩秋の涸沢にテントを持ち込み、夜明けに穂高が紅に染まる「モルゲン・ロート」、そして夜には満天の星
素晴らしい山の景色を見てみたい、更に当日の様子を見て奥穂高へアタックしてみたい
と云う夢のような(笑)プランを持っていましたが・・・・

尾瀬の予定を押し込んだ事、涸沢の紅葉が今年はいまひとつとの事前情報、更には予定した日時には奥穂高は初冠雪・・・
と云った悪条件が重なり、夢が覚めたように・・・ 別の計画を余儀なくされました

プランBは、晩秋の大正池から上高地を歩き、憧れの徳沢園にテント泊する
これはこれで非常に楽しみな計画になりました


朝5時、上高地バスセンターに向かう深夜バスを途中下車して、大正池の湖畔に降り立ちました
厚い雲が掛かっていましたが、夜が明け始めると雲が切れて穂高が顔を出してくれました
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大正池から河童橋に向かう途中にある「田代湿原と田代池」
小さな池ですがとても雰囲気の良い場所でした
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上高地の鉄板風景 晩秋の河童橋と穂高
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徳沢園のテント場は昔牧場だったそうで、草原の上にテントを張る立地はとても気持ちの良かった
上高地から槍・穂高・涸沢に向かう沢山の登山者が此処を通ってゆきます
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翌朝、夜明け前から此処で待機している価値がありました
前穂高を紅に染め上げるモルゲン・ロート 山がこの様な色に染まるなんて・・・ 本当に感動しました
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朝陽を浴びた徳沢園もとても美しかった
山間の狭い場所にテントを張って登山に備える、徳沢園ではそうした緊張感から開放されたテントで自由な時間を楽しみました
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涸沢行きはあきらめましたが、途中の屏風岩は又見たかったので・・・・ 
この岩壁、やはり凄い迫力でした
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● 西沢渓谷は噂に違わぬ素晴らしいトレッキングコース

※【錦秋の渓谷トレッキング  奥秩父・西沢渓谷】   ← ブログ記事へのリンク


昨年の涸沢の紅葉が余りに素晴らしかったので、今年の秋は少々物足りない想いをしていました
でも、素晴らしい錦秋の山々を求め・探して色々調べているうちに、思わぬ掘り出し物に出合いました
奥秩父・西沢渓谷の渓谷を歩く紅葉巡り、このトレッキングコースは本当に素晴らしかった

鶏の鶏冠のような山容の「鶏冠山」、その麓の一面はすっかり秋色
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川の飛沫に濡れ、滑りやすい渓谷を歩きながら、山の斜面の錦の樹林を楽しむ
此処は大人のテーマパークのような楽しさでした
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山間からの斜光に輝くカラマツ林、黄金の穂先が眩く輝いています
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● 西丹沢の秘境 ユーシンブルーに誘われて

※【満を持して・・・  錦の西丹沢・ユーシン渓谷へ】   ← ブログ記事へのリンク

西丹沢と言うと、檜洞丸、大室山・・・ 少し険しい山に頑張って登るイメージでしたが
以前から気になっていた「ユーシン渓谷」

昨年、「ユーシンブルー」の話題がテレビで取り上げられてから、一気に全国区の扱いになったようです(笑)
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これが噂の「ユーシンブルー」
確かに美しいのですが、この水色を前にした(長い距離を歩いてきた)観光客の皆さんの反応がとても面白かった
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休業中のユーシンロッジ
未だ綺麗な状態のまま、今も再開の道を探しているようですが・・・・
神奈川の貴重な観光資源、何とか上手く活かして欲しいですね
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ユーシンロッジまで車で行けた頃の名残
灯かりの全く無い手彫りの8つの隧道、そして舗装道路の名残の数々・・・ 廃墟ファンを集めるのも良いかも(笑)
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往復19キロ、高度差450mと緩やかな傾斜のトレッキングコース
素晴らしい秋色に染まった西丹沢の自然に触れながら、楽しい一日を過ごせました
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● 富士山麓 足和田峠トレッキングは山麓の紅葉狩りトレッキングに変更

※【錦の奔流へ  富士山麓紅葉巡り   ← ブログ記事へのリンク

昨年、紅葉の時期を過ぎてから歩いた足和田峠、葉を落とした樹林を見ながら次は紅葉の時期に来ようと決めていました
しかしながら、当日は深い霧と凄い寒さ 見通しの利かない稜線を震えながら歩くのも気が進まないので・・・・
ドライブ+軽めのトレッキング に切り替えました

湖北ビューラインにある「紅葉トンネル」
駐車場の奥に広がる樹林はとても美しく秋色に染まっていました
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樹高のある木々に囲まれた散策路の紅葉は見応えがありました
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紅葉トンネルの傍、打ち捨てられたような別荘の廃墟 此処の紅葉の彩には迫力があります
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紅葉回廊前の遊歩道で漸く富士山に会えました
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私の大好きな眺め
紅葉台から少し登った場所にある「三湖台」、此処から見下ろす茫漠と拡がる青木が原の樹海
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河口湖・大池公園のポプラの巨木も、富士山麓で好きな景色の一つです
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帰りに寄った山中湖から見る富士山 此処はダイヤモンド富士の季節には大混雑だそうです
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● 古都鎌倉 秋色の景色を探して・・・・ 

※【今年最後の紅葉狩り  鎌倉・獅子舞の錦秋   ← ブログ記事へのリンク

昨年初めて歩いた鎌倉の獅子舞
古都鎌倉とは思えぬ、荒々しくスケールの大きな晩秋の景色には驚かされました
今年は少しショートカットして、明月院横から天園ハイキングコースに入りました
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建長寺の裏にある「勝上献展望台」からの眺めです
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今年の獅子舞の紅葉は少し時期がずれてしまった印象
来年は、銀杏が黄金色に色づくころに来てみようと思います
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● 今年の最後の「金時山~箱根外輪山」へ

※【今年の29座目は・・・  紅葉の終わった箱根・金時山】   ← ブログ記事へのリンク

公時神社、此処は厳しい季節の引き締まった空気が似合うような気がします
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残念ながら、金時山山頂から富士山は見えませんでした
草紅葉の広がる仙石原から芦ノ湖を見下ろします
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山ご飯を楽しむ予定の丸岳山頂
一転にわかに搔き曇り・・・ 急な雪と風で早々に撤退しました
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第四章は駆け足で失礼致しました
此処までで29座、実は先週末に今年最後の登山となる三十座目の山、十里木高原の「越前岳」に登って参りました

天気予報の晴れを信じ、快晴の下でみる富士山に期待して行きましたが・・・・ この日も富士山は雲隠れ(笑)
この登山記事は「山の記憶の記事」と重複するので、年明けの余裕のあるときにアップしたいと思います



何とか、今年も「山の記憶」を年内にまとめる事ができました
記録を整理しながら、写真を見ていると、来年登りたい山、歩きたいコースが沢山頭の中に生まれてきます

今年登った三十の山々、それぞれの山で過ごした素晴らしい時間に感謝です
来年もまた 楽しい山の時間を過ごせたら・・・・ と願っています



【凧と浜風】   お付き合い頂き ありがとうございました
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8 Comments

りら says..."kite31 様"
4枚目
映り込みの美しさに目を見張る思いでした
6枚目
池の水面にある華やぎが格別でしたね
7枚目
木道の芸術性にも感嘆しました
12枚目
幻想的な光景に暫し見とれました
16枚目
カラフルなテントの可愛さに微笑みました
17枚目
険しさゆえの美も堪能させて頂きました

2016年 山の表情の豊さ教えて頂き感謝しています
2016.12.29 20:58 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

何とか年内に、
年の山の記録をアップできました

ブログをアップした時には、山での新鮮な気持ちを写真と共に書き連ねてゆきましたが
少し時間を置いて写真とブログ記事を眺めると、少し距離を置いて第三者的な視点から
その時の登山の様子を眺める事ができますね

夏から秋、宿泊を伴う遠征で登った山々の記憶・記録は色褪せませんね

やはり、其処に行かなければ見られない、多くの登山者の心を掴む場所・・・
そうした場所には、大きな感動が待っているようです

来年は雪解けを待って少し早めに動きたい、そしてもっと沢山の山に登りたい
年とともに、こうした夢が大きくなってゆきますね

山旅毎に、丁寧に写真と記事を見て頂いた上で貰える「りらさんのコメント」にも大変感謝しています

来年も宜しくお願い致します
2016.12.30 21:48 | URL | #- [edit]
x都人x says...""
今晩は
沢山の素晴らしい壮大な風景を何時も拝見出来るのを
楽しみにしてます。
来年もどうぞ宜しくお願いします。

では良いお年をお迎えください。
2016.12.31 16:48 | URL | #- [edit]
tanbattuko says..."今年一年"
本当に美しい山々の自然
そして
素適な風景をありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。
2016.12.31 20:49 | URL | #- [edit]
keiko1203 says..."こんばんは"
今年も、いろんな山に出かけられたのですね。
秋の尾瀬も素敵ですね。
尾瀬といえば、15年前ですが
心臓の手術をした翌年に尾瀬ヶ原を歩いたことを
懐かしく思い出しました。
今では、無理のきかない体になってしまったので
kiteさんの雄大な山や自然の風景を拝見するのが楽しみです。
来年もよろしくお願いします。




2016.12.31 22:19 | URL | #- [edit]
kite says..."都人さんへ"
あけましておめでとうございます、コメントありがとうございます

山に登って2年目の昨年は、本当に素晴らしい景色に巡り合う事ができました
今年は残雪の時期にも少し頑張って登ってみようかと思っています

本年も宜しくお願いいたします
2017.01.01 08:01 | URL | #- [edit]
kite says..."tanbattuko さんへ"
あけましておめでとうございます、コメントありがとうございます

昨年は、本当に充実した登山ができたと思っています
これまでに見たことのない素晴らしい風景、夢中でシャッターを押して写してきた写真ばかりですが
あの場で感じた感動の一端でも、私の写真から感じていただけたら嬉しいです

本年も宜しくお願い致します
2017.01.01 08:03 | URL | #- [edit]
kite says..."keikoさんへ"
あけましておめでとうございます、コメントありがとうございます

keikoさんも尾瀬を歩いた事がおありなのですね
一昨年初めて歩いた初夏の尾瀬、そして昨年の草紅葉の尾瀬
山の景色は、四季に応じて随分異なった景色を見せてくれます
今年も、沢山の素晴らしい山の景色に出会えたらと思います

本年も、バラとニャンズの素敵な写真を楽しみにしています
今年も宜しくお願い致します
2017.01.01 08:07 | URL | #- [edit]

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