凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

山の記憶 2016(1)  1st Quarter

今年もあと二週間となりました
12月に入ると、その年の写真を整理しながら1年の出来事を振り返るのがここ数年の年中行事となっています
特に山を本格的に始めた昨年からは、年の瀬に写真で蘇る情景がずっと深く、濃いものになった様な気が致します

と云うことで、今年も写真から登った山の記憶・記録を紐解きながらブログを纏めてみようと思います
山の写真と言うだけで膨大な量の写真となるので、厳選しながらQuarter毎に纏めることに致しました

先ずは 1st Quarter(1,2,3月)の山の記憶から
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河口湖湖畔 大石公園から眺める夜明けの富士
凍えるような冬日の朝、朝陽を浴びて徐々に色付いてゆく富士の姿には神々しさを感じました
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本格的に山を始めた昨年、始めは恐る恐ると山を選びながらも少しずつレベルを上げ、無理と思える山は翌年以降の目標にしました
その為、登山2年目の今年は前年の登山記を整理しつつ「何処までチャレンジするか?」が年頭の大きなテーマとなりました

その結果、今年の抱負(目標)はザックリと三つ

●軽アイゼンで登れる雪山への挑戦
●難関と言われる「槍・剱・穂高」のどれか一つに挑戦
●山小屋登山を楽しみつつ、今年からは山でのテント泊を始める

これらの挑戦を担保するために、冬の間に随分と山道具に投資を致しました(笑)
ザック、シューズ、ウェアのバージョンアップ、山ご飯道具、テント泊道具の新規購入・・等々

こうした具体的な目標から詳細な計画立案への流れが、今年の充実した山歩きに結びついたと実感しています
なので、登山三年目に向けて、今年のレビューを吟味しながら具体的な目標に繋げて行きたいと思います

さて、山の記憶 2016(1)  1st Quarter は、2016年1月、2月、3月の記録となります


● 富士山麓の難所 十二ヶ岳登山

【2016年 初登山は「十二ヶ岳」】   ← ブログ記事へのリンク

夏に北アルプスにチャレンジしたいと思い、其処に向けてのスキルアップ登山を念頭に比較的難しい山をピックアップしてみました
この「十二ヶ岳」もその一つで、一から始まり十二の頂きまで続く縦走路、最後の十二ヶ岳の岩山は登り甲斐がありました

十二ヶ岳はアクセスに難があるので、かなり早めに家を出てきたので、日の出前後の河口湖と西湖を楽しむ事ができました
海外からのお客さん三名、夜明けの富士山にすっかり興奮していました
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西湖で見る「けあらし」
海で発生する「けあらし」は写真で見た事がありましたが、富士山を後ろに背負った西湖で見た「けあらし」はとても幻想的でした
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十二ヶ岳に向かう前段の山「毛無山」
この山頂から見る真冬の富士と西湖の眺めは素晴らしかった
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十二ヶ岳に向かう最後の岩壁に掛かる吊橋
この橋を渡った後、ほぼ垂直に立ち上がる岩壁をクサリを使ってよじ登りました
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● 丹沢屈指の難路 【大山三峰山】

【丹沢屈指の難路 「大山三峰山」登山記】    ← ブログ記事へのリンク

北アルプスへのスキルアップ登山の第二弾
丹沢屈指の難路「大山三峰山」、暖かい季節は山蛭の被害が多いとの事で、残雪の残るこの1月にチャレンジしました

丹沢山系でこうした注意書きを見るのは、西丹沢の犬越路以来
痩せ尾根、急登、鎖場・・・ 雪の残る険しい登山路は緊張の連続でした
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途中、殆ど登山者を見かけなかった・・・ と云うのも、この登山路の特徴かもしれません
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両側が崩落した痩せ尾根、岩場に掛かる沢山のクサリ
危険度の高いと言われる山では、どの様なリスクがあるのか?この山で実際の現場を見た経験はとても有効でした
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● 今年の初箱根は雪の金時山

【雪の金時山から箱根外輪山を縦走】    ← ブログ記事へのリンク

念のためにと持っていった「軽アイゼン」が即必要となった冬の金時山
雪の残る麓の公時神社にて「登山の安全」を祈願する登山者の真剣な姿がとても印象的でした
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金時山にはこれまでに4回登りましたが、山頂から富士山が言えたのは2回
流石に、真冬日のこの日見た富士山が一番美しかった
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広い富士山の裾野、
左手に見える山は富士の三足の一つ「愛鷹山」、遥か遠くに南アルプスまで見えています

※富士の三足
富士山は美しい高山として名高いが、その麓にあたかも貴者の従者を従えるごとくに3つの山をもっている。
山梨県富士河口湖町の足和田山、神奈川県側の愛鷹(あしたか)山、足柄山である。
訓読みで「アシ」なので、この3山を「富士の三足」という。 
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毎度お馴染みの「丸岳」から見渡す箱根
普段見慣れていないせいか・・・ 雪景色と云うのはとても印象的ですね
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● 二週続けての雪の箱根は海賊船のオプションつき

【二週続けての箱根外輪山縦走記】    ← ブログ記事へのリンク

箱根外輪山からの眺めに惹かれ、前週に歩いた「金時山~長尾峠」の後を受けて、湖尻から元箱根まで縦走してみました
この縦走路の主役は芦ノ湖と富士山でした
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この日、二度目となる軽アイゼンを装着してのトレッキング
山頂付近の雪の上には、本格的なアイゼンの足跡、そして一緒に歩いたと思われる犬の足跡
獲物の足跡を辿る狩人になった気分でした(笑)
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雨氷と言う現象も、この日の箱根で初めて見ました
この雨氷で重たくなった木の枝が折れたり、倒れ掛かったり・・・ 登山路がかなり歩きにくくなっていました
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芦ノ湖スカイラインの直ぐ横を通るトレッキングコース
いつも車で走っていたルートを自分の足で歩くのは、何とも奇妙な感覚でした
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元箱根へと下って行く石畳の急坂
海賊船の時間に間に合わせるため、雪の残るこの急坂を走って下った時の記憶が今も生々しく残っています
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スタート地点の桃源台に到着
海賊船は海外、特に中国からの観光客に凄い人気でした
日本人なのに完全にアウェー、その上に登山ウェアとザックの登山者のスタイルはとても浮いていました(笑)
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● 箱根旧街道を歩く

【冬晴れの箱根旧街道トレッキング】    ← ブログ記事へのリンク

子供の頃から幾度と無く来ている「箱根」、しかし車で通るだけでは分からなかった箱根の魅力を再発見すべく
「山と高原地図」の箱根編を購入し、色々なルートを調べてみたのがこの頃

一度は歩きたいと思いながら中々歩けなかった「箱根旧街道」
この日はのんびりと旧街道を歩いた後、ハイキングコースに点在する休憩所で山ご飯を頂く計画を立てました
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手入れの行き届いた登山路と杉並木
知っているようで知らなかった・・・ そんな箱根の魅力に触れた一日でした
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強羅温泉のホテルや旅館、その向こうには金時山が見えていました
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この日は芝の向こうに見えるベンチで山ご飯を頂きました
終日暖かい陽射しを受けながら、緩やかな山を登る・・・ 本当に快適なトレッキングだった
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● 雪の西丹沢 檜洞丸へ

【水墨画の世界を求めて 西丹沢・檜洞丸】    ← ブログ記事へのリンク

雪の箱根路を少々歩いて、軽アイゼンにも馴染んだので、雪の丹沢山系を狙っていましたが、漸くこの日に実現しました
西丹沢自然教室のブログにて「先日の降雪で西丹沢は水墨画の世界」との記述にすっかり惹かれ、
雪の残る道を車で恐る恐る西丹沢まで分け入ってみました


檜洞丸(ひのきぼらまる)にある山小屋は「青ヶ岳山荘」と言いますが、その名前の由来・・・
この檜洞丸、その山の色が青く見える・・・ との事で、別名「青ヶ岳」と呼ばれていたそうです

この日、雪に覆われた檜洞丸から見た山並みはとても青く見えました
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檜洞丸山頂付近
この山の山頂付近は、木の階段、木道が整備されています
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山頂付近、鹿の食害と大気汚染で立ち枯れしたブナの大樹が白い幹を晒しています
この立ち枯れしたブナと真っ青な冬空、この眺めも素晴らしかった!!
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山頂から難所の「犬越路」を見下ろす
晴れた日でも危険と言われる難所の犬越路、流石にアイゼンを履いて降りてゆく勇気はありませんでした
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山頂から表丹沢の山々を見渡します
雪の丹沢山、塔ノ岳、鍋割山・・・ これらの山々を見て、次はあそこを歩いてみたい、と強く感じた瞬間です
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● 雪の丹沢 鍋割山登山

【雪の鍋割山から大倉尾根へ    ← ブログ記事へのリンク

西丹沢にて軽い雪山登山を経験した事で、益々表丹沢の雪景色に惹かれていましたが・・・
漸くそのチャンスが巡って参りました

駐車場から林道に向かう途中、雪に好かれる山と嫌われる山(笑)、結構極端なのですね
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林道から登山路へ・・・
杉林を歩いてゆくと、杉の枝から雪の落ちる音が頻繁に聞こえてきます
この音、登山靴が雪を踏む音共に雪山独特の音ですね
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雪の急坂で苦労しながらも漸く山小屋に到着です
大倉尾根や丹沢山・・・  この山小屋の「鍋焼きうどん」を目指して色々なルートから登山者が集まってきます
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鍋割山山頂から塔ノ岳に向かう稜線
すっかり雪に覆われたこの登山路の景色も素晴らしかった
指先が悴むのも忘れて、シャッターを押していました
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鍋割山で出会った登山者から「大倉尾根」の雪の具合を聞いていたので
アイゼンを外して、この「バカ尾根」を一気に下りました
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● 登山始めの山 大山へ再び

【一年ぶりの大山(阿夫利山)登山】    ← ブログ記事へのリンク

昨年、本格的に山に登る前に、自分の体力と登山者の様子を確かめるために登ったのがこの「大山」でした

子供の頃から、いつも目の前にあった山が富士山とこの大山
それだけ馴染みの深い山だけに、登山を始める最初に登る山としてとても相応しいと感じていました

この日は、1年遅れで山を始めたKさんとこの大山に登ってみました
登山口となるヤビツ峠、此処は関東でロードバイクに乗る人にとって「聖地」と呼ばれる峠です
登山バスが峠を目指すローディーの横を静かに通り過ぎる・・・ 登山とロードバイク、ヤビツは特別な場所になりました
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阿夫利神社のある大山山頂まであと少し
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手入れの行き届いた杉林
大山から下る登山路はとても綺麗に整備されています
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ケーブルカーを使って楽をするルートもありますが
登山のトレーニングなので石の階段の続く登山路を降りる事にしました、但し楽な「女坂」を降りる積りが路を間違えて「男坂」へ・・・
崩れそうな、急な石段を降りる恐怖感はかなりのものでした
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山の記憶 2016(1)  1st Quarter 季節は冬、この期間の登山では寒さへの備え、雪道の歩行、を学ぶ事ができました
昨年の冬は、記録的に雪が少なかったようですが、今年は雪が多そうですね
冬、雪山(2017)は何処へ行きましょうか・・・・


山の記憶 2016(2)  2nd Quarter (4,5,6月) へと続きます



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6 Comments

ノース says..."はじめまして。"
素晴らしい山の記憶2016、
拝見し始めたのですがゆっくり見たいので、
見終わりましたら、改めてコメントしたいと思います^^
2016.12.20 12:35 | URL | #gGj3Lv6Q [edit]
りら says..."kite31 様"
一枚目
優雅なる富士山の姿 神々しさを感じずにはいられませんよね
二枚目
三人の後ろ姿に富士山への敬意を感じます
三枚目
私も「けあらし」のお写真 拝見出来て幸いでした
四枚目
西湖の銀色の輝きは自然の芸術ですね
五枚目
険しい橋ですよね でも素晴らしい思い出となりましたね

自然が醸し出す芸術作品の数々 堪能させて頂きました
有難う
2016.12.20 21:22 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."ノースさんへ、はじめまして"
おはようございます、コメントありがとうございました

ブログにアップした山の風景、どの山もとても印象に残っています
登った時の様子を思い出しながら、少しでもその感動をお分けできたら・・ と写真を選択して見ました

何か感じるところがありましたら気軽にコメントを頂けたら嬉しいです

本格的な冬の山を撮りたいと思っているので、ノースさんのブログにもこれから遊びに寄らせて頂き
参考にさせて頂きます

宜しくお願いします
2016.12.21 07:39 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

この1st Quarterの写真は全て真冬の写真なので、写した時の緊迫感、緊張感が
今も思い起こされます

早起きして、寒い湖畔、山間・・に出かける事で始めて見られる景色、
登山二年目の直向さに、大自然からの贈り物だったように感じます

楽せず、怠けず、今冬も早起きしてこうした景色に出会えるようにしたいと思います

私にはやはり冬は富士山ですね(笑)
2016.12.21 07:47 | URL | #- [edit]
ノース says..."おはようございます。"
拝見させていただきました^^

富士山の周辺の山々からみる景色を、軽アイゼンが必要な雪山に登山して見ることに憧れを感じました!
特に印象に残ったのが、毛無山からの富士山と西湖の眺望は、ご自分の足で苦労して登った者だけが見られる絶景ですね。
また、「西丹沢の水墨画の世界」は見られなかったようですが、雪に覆われた檜洞丸から見た山並みと富士山の青い景色も絶景です!

車で高い山でも気軽に行ける現代ですが、こうしてご自分の脚で苦労され登ることは、計画・準備、登る、そして振り返って次の登山に備える。
これらのプロセスを考えると、ある意味最も贅沢なことではないかと思います。
自分ももう少し若ければと強く思いました^^

次回も楽しみです。
ありがとうございました!
2016.12.21 09:13 | URL | #gGj3Lv6Q [edit]
kite says..."ノースさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

お褒め頂いた「毛無山からの眺望」、寒い冬日に朝から苦労して登ったあとで見た景色だったので
本当に感動いたしました
この写真を整理してみて、来年年明けに又此処に登ってみたくなりました

西丹沢の景色、この時にはスタッドレスを履いていなかったので、少し時期を遅らせたが為に
水墨画の景色を見逃してしまいました
今年は車にも雪道準備をしたので、色々な景色に出会えると楽しみにしています

そうですね・・・
山の楽しみは三回あると言います、「計画」、「実行」、「追憶」
ゆっくり写真を撮りたいので、ソロで山に登るスタイルに拘っている為、計画、準備は入念にしています

今年できなかったことを翌年チャレンジできる、謙虚に向き合えば色々な事を学ばせてくれる
山を知って本当によかった、と思っています
確かに贅沢な楽しみかもしれませんね(笑)


2016.12.21 23:19 | URL | #- [edit]

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