凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

今年の29座目は・・・  紅葉の終わった箱根・金時山

寒さはこれから本番ですが、今週に入って日没の時間は少しずつ遅くなり始めたそうです
季節の移ろいは何とも複雑ですね

さて、先のブログに記した通り、今年の山歩きは此処までで【28座】
今年も残すところ3週間足らず、スケジュールを確認してキリの良い【30座】を目指す事に致しました

そしてこの日登った【29座目】は、冬模様の箱根・金時山
天気予報では晴れとの事なので、山頂から眺める富士山に期待し、早朝箱根を目指しました
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金時山山頂からの眺め 麓は未だ晩秋の気配、仙石原の草紅葉が鮮やかですね
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箱根の山は既に冬景色ですが金時山の人気は相変わらずの様で、朝7時で公時(きんとき)神社の駐車場は満杯
そこで隣接するゴルフ場の有料駐車場を利用する事に致しました

この季節、私の生活圏にある低山に登る楽しみと云うと
冬枯れした山の厳しい景色、山で食べる暖かい山ご飯、そして澄み切った空気の下で見る秀峰富士でしょうか
この三つが同時に楽しめる山として、金時山から箱根外輪山へのトレッキングコースはとても魅力的です

この日予定したコースは、
公時神社 → 金時山山頂 → 乙女峠 → 丸岳山頂(山ご飯) → 乙女峠 →公時神社
で、総計で5時間少々のトレッキングとなります

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いつも箱根を歩いて気になっていたのが、登山路脇に立つ番号札
正確には箱根町が管理する【管理杭】と呼ばれるそうですが、ハイキングコースの中で位置が分かる便利なもの

でもこの始点と終点の番号が分かると更に便利と思い帰宅後に調べたら、上のような有用なマップがありました
50m毎に立てられたこの杭で、現在の位置と残りの距離が分かるのは大変便利ですね
これから箱根を歩く際、確り利用したいと思います


さて朝8時、歩き始めた公時神社の気温は2℃、完全な冬装備でスタートです
先ずは公時神社に参拝してから登山を始めます

公時神社は普段は誰もいないので、この絵馬掛けに掛かった絵馬の類は皆さん持参されたものと思います
しかしタオル、手袋、キーホルダー・・ 、他の神社では余り見ないものが掛かっています
登山での安全を祈願して、その時に身に付けていた物に願掛けをしたのでしょうか・・・
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鳥居のしめ縄はお正月に換えるのでしょうか? 木製の鳥居は痛みが大分激しいですね
鳥居の間から見える、特徴のある山が金時山(標高:1212m)です
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境内で子供連れのお父さんが写真を撮っていたので様子を見ていたら・・・ 
金太郎が使った【マサカリ】が奉納されていました

au の三太郎シリーズのCMで、金太郎人気復活ですかね(笑)
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金太郎と姥が岩の下で一緒に住んだという宿石(やどりいし)です
この後ろの登山路から本格的な登りになります
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神社の裏手から続く杉並木、この辺りから険しい登山路に変わってゆきます
この逞しいこの杉の根を見ると、山の木々が山を自然から守っている事を感じますね
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針葉樹林と云うのは、いつの季節も変わる事のない爽やかな香りと緑の装いで迎えてくれます
冬山の冷気、季節風から守ってくれる樹林の優しさを感じます
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山頂まであと少し、この辺りから樹林が切れて仙石原、大涌谷の景色を眺める事ができます
この日は不思議な天候でした・・・ 画面左手、朝焼けにオレンジ色に染まっているのは相模湾です
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警戒レベルの緩和が7月にあって、名物の黒卵が復活した大涌谷
今日の火山ガスは比較的おとなしいようです
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金時山の山頂から眺める富士の姿と共に素晴らしいのがこの眺め
箱根外輪山に囲まれた仙石原、白煙を上げる大涌谷 もう少し登ると芦ノ湖や外輪山越しに駿河湾まで見通せます
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公時神社から1時間少々で金時山山頂に到着です
途中ですれ違った登山者から、「残念ながら、今日は富士山は見えません!!」と聞いていたので北西の向きは無視
南に広がる箱根の景色を楽しみました

この写真、お二人に高く買ってもらえるのではないでしょうか(笑)  なんとも絶好の位置でお休みでした
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写真の真ん中に見える塔の建つ山頂が【丸岳 標高:1156m】 素敵な眺めと快適なベンチのある山頂は私のお気に入り
金時山山頂から稜線上を長尾平、乙女峠を越えて丸岳山頂まで約1時間半程度のコースです

丸岳を越えて、箱根外輪山の稜線を元箱根まで歩く気持ちのよいトレッキングコースが整備されています、でも距離は結構あります
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11時半、丸岳山頂に到着です
2つあるベンチのうち、一つは数名のグループで盛り上がっていました
この日山ご飯として用意してきたのは、 レトルトカレー コーンサラダ ロングシャウエッセン コーヒー
眼下の箱根の景色を楽しみながら、のんびりと食事を楽しむ事に致しました

ところが・・・ 暫くすると、どうもお天気が怪しくなってきました
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金時山や大涌谷の上空には青空が広がっているのに、此処、丸岳の上空には黒い雲が広がり雪が落ちてきました
お湯を沸かし、アルファ米とレトルトカレー、コーヒーの準備を進めているうちに、次第に雪が激しさを増してきます
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テーブルに雪が積もり始めると、流石に廻りの皆さんも店仕舞いを始めます

私はレインウェアを着て、何とか準備を始めた山ご飯だけは頂く事にして、恨めしげに空を仰ぎます(笑)
テーブルの上のカメラもこれ以上濡らす訳にも行かず、数枚の写真を撮ってザックに仕舞いました

何とか意地でカレーとコーヒーだけは頂きましたが、この後フライパンを出す余裕は無し
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ドンドン悪化する天候に、本気で下山路の心配をし始めました

私の後に来てテーブルに同席した登山者の方、スープを食べるお湯が未だ沸かず、結構焦っていました
この段階で下山を急ぐ事にして、山ご飯の道具一式を手早く片付け、最短コースとなる乙女峠に向かうことにしました
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丸岳から乙女峠に戻ると、雪は嘘のように止み、晴れ間さえ覗いています

しかし、山の天気は分かりませんね
(天気予報を信じ)絶好の晴天で、富士山を眺める事すら期待していたのに・・・ 突然の大雪で山を下る事になるとは(苦笑)

最近3回の山歩きは、西沢渓谷、ユーシン渓谷、鎌倉・天園ハイキングコースと比較的緩めのトレッキングが続いていたので
足腰が鈍っていたのですねぇ・・・ 乙女峠の下り坂を急いで降りてきたら、かなり足に負担が掛かったようで
久しぶりの筋肉痛、これは足に残った【山の記憶】、確り噛み締めています(笑)


さて、これにて【2016年の29座目】の山歩きが完了致しました
今年のフィナーレとなる30座目、此れは過去に登った事のない山に行きたいと思っていますが・・・ 何処になりますか




【凧と浜風】   お付き合い頂き ありがとうございました
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2 Comments

りら says..."kite31 様"
二枚目
神社の絵馬
タオル 手袋 キィーホルダー
他の神社では見ることはありませんよね
とても興味深く拝見させて頂きました
三枚目
鳥居の痛みの激しさがよく分かりますね
それも山の神社ならではですね
拝殿は風情がありますね
四枚目
さすが金時山だけありますね
Au三太郎シリーズとか関係はあるのでしょうかね
迫力がありびっくりする程です
五枚目
まるで桃太郎がこの岩から生まれてきそうですね
岩が割れた形状に似ています

2016.12.14 21:37 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

公時神社の絵馬掛け、
少し調べてみましたが、タオルや手袋、キーホルダーが何故掛かっていたのかは不明です
機会があったらもう少し調べてみたいと思います

箱根に程近い湘南に生まれると、【金太郎】伝説はとても身近な存在です
足柄山、金時山、金時娘・・・
小学校の遠足や林間学校で箱根に行くと、バスガイドさんが必ずと言っていいほど
「足柄山の山奥で けだもの集めて 相撲の稽古 ♪♪」と歌っていたように思います

だから余り不思議にも思いませんでしたが、この地には金太郎伝説に因んだモノが沢山有るようです(笑)
2016.12.15 22:11 | URL | #- [edit]

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