凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

錦秋の渓谷トレッキング  奥秩父・西沢渓谷 「旧トロッコ道編」

立冬、そして木枯らし一号・・ 慌しく冬がやって参りました
今日の横浜地方は冷たい雨が降りしきり、最高気温はクリスマスの頃と同じ程度との事 
寒いですね・・・ 愛猫のしじみが、直ぐにひざの上に乗ってきます
この週末にはコタツを出すようかな


さて、西沢渓谷のトレッキング記の最終章です
「渓谷編」の後を受け、「滝の上の展望台」から(旧)トロッコ道を整備した遊歩道を下ってゆくコースの記録となります

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こうして西沢渓谷の山々を眺めると
紅葉する山、しない山、白い岩肌が露出して雪山のように見える山・・・ と山も色々
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西沢渓谷、綺麗に整備された下りの遊歩道は、森林軌道(トロッコ道)の跡を使っているとの事
昭和43年まで三富村と塩山駅との間の全長36kmの三塩軌道として走っていた一部区間で、今も途中に「線路」が残っています

トロッコと言うと、「黒部渓谷のトロッコ電車」、「大井川鐵道井川線トロッコ鉄道」が私には印象に残っていますが
この西沢渓谷にトロッコ電車が残っていたら素晴らしかったでしょうね

さて、この渓谷のコース概要ですが、赤レインが前編の「渓谷編」で記したコース
今回アップする「旧トロッコ道編」は緑のラインとなります
全行程で10キロほど、コースタイム3時間半となっています
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最初にこの西沢渓谷のマップを見たとき、「渓谷のトレッキングコース」がメインコースで
帰りは渓谷の上の稜線を下ってくるだけかな・・・ と思っていましたが、これは大きな間違いでした

「西沢渓谷」は、清流と森林浴が素晴らしい、と言われていますが
そう・・ 清流と森林浴は同列で語る事ができるほど、どちらも素晴らしいトレッキングコースでした

その昔、材木を満載したトロッコが山を駆け下りたコース
所々に線路が残っていて、余所見をしているとこの線路跡に足を引っ掛けそうになります

下山路の左手は渓谷に向かって落ち込む斜面の樹林とその向こうには甲武信ヶ岳から破風山の見事な山並み
右手には、乾徳山へと連なる稜線に向かって拡がる深い原生林
そして歩くコースは錦に染まった樹林のトンネル、まさに秋色の森林浴・・・ 素晴らしいトレッキングコースでした


樹高のある木々からなる雑木林、この大らかな紅葉には癒されますね
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下りのトレッキングコースは幾つもの沢を越えてゆくので、沢山の橋を渡ってゆきます

この橋は「さわぐるみ橋」
コースの橋の多くは下が編み目になっていて、歩きながら下の沢を眺められるのですが・・・
高いところが苦手な人には、この眺めは少し辛いかも
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木々の間からは、見事に錦に染まった山々を眺められます
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歩きながら上を見るのは危ないので、所々で立ち止まって上を仰ぎ見る事にします
このコースの景色を描くのに、一体何色の絵の具を使えばいいのでしょう
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先ほど歩いてきた渓谷に向かって沢山の沢が流れ込んでします
その沢に沿って伸びる紅葉が本当に美しい
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速報版でもこの場所の景色をアップいたしましたが
天然のスクリーン、凄く面白い景色でした  何の樹なのか?調べたけれど分かりませんでした
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途中、見晴しの良い場所に展望台が作られています

甲武信岳~笠取山~飛龍山~雲取山と云った百名山二つを縦走するハードコースで通る稜線が見えています
正面の山が「破風山」でしょうか
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敢えて遺してあるのでしょうね
トレッキングコースの所々に、トロッコ道の線路が露出しています
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錦のトンネルの下を通り、秋色の森林浴を楽しみます
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変化に富んだ景色を眺めるトレッキングコースも終盤
あの山の頂から眺める西沢渓谷の景色も素晴らしいでしょうね
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渓谷に入るコースとの合流点に至るネトリ橋に到着です
この橋から下流に向かって広がるカラマツの林がとても美しかった
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山の合間や木々の合間から射す陽射しは複雑ですね

斜光が向かいの山の尾根に当たり、木々の頭にだけ光を当てていました
この瞬間に山にいなければ見られない景色、暫し写真を撮ることも忘れて移り行く光跡を追っていました
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速報版、渓谷編、旧トロッコ道編と3回に渡って綴った「錦秋の西沢渓谷 トレッキング記」
お付き合い頂きありがとうございました


山に登るまで余り縁のなかった秩父・多摩・甲斐国立公園
此処には未だ見ぬ素晴らしい景色が沢山あることを感じました

この地の山々が雪に閉ざされるまであと少し、奥秩父・奥多摩の山々でもう少し遊ばせてもらいたい・・・



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2 Comments

りら says..."kite31 様"
3枚目
橋のお写真
吊り橋の左右には秋の便りで一杯ですね
その上を歩く男性の入れ込みもいいと思います
5枚目
そうですよね 世界中の絵の具を持ってしても描くことは出来ないでしょうね
自然だけが描くことが出来る芸術ですね
10枚目
トロッコ道の線路の露出 右手に捉えていますね
人間と自然との調和だと思いたいですね
12枚目
秋をまるで独り占めしたかのようなお写真です
その光景を拝見出来たことはとても幸いです

2016.11.11 20:33 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

山に登る人は、目指す山の姿、かたちを表す言葉として「山容」と表現しますが
山を知るにつれ、山と云うのは余りに大きく複雑で、姿、形を一言で表現するのは難しい・・と感じています

遠くから見る姿、間近で山を感じる姿、そして山に分け入ってその中から感じる姿
山には尾根があり、沢があり、渓谷があり、稜線がある
その一つ一つの要素がその山独特の姿を形作っているので、山を総体的に表現するのは所詮、無理がありますね

今回の西沢渓谷、
その沢、渓谷、滝、登山路、これまで登ったどの山とも違っていたので、とても印象的でした

秋、沢山の山々が美しく彩られている季節、少しでも沢山の山の美を見てみたいと思いました
2016.11.12 22:43 | URL | #- [edit]

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