凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

晩秋から初冬の上高地トレッキング(4) 徳沢から本谷橋、そして上高地へ  

早朝の大正池を巡った(1)から始まった「晩秋から初冬の上高地トレッキング」の記録
(2)、(3)と続けて、今回の(4)が最終章となります

最後の章は、上高地で迎えた2日目の朝から始まります
徳沢園のテント場で気持ちよい朝を迎えた後で歩くこの日のトレッキングコースは約20キロとなります

横尾
この日のコース概要ですが、
徳沢園→横尾→本谷橋→横尾→徳沢園  ※ 此処でテントを撤収して上高地に向かいます
徳沢園→明神→河童橋→上高地バスターミナル →→ バスタ新宿

上記のマップにて、赤ラインがこの日の徳沢~本谷橋のコース
緑ラインが今年行きたかった涸沢までのコース、そして青ラインが今年チャレンジたかった奥穂高までのコース
山行までに、著名な山、コース、地名に丸をつけておきました  
※フォントが小さくなってしまい、見難くてすみません

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横尾大橋を渡ってから涸沢に向かう本格的な登山路は、
このそそり立つ様な屏風岩の周りを巡るようにして「本谷橋」へと進んでゆきます
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【徳沢園 テント場の朝】

穂高のモルゲンロートの酔いしれた後、手早く朝食の準備をしながら、朝のテント場の撮影です

冷たく、澄んだ空気の中、朝日に輝く上高地、徳沢の自然は目の覚める美しさでした
石碑に行き先の案内が出ていますが、徳沢園の横には蝶ヶ岳へと続く登山路が延びています

来年の夢の一つ・・・  燕岳から登って、常念岳、そして蝶ヶ岳を縦走してこの徳沢園に下りてくる
流石にテント泊縦走ではとても自信がないので、山小屋を使って2、3泊の天空の縦走かな
此処に降りてきて、徳沢園のソフトクリームを食べる・・・ 叶うと良いですね
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朝食後、テント場を見ていたら「明神岳」が紅に染まっていました
モルゲンロート、場所によって微妙に時間がずれてくるのですね、でも朝一番、生まれたてのモルゲンロートが一番でしょう! 
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朝陽に輝く大銀杏
高原の朝陽は、全ての彩を鮮やかに蘇らせるようです
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最低温度が8℃以下になると紅葉が進むと聞いた事がありますが
この日の朝はほぼ零度、この一段と冷え込んだ冷気のなせる業? 木々の彩りは昨日より色が濃くなった気が致します
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素晴らしい好天に恵まれて、トレッキングスタートです
アタックザックに必要なものを詰めて身軽になって、本谷橋までの往復、約15キロを歩いて参ります
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【徳沢園から横尾へ】

涸沢から「パノラマコース」を通ると、この「新村橋」を渡って徳沢に戻る事になります
しかし、このパノラマコース、名前と裏腹に・・・ 上級者のみに許されたかなり厳しいコースとの事です
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明神からずっと見えていた前穂高岳
 この徳沢から横尾に向かう途中が一番近いところを歩く事になります
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憧れと恐れと・・・ そんな感情を抱く山、前穂高
いつか、この神々しい山にも登ってみたいですね
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予定より早く横尾に到着、やはりアタックザックは軽いから歩くのがとても楽です
 
この横尾大橋を渡ると、涸沢、北穂高、奥穂高に至るコース
この橋を渡らずに、横尾山荘前を直進すると槍沢を経由して槍ヶ岳に向かいます
登山者に人気の穂高、槍ヶ岳、涸沢・・・ 、何処に向かうにしろこの横尾の分岐はとても印象深い場所です
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前穂高の横顔になるのかな・・・ (笑)
この後は屏風岩が眼前に迫ってくるので、前穂高とも暫くお別れです
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此処から先は、登山の装備がないと危険との注意書き
横尾大橋は登山者と観光客を分かつ橋です
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この橋を渡ると、圧倒的な迫力で迫ってくる屏風岩に全ての景色は隠れてしまいます
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【横尾から本谷橋へ】

クライマー垂涎の岩壁 屏風岩です
植物も生えない岩壁、幾度見ても凄い迫力です
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少し歩いては、この岩壁を見上げて感嘆しています(笑)
大きなもの大好きな私にとって、この屏風岩を見ないで上高地を去りたくなかった、やはり来て正解です
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昨日上高地に来て以来、一番綺麗な樹林の紅葉
でも、昨年はこんなものではありませんでしたから・・・ やはり今年の上高地の紅葉は不作のようですね
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横尾谷を挟んで延びる横尾尾根
左手に聳える屏風を廻りこむようにして、横尾谷を進んでゆくと涸沢に至ります
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屏風岩の全景です
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この辺り、至るところでススキの銀穂が輝いていました
秋の終わりを感じます
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横尾から約一時間、本谷橋に到着です
此処から涸沢まで距離は3キロ足らずですが、この後の登山路が結構きつい!のです
来年こそ、此処をテントを担いで登ってきたいと思います

この本谷橋の袂がチョッとした休憩所になっているので、行動食を食べて小休止
後から登ってきたソロの登山者と暫し談笑致しました
その方、今晩は涸沢ヒュッテに泊まって明日上高地に戻るそうです
毎年上高地に来ているそうで、今年の紅葉は少し残念かな・・・ と言っていました
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本谷橋から横尾橋に戻ってきました
当然と言えば当然ですが・・・ 帰りは下りなので随分楽でした
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梓川の広い河原
やはり今年沢山来襲した台風の影響でしょうね、かなり流木が上がっていました
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予定時間より少し早く徳沢園に戻ってくる事ができました
流石にテントが随分減っていました(笑)

約20分でテントを撤収して、ザックの準備を整えます
朝からアタックザックで歩いていたので、フル装備のバルトロ75はやはり重い!

昼食の時間でしたが、此処の「みちくさ食堂」で食べるか?
或いは少し我慢して、上高地バスターミナルで美味しいものを食べるか?
暫し迷いましたが・・・
7月の槍ヶ岳登頂の帰りに上高地食堂で食べた30食限定の「信州サーモン丼」を思いだし
上高地まで我慢する事に致しました(笑)
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明神に到着
昨日は岳沢湿原を通ってきましたが、帰りは最短のコースで戻る事にします
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明神岳・・・ 又来年来ます!
来年は新緑の頃、来られたら良いな
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午後2時前に上高地バスターミナルに到着

バスが予定通りに運行している事を確認後、上高地食堂に駆け込みました
30食限定の「信州サーモン丼」、美味しく頂きました
この名物丼、本格的な丼なのに税込み¥1300と安いのです、上高地に来たら是非お試しあれ!

午後3時のさわやか信州号にて一路新宿へ

今年最後の北アルプス、年頭に描いたプランである涸沢、奥穂高に行く事はできませんでしたが
待望の徳沢園でテント泊、目の覚めるような穂高のモルゲンロート、圧倒的な屏風岩、期待以上の素敵な山歩きができました

又来年!! 此処に帰ってきます




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2 Comments

りら says..."kite31 様"
一枚目
屏風岩のお写真
迫力がありますね
荒らしい岩肌 そこにも生きている植物
自然の雄大さ 険しさ 優しさ 生命力
様々なことを私に語ってくれています

横尾大橋の4枚のお写真
興味深く拝見させて頂きました

新村橋の吊り橋の個性も魅力的でした

私は橋の光景が好きなんですよ
登山者の心まで渡してくれているかのようですね

2016.10.31 20:03 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

屏風岩は一見の価値があります
この荒々しい岩を見たくて、この日は横尾橋を渡りました

この岩を巡るようにして山道を進んでゆくので、光の加減で色々な表情を見せてくれました
岩肌に点在する赤く色付いた植物がとても印象的ですね

この日の登山路、河童橋から始めて沢山の橋を渡ってきました
同じ梓川にかかる橋なのに河童橋、明神橋、新村橋、横尾橋、本谷橋と、
どれもとても印象に残る橋でした

山に掛かる橋は吊橋が多いので、其処を渡る登山者の様子から見えてくるものがあるかもしれませんね




2016.10.31 22:25 | URL | #- [edit]

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