晩秋の尾瀬トレッキング 【速報版】
予定通り、晩秋の尾瀬の魅力に染まって参りました
昨年の春から登山を始めた私にとって、【尾瀬】はとても印象深い特別な場所になっています
丹沢、高尾、武蔵 ・・・ と、恐る恐る(笑)登る山のレベルを上げて行った私が
初めての山小屋泊を伴う遠征先に選んだのが初夏の【尾瀬】
大清水から入山し、尾瀬沼、尾瀬ヶ原を縦走して「至仏山」を登頂して鳩待峠まで
初めて尽くしの2日間、その後どっぷりと【山の魅力】に浸かる契機となった山行が、昨年の尾瀬トレッキングでした
そんな特別な場所である【尾瀬】
昨年とほぼ同じコース、晩秋の草紅葉に染まった尾瀬の魅力をタップリと堪能して参りました
先ずは【速報版】にて印象に残った写真と簡単なコメントをアップしておきます

至仏山より尾瀬ヶ原、燧岳(ひうちだけ)を望む
一面の草紅葉、その中を走る木道、湿原に点在する無数の池溏(ちとう)
至仏山の麓、山の鼻のある山小屋はジオラマの様
この景色が見たかったのです・・・
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昨年の春から登山を始めた私にとって、【尾瀬】はとても印象深い特別な場所になっています
丹沢、高尾、武蔵 ・・・ と、恐る恐る(笑)登る山のレベルを上げて行った私が
初めての山小屋泊を伴う遠征先に選んだのが初夏の【尾瀬】
大清水から入山し、尾瀬沼、尾瀬ヶ原を縦走して「至仏山」を登頂して鳩待峠まで
初めて尽くしの2日間、その後どっぷりと【山の魅力】に浸かる契機となった山行が、昨年の尾瀬トレッキングでした
そんな特別な場所である【尾瀬】
昨年とほぼ同じコース、晩秋の草紅葉に染まった尾瀬の魅力をタップリと堪能して参りました
先ずは【速報版】にて印象に残った写真と簡単なコメントをアップしておきます

至仏山より尾瀬ヶ原、燧岳(ひうちだけ)を望む
一面の草紅葉、その中を走る木道、湿原に点在する無数の池溏(ちとう)
至仏山の麓、山の鼻のある山小屋はジオラマの様
この景色が見たかったのです・・・
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バスタ新宿を前夜22時に出発した「尾瀬号」は、定刻の午前3時40分に大清水に到着
ツキノワグマが頻繁に出没する尾瀬、休憩所の方のアドバイスに従い明るくなってから入山する事に致しました
大清水から尾瀬沼まで約2時間
途中の三平峠は朝霧に覆われていました
大清水から三平峠まで標高差580m、この登り坂と針葉樹林の香りですっかり体が目覚めました

尾瀬の魅力は沢山ありますが、私は尾瀬沼から大江湿原の景色がとても印象に残っています
夏のニッコウキスゲで有名な大江湿原、晩秋のこの日、燃えるような草紅葉が拡がっていました

尾瀬沼の畔に小さく盛り上がった土地の上ある「三本カラマツ」
尾瀬沼を訪れる多くの人々から愛され、尾瀬のカメラスポットの一つになっています
このカラマツが黄色く色付くのはもう少し先のようです

今回尾瀬を歩いて一番驚いたのが「尾瀬沼 沼尻休憩所の焼失・閉鎖」
昨年の初夏、この休憩所から眺めた尾瀬沼の景色、沼を渡る風の心地よさ、そして売店で買ったアイスクリームの美味しさ
この休憩所で昼食を取る予定だっただけにとても残念でした
跡地に残る焼けた材木の無残な姿
沢山の方に愛された休憩所でしたが、今のところ再開の目処が立っていないとの事・・・ 残念ですね
休憩所の焼け残った土台の石に座り、尾瀬沼の晩秋の景色を眺め、昨年の初夏の風景を思い出していました

尾瀬沼から白砂峠に向かう白砂湿原
落葉樹林に囲まれた静かな湿原ですが、この湿原にも沢山の池溏(ちとう)が点在しています
樹林に囲まれた湿原が見せてくれた奇跡(笑) この素晴らしい映り込みに、暫し釘付けとなりました

今回お世話になった山小屋は、見晴しにある「弥四郎小屋」
設備、食事、サービス、どれをとっても大変素晴らしい山小屋でした
この日は午後からかなり激しい雨が降り始めたので、午後のトレッキングは中止
雨の止んだ夕暮れ時に湿原を少し散策いたしました
正面に見える、昔の木造の校舎のような建物が「弥四郎小屋」、後の燧ケ岳を背負っているようですね

2日目、尾瀬の湿原を縦走した後、至仏山登頂を予定しているので、山小屋を5時半に出発です
期待した朝霧は見る事ができませんでしたが、広い尾瀬の湿原を独り占め
静かです・・・ 聞こえるのは湿原を渡る風の音と私の熊鈴の音色だけ(笑)
池溏の水草も錦に染まっていました

誰が、どのような意図で、此処で木道を曲げたのか?
尾瀬の湿原を通る木道の軌跡は興味深いですね・・・ 本編ではこの木道に少しフォーカスしてみます
前日の天気予報では曇りのち晴れ
雲を被った至仏山、麓の山の鼻に着くまでに晴れてくれるかな・・・

予定時間に山の鼻に到着、少し小雨がぱらついています
山小屋で作ってくれた「おにぎり」を頂き、登山届けを提出した後、至仏山へアタックです
登山口となる山の鼻の標高が1400m、至仏山山頂の2228mまで標高差は830mですが
蛇紋岩と言う滑り易い岩で覆われた至仏山はかなり登り難い山だった記憶があります
森林限界を越えると、眼下に素晴らしい景色が広がってきます
遠く霞む燧ケ岳、その麓には昨夜泊まった見晴しの山小屋、湿原の間に続く木道、沢山の池溏
少し霞んでいますが、幾度見ても見飽きる事のない景色
初夏の若草色の広がる湿原も素晴らしかったけれど、草紅葉の晩秋の湿原もいいですね
初夏の若草色の広がる湿原も素晴らしかったけれど、草紅葉の晩秋の湿原もいいですね

山頂まであと少し
ここに現れるのがこの「天空の階段」(笑) ※私が勝手に名づけています
高山植物の豊富な至仏山、植生保護の為に長く続く木製の階段が作られているのですが
この階段、ステップが平らでなく、所々で傾斜しているので、かなり登り難くてスリル満点(苦笑)

ほぼ予定時間に至仏山頂の到着、
鳩待峠から登ってくる登山者が多いので、山頂はかなり混雑しています
この後のバスの時間もあるので、暫く休んだ後下山開始です
これもとても印象に残っている景色、下山途中の小至仏山から至仏山を仰ぎ見ます

駆け足でお届けした 晩秋の尾瀬トレッキング 【速報版】
今回も2日間で700枚を越す写真を撮ってきたので、写真整理にもう少し掛かりそうです
この後は本編1に続きますが、1,2,3位までで纏める積りで(笑)
引き続きお付き合いください
【凧と浜風】 お付き合い頂き ありがとうございました
宜しければ、そっと応援して頂けると嬉しいです
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