凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

雪の鍋割山から大倉尾根へ  【前編】

似たような雪山の写真ばかりで恐縮ですが、念願の「雪の丹沢」を堪能した登山だったので
甘めのスクリーニングをした結果(笑)、写真の枚数が随分増えてしまいました

そこで
本編を、前編:(大蔵バス停 → 二俣 → 後沢乗越 → 鍋割山山頂)
後編:(鍋割山山頂 → 小丸 → 大丸 → 金冷シ → 大倉バス停)
に分ける事に致しました

先ずは、 雪の鍋割山から大倉尾根へ  【前編】  です
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二俣から始まる稜線に向かう九十九折の景色、雪を纏った針葉樹林は独特の美しさがありますね
ss-鍋割山1  この日の登山コースの概要です
大倉バス停(標高:290m) - 二俣 - 後沢乗越(標高:800m) - 鍋割山山頂(標高:1272)
- 小丸分岐 - 大丸 - 金冷シ(標高:1368m) - 大倉尾根 - 大蔵バス停

前編の記事は赤字ルート(約8キロ)、後編の記事が青地ルート(約9キロ)となります
標高差:1080m 距離:18キロ コースタイム:7時間

※参考までに緑ルートが塔ノ岳からヤビツ峠に至る表尾根のコースです
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鍋割山:
塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピークを鍋割山と呼んでいる
山頂は明るく広く平らで、南から北西にかけて眺望が開け、晴れた日には裾野を広げた富士山を見る事ができる
 鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている
※丹沢の観光案内より

鍋割山は、丹沢で人気の縦走コース、表丹沢、丹沢主脈、丹沢主稜を目指す登山者の登竜門的な位置づけの山になる様です
昨年秋から一緒に山に登り始めたKさんとは、この春に登る約束をしているので
今回はその下見も兼ねた登山になります


朝8時、駐車場の開門時間に合わせて「秦野戸川公園の駐車場」に到着
車を停め、駐車場から丹沢の山々の降雪の様子を確認してみました

雪に好かれた山と 雪に避けられた山(笑)でしょうかss-DSC06728.jpg

大倉バス停に隣接する「秦野戸川公園」、そしてこの公園のランドマーク「風の吊り橋」、三ノ塔尾根につながります
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表尾根の三ノ塔(標高:1205m)からこの大倉に向かって下る三ノ塔尾根、すっかり雪に覆われています
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支度を整え、登山計画書の提出後、出発です
時刻は8時半、この後の雪の様子次第ですが、12時頃に山頂到着を目指します

二俣までの5キロは緩やかな林道を登ってゆきます
後沢乗越(うしろさわのっこし)から寄(やどりぎ)に至る尾根と併走しますが、此方はすっかり雪景色ですね
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山の気象と云うのは不思議です
標高が同じでも、周りの山並みとの関係で、積雪の様子が全く違っています

広葉樹林は煙ったような雪模様、針葉樹は葉の緑と雪がまだら模様 ・・・ 雪景色も白一色ではないのですね
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沢に沿って迂回しながらクネクネと登ってゆく西山林道
青々とした杉木立、こうした針葉樹林を歩くとさわやかな気分になりますね
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表丹沢県民の森を挟んで、橡山、栗ノ木洞の難路の山並みが見えていますss-DSC06765.jpg

大倉バス停から二俣まで高度差250m、此処から後沢乗越まで一気に250m登ります
その後、鍋割山稜に沿って500mを登る事になりますので・・・・ 高度的には未だ25%となります

周りはすっかり雪景色、いよいよ雪の丹沢登山の始まりです
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小丸尾根との分岐点のある二俣、漸くこの登山路にも雪が現れました
針葉樹林も雪化粧をしていますが、気温の上昇と共に溶け始めた雪の塊が枝から落ちてきます
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鍋割山名物の「ペットボトルのボッカ・ステーション」です
鍋割山荘からの協力依頼で、余力のある登山者は「力量に応じ」水のはいったペットボトルを山小屋までbポッカします
昨年は2リットルを持って登りましたが、この日は雪の様子が分からないのでパスしました
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後沢乗越に向かう登山路は、変化に富んでいて中々楽しいコースです
沢を渡り、急な階段、岩場を越えた後は、針葉樹に囲まれた九十九折の登山路を登ってゆきます
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距離から云えば2/3まで来たことになりますが
コースタイムで見ると、此処では未だ半分に行っていない(笑)、楽をしてきた分をこの後で徴収されます
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昨年の春、この鍋割山に登った時にとても印象に残った登山路に入ってきました
深い樹林が雪を纏い、素晴らしい景色が広がっていました
無彩色の世界、登山者の鮮やかなウェアがとても目を惹きます
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白く凍りついた枝、樹によって「雪の纏い方」が違って面白いですね
鋭角的な姿、和みを感じる姿、静かな森の中で雪のアートを楽しみましたss-DSC06812_20160314142136e1d.jpg

漸く後沢乗越に到着
大倉から同じコースを上ってくる登山者の他、鍋割山頂から下ってくる登山者、宿からの尾根を登ってくる登山者
休日の丹沢は結構賑やかでした
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後沢乗越から鍋割山までの鍋割山稜
この山稜は美しいブナの原生林が広がり、四季の森が楽しめるスポットになっています
昨年の新緑の美しさが記憶に残っていますが、冬の眺めも素晴らしいです
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鍋割山から雨山、檜岳に続く檜岳山稜
速報版で、この山並みを丹沢主稜と記載していましたが、正しくは一本手前の檜岳山稜でした
かなり危険度の高い難路のようですが、特に冬季は厳しそうですね
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いつもすぐ傍にあった丹沢の山、これほどの雪に覆われるとは・・・・
この雪と氷の回廊を歩いていると、自分が丹沢の山稜にいることを忘れてしまいます
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後沢乗越から1時間20分
漸く鍋割山荘へのアプローチが見えてきました
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12時少し前、ほぼ予定時間に鍋割山 山頂に到着です
色々なルートから登ってきた登山者が集います
名物の鍋焼きうどんを楽しみに、ランチタイムに此処に着く様な計画を立てている方も多い様です
ss-DSC06880 (1)

大分混んでいるようですし、春に鍋焼きうどんは頂いたのでこの日は用意してきたサンドウィッチと熱いミルクティー
山頂の広場はすっかり雪に埋もれ、富士山も湘南の海も今日はお預け

大倉尾根を登ってきた登山者の方と言葉を交わし、下山ルートを当初の予定通り「大倉尾根」に決めました


雪の鍋割山から大倉尾根へ  【後編】 に続きます




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2 Comments

りら says..."kite31さん"
一枚目
広角レンズでの撮影でしょうか・・・
針葉樹林を迫力ある描写をされていますね

五枚目
緑と白が対比するがごとく綺麗です

七枚目
杉木立の道
マイナスイオンが弾けていますね

十五枚目
扇を広げたかのような枝
まるで両手を背一杯広げているかのようですね

二十枚目
水墨画の世界 日本画を見る思いです

雪の鍋割山から大倉尾根へ・・・・
楽しみにお待ちしていますね
2016.03.16 20:04 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

>広角レンズでの撮影でしょうか・・・

山に持ってゆくミラーレスカメラは色々制約があってレンズも1本に決め打ちにしています
望遠、マクロ、広角・・その日見る対象物で使い分けられたらいいのですが、「ああすればよかった!」
と云う反省も良い思い出なので、仕方ないですね

最近山で使う1本は、35mm換算で24~75mmのズーム。
このレンズで広角側で使う事が多いです。
ご指摘のように樹林を下から見上げる写真は広角で撮っています

一面雪景色、と云うのも良いのですが、丹沢のように雪のある山、冬枯れした山、晩秋のまま残っている山
そんな景色が合わさるのもいいですね

この日は8時間近く、雪山の景色を堪能することができました

先刻、後編の【雪の鍋割山から大倉尾根へ】をアップ致しました
2016.03.17 10:05 | URL | #- [edit]

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