水墨画の世界を求めて 西丹沢・檜洞丸 【速報版】
「早朝降った雪で西丹沢は銀世界、
丹沢湖から西丹沢に向かう道から眺める景色は水墨画の様でした」
と云う、25日の西丹沢自然教室のブログに誘われ(笑)、久しぶりの檜洞丸(ひのきぼらまる)へ
でも残念ながら、水墨画の世界はその日、一日で消えてしまった様です
水墨画の世界を求めて 西丹沢・檜洞丸 【速報版】です

檜洞丸山頂より犬越路、大室山を望む
谷から吹き上げて来る冷たい風に頬を凍らせながらも、立ち去りがたい想いで眺めた西丹沢の冬景色
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丹沢湖から西丹沢に向かう道から眺める景色は水墨画の様でした」
と云う、25日の西丹沢自然教室のブログに誘われ(笑)、久しぶりの檜洞丸(ひのきぼらまる)へ
でも残念ながら、水墨画の世界はその日、一日で消えてしまった様です
水墨画の世界を求めて 西丹沢・檜洞丸 【速報版】です

檜洞丸山頂より犬越路、大室山を望む
谷から吹き上げて来る冷たい風に頬を凍らせながらも、立ち去りがたい想いで眺めた西丹沢の冬景色
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「丹沢の雪景色を見に行きたい」と年明け以降様子を窺っていましたが、中々良い機会に恵まれません
山までのアクセスが確保されていて、美しい雪景色が見られて、登山路はあまり深い雪に覆われていない・・・・
なんて云う条件が贅沢すぎるのでしょうね(笑)
24日の夜半から25日の早朝に降った雪で
丹沢はかなり深い雪に覆われた、との幾つかの山小屋からの情報を得て
27日、久しぶりに西丹沢の盟主、檜洞丸に登って参りました
山頂付近の様子次第で、犬越路の難路を下るか、ツツジ新道をピストンするか
行って見ないと様子の分からない雪山歩きでした
朝7時半、西丹沢自然教室に到着
この時点で、途中の丹沢湖畔の景色から既に水墨画の世界への出会いは諦めていましたが
大室山、畦ヶ丸・・・ 西丹沢の山々には殆ど雪がない様子
この時間、自然教室の担当の方は不在だったので山の様子を聞くことができないまま
先ずはツツジ新道を登って檜洞丸山頂を目指すことにしました
ツツジ新道への登山口
やはり、雪が全く無い様です

速報版なので、途中の登山路の様子は本編に譲ります
ゴーラ沢からの登り、次第に雪が深くなってきます
此処はツツジ新道の中では一番の危険地帯、展望台から続く崩落地点です

西丹沢自然教室から登り始めて1時間半
この辺りから視界が一気に開けて、富士山に至る山並みを眺めることができます
やはり、今年は雪が少ない様です

山頂間近の木道に到着
この木道を歩くのは3度目になります
シロヤシオに惹かれて最初に檜洞丸に登った時、この木道の下は「バイケイソウ」の海原でした
そして2度目は晩秋の西丹沢、ブナの落ち葉に覆われた錦に染まった秋景色の中の木道
そしてこの日、少し雪が少なめですが・・・ 雪景色を渡る木道

晩秋に来た時には、未だ広葉樹林に葉が残っていたので、これほどの開けた景色は見られませんでした
この檜洞丸から蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳に至る「丹沢主稜縦走路」
今年、機会があったら挑戦してみたい人気の縦走路、この日は丹沢の山々がとても綺麗に見えました

登山口から3時間半、漸く檜洞丸の山頂が見えてきました
標高:1601m、西丹沢自然教室から約1050mの標高差、雪に覆われた登山路は結構きつかった

この日、山頂付近で見た冬空と枯れ木のコントラストは本当に美しかった
山頂ではかなり強い風が吹き寒かったのですが、この空の青さ、流れる雲、此処までの疲れを忘れさせてくれました

流石に西丹沢の盟主
此処まで登って周りの山々を見下ろす愉悦(笑)
すっかり雪に覆われているのは石棚山、此方から檜洞丸に至る登山路はかなりきついとのこと

今日の昼食は山頂で手早くすませました
陽が当たっても、冷たい風のせいで急速に体感温度が低下してゆきます とても寒い!!
此処で軽アイゼンを装着して、犬越路の様子を見に行きます
吹き上げてくる冷たい風に、頬を凍らせ、涙目になりながらも暫しこの景色を楽しみます
この先、尾根に踏み跡はついていますが、この難路を降りてゆくには私は経験不足、やはりツツジ新道を戻ることにします

山頂で様子を見ていると、犬越路の様子を見て引き返してくる登山者が多いようです
時刻は12時半、下りは慎重に降りてゆくことにします
丹沢主稜の縦走路の眺め、こちらのほうが大分雪が深そうですね
大倉尾根の下りを嫌って西丹沢にやってきましたが、次は大倉から塔ヶ岳のコースで雪景色を楽しむ事にします

箱根で初めて軽アイゼンを使ったときに比べ、登山路の難度はグッと上がっています
急な下り坂、木の階段、木道、雪交じりのガレ場 ・・・
安全のためには、面倒臭がらず、登山路の様子を見ながら、軽アイゼンの着脱をする必要がありますね
午後3時、西丹沢自然教室に到着、バスを待つ登山者がかなり並んでいました
条件の良い時でも結構タフな檜洞丸への登山
雪交じりで滑る登山路を歩いたこの日の登山はかなり疲れました
此処暫く、箱根路の比較的楽なトレッキングをしてきたので、体が鈍ってしまったようです
朝起きたら、久しぶりの筋肉痛(笑)
でも、今日はCP+の最終日なので
痛い体に鞭打って、パシフィコまで出かけてみる予定です
水墨画の世界を求めて 西丹沢・檜洞丸 【本編】 に続きます
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