凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

スポルティバ トランゴキューブGTX  First impression

何か新しいスポーツを始める際、最初に揃えるのがシューズではないでしょうか?
そうした意味からいえば、シューズ選びはその時点での「本気度」の現れ、と云っても良いかも知れませんね

昨年の春、恐る恐る始めた山歩きで選んだ最初の登山靴は「キャラバンのC01」
この登山靴は昨年1年間、素晴らしい山歩きを足元から確りと支えてくれました

そして、今年購入した黄色い「トランゴキューブ」を眺めながら、今年の「山の時間」を夢見ています(笑)

ss-DSC_2068_201602210822155a8.jpg
2015/10 八合目で、無念の時間切れとなった南アルプスの甲斐駒ヶ岳
この山は、今年是非登りたい山の一つ、確りと準備をして再挑戦したいと思います

ss-DSC_1506_20160221082215a0a.jpg
2015/10 上高地から涸沢カールに向かう途中で眺めた前穂高
涸沢から眺めた穂高連峰の神々しいまでの頂、今年はこうした山々に何処まで近づけるのでしょうか 
......................................................................................................





山道具を揃える際、登山の諸先輩方の購入レポを利用させて頂く身としては
拙いながらも購入レポを纏めておくことで、多少なりとも恩返し(笑)しておきたいと思います


と云うことで、スポルティバ トランゴキューブGTX  First impression です

先ずは、この登山靴の感想を述べる前に、比較対象となる現在の登山靴を紹介しておきます

昨年、色々調べて私が最初に購入した登山靴は「キャラバンC01」
この登山靴でこれまで30座の山を登って参りました

この登山靴、ショップでアドバイス頂いた通り、初心者にもとても履き易いシューズでした
ハイカットでも足の自由度が大きく、柔らかめのソールは長時間歩いても疲れ難くてとても助かりました
また、急なガレ場を下ってきても、足をくじく心配なく、足を運ぶことができました
帰宅後の手入れを丁寧にしてきたせいか、耐久性も全く問題なし
先日の箱根外輪山の雪中トレッキングでも、確りと防水してくれました
C1_02S_440c.jpg

なのでこの登山靴、今すぐ不都合な点があるわけではないのですが
今年は、テントを背負って春、夏、秋の3シーズン、2,3泊程度の縦走を想定しているので
その足元を支えてくれる登山靴を新たに購入する事で、「今年の私の本気度」の背中を推すことを狙った次第です

と云うことで、当面はキャラバンとスポルティバは並行運用です

さて、先日の箱根旧街道にて初めて履いた「トランゴキューブ」
履いてみての感想の前に、どの様な登山靴なのか?を少し整理しておきます
ss-DSC06053.jpg

この靴にたどり着くまで
北アルプスのディファクト(笑)、スポルティバの「トランゴS EVO」に憧れていたのですが
余りに多くの方が履き、賞賛しているのを聞くと、チョッと違ったアプローチをしてみたくなった次第です


そして「スポルティバ トランゴキューブGTX」
このシューズを購入する際に、参考にしたプロクライマーからの賛辞を以下に列挙します
当然、登山二年目の私とこのシューズに求める性能は違いますが(笑)、
これらのコメントを読んで、このトランゴキューブがどの様なシューズか、把握できました

..............................................................................................................................

「トランゴ S EVO」の後継機種のように思われるかもしれませんがまったく別物です。
トランゴキューブの方が肉厚も薄めで、足型もスマートな印象です。
クライミングシューズ的な足の裏から包み込む感触があって、新しいシステムも多く投入したことで軽い。
700gを切った数字も相当ですが、実感はそれ以上に軽く感じます。

歩く山域や用途はトランゴ S EVOと同じで僕にとってはS EVOより歩きやすい印象です。
たとえば槍ヶ岳から奥穂高までの大キレットなどでもグリップ性が良いため安心できる。
ソールに粘りがあって、小石などを踏んだ時にも安定します。
ソールは足裏感覚を繊細に保ったままで、足への負担も少なく非常にいいバランスです

つま先まで固い芯(シャンク)がかっちり入っているで、ソールはほとんど曲がりませんので多少の慣れがいるかもしれません。
紐も非常に締めやすかったです(このクラスの登山靴はみんなそうだけど)
ただ、山頂から下る時に上までギューッと紐を強く締めたのですが、そうすると足首が閉まりすぎてめっちゃ痛かった。

La Sportiva Trango Cube GTX は、タコツボ化した登山靴市場に対するイタリアの小さなハイテク工房からの回答。
2013年に登場し、多くのメディアから賞賛されたこの一足さえあれば、ハイキングからアルプスのテント泊、
果ては残雪期のアイゼン歩行でさえも対応できる(それも無理矢理でなく)、まさに革命的といえるトレッキングブーツです。

2014年からこの靴を履き続けていますが、このトレッキングブーツほど汎用性の高い、シーンを選ばず使える靴は初めてです。
ともすると中途半端になってしまいがちな多用途ブーツですが、これはまったく違います。
履き心地、堅牢性、クッション、軽快さ、どれもが高いレベルで、どのシーンにも十分に使える。
それはまるで登山靴に必要な要素がひとつひとつ「再発明」されたかのような、そんな気さえしてきます。
そんな個性をもったブーツは、デビューから2年を経過した今でも他メーカーに比較出来るモデルが見当たりません。

耐久性とフィット感に優れた超軽量アッパー(耐摩耗ファブリック+サーモプラスチック加工)、
グリップ力と衝撃吸収力に優れたソール(3Dフレックスシステム、ビブラム・キューブ、インパクトブレーキシステム)によって、
高山・岩稜帯を含めた日本のあらゆる地形を縦横無尽に駆け抜けられます。また残雪期には雪に蹴り込めるだけのしっかりしたつま先、
セミワンタッチのアイゼン歩行にも対応(保温材がないので厳冬期はさすがに厳しい)。
岩場の連続したバリエーションルートにおいても細かく滑りやすいホールドを難なく掴む専用ビブラムソールなど、
アルパインブーツとしての堅牢性・耐衝撃性・耐久性をら驚くほどの軽さで実現し、安心して長距離山行をサポートしてくれます。
「超安定トレッキングシューズ」としての軽快さと柔軟性
このブーツ、数値的な重量はもちろんのこと、履いたときの踵と甲を包み込むような安定したフィット感といい、
体感的な軽さでいえば「ちょっと厚めなトレッキングシューズ並」と言っても過言でないくらい快適です。
さらにこれだけ足首全体を覆うハイカット構造でありながら足首の動きも思いの外スムーズにしてくれる「3Dフレックスシステム」が
これだけの本格ブーツを履いていることを忘れさせてくれます。

まとめ:どんな活動におすすめ?
もし既に用途別の登山靴を複数もっていてピンポイントな目的の靴を探していたり、アルプスなどの高山や岩場には
まったく行かないという人がいたとしたら、このブーツは不要かもしれません。
それ以外のすべての人にとっては(足型がフィットする前提で)このトレッキングブーツが大活躍してくれることは間違いありません。
森林限界を超えた岩場の多い高山歩きや、1泊以上の長い距離の縦走などはこの靴のメインフィールド。
もちろん軽いハイキングにも、初冬や残雪期のトレッキングにも十分使えます。
また軽いハイキングしかしなかったとしても、足元が不安な方や、
足首をきちっとサポートしてくれてなおかつ軽快に歩きたいというニーズにはピッタリです。

快適性 (20点) 18
安定性 (20点) 18
踏み込み (20点) 19
重量 (10点) 9
防水性 (10点) 9
耐久性 (10点) 7
デザイン (5点) 3
価格 (5点) 2

総合点
85

ss-cube2_2016022108221289b.jpg

このシューズへの記事をまとめてみると
改めて、身の程知らず(笑)、凄い登山靴を買ったんだなぁ・・・と、感慨に耽っています

登山靴の評価は、履く人の足との相性がとても大きいそうです
私が実感できた「スポルティバ トランゴキューブ」の評価ポイント

◎ 足の裏から包み込む感触があって、履いているととても軽く感じる
→ 本当に包み込まれる感触と云うのを感じます、足を守られているという安心感は大きいです

◎ ソールは足裏感覚を繊細に保ったままで、足への負担も少なく非常にいいバランス
→ 箱根の石畳でも、小石を踏む感触がソールを通じて伝わってきました

◎ 紐が非常に締めやすかったです(このクラスの登山靴はみんなそうだけど)
→ 紐を締める、結ぶ、この靴の高級感を感じた瞬間です(笑)

× 山頂から下る時に上までギューッと紐を強く締めたのですが、足首が閉まりすぎてめっちゃ痛かった
→ 下りで紐を締めたあと、一部足が摺れて痛む所があり暫くは慣らしが必要

△ 過酷な岩場を歩いての安心感、この評価は夏山登山までお預けです

まとめの中で点数化された評価に対し
快適性、安定性、踏み込み、重量、 防水性の項目が非常に高い点数ですが、これは納得できます

一方で、
●耐久性 (10点) 7 、 ●デザイン (5点) 3 、 ●価格 (5点) 2 と評価の低い項目ですが

ソールの柔らかさは、性能と耐久性のトレードオフ、プロのクライマーの皆さんは1年持たないそうです(笑)
確かに、一度のトレッキングで少し削れていました、此処が一番大きな懸念材料かな

デザインは私が購入した黄色は良い様ですが、もう一色の水色がとにかくド派手で
採点者の度肝を抜いたそうです
私はこの鮮やかな黄色いシューズのデザインにすっかり慣らされました(笑)

価格ですが・・・、確かに税込みで、¥50,000 を越える価格は安くないですね


暫くは低山で慣らし履きを繰り返し、本格的な岩山デビューのタイミングを見極めたいと思います
大切に履いて、素敵な山の思い出を作ってゆきたい・・・ そんな山の友になってくれる事を願っています



【凧と浜風】   お付き合い頂き ありがとうございました
宜しければ、そっと応援して頂けると嬉しいです

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村   



にほんブロ




スポンサーサイト

4 Comments

きさく says...""
スポルティバ、イタリアの靴ですか。
自分の足にこれまでしっくり合ったのがイタリアメーカーの靴。
日本向けに変えてはいるかと思いますがこれまでず~っとイタリアメーカーの靴でした。
軽いのも良いですね~。
今度靴を買う時はスポルティバも候補の一つとなっています。
な~んか新しい靴が欲しくなったいました....5万円....手が出ない(涙)。
2016.02.23 20:47 | URL | #mQop/nM. [edit]
yamatoumi says...""
kiteさん!こんばんは!

やっぱりすごい靴なんですね!kiteさんの分析も素晴らしくて、勉強になりました!
そして、かっこいいですよね~!
先日、試着した時、フィット感がすごくいいなと感じました。この靴に頼れる!って感じですよね!
つま先のクライミングゾーン、つま先立ちした際のグリップもすごくきいている感じでした。
夏山が楽しみですよね♪
あと、1つの懸念は・・・足元からウエアの方に伝染しそうですね。
それもまた楽しいんですけど、お財布が痛くなりますね・・・私も頭を悩ませています(笑)

気になるソールの減りですが、アスファルトを歩くと、ソールの減りが早いと聞いた事があって、
私、車道を歩く時はいつも道路脇の落ち葉が落ちてる所などを歩いてます(笑)
2016.02.24 00:48 | URL | #- [edit]
kite says..."きさく さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

イタリア製の靴と云うのは、フォーマルな靴も含めて一味違いますね
日本人の足の特徴「甲高幅広」、「バンビロ」に合う足型を展開しているイタリアメーカーが多いようです

私の購入した「トランゴキューブ」は比較的細身にできているのですが、この形に合う方には最高の靴
とショップでアドバイスされました。

ショップで幾つか履いてみましたが、この軽さは実際の数値以上に伝わってきました
心地よい履き心地の登山靴、本当に何処までも歩いてゆけそうになります

私も最初は3万円程度の予算で考えていたのですが・・・
良いもので出会ってしまったら、お金の価値観が少しの間麻痺しますね(笑)

良いものを長く仕えるようにしたいと思います
ソールが直ぐに磨り減りませんように・・・・

2016.02.24 21:12 | URL | #- [edit]
kite says..."yamatoumi さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

最初ショップで勧められた時には、私にはオーバースペックと思ってパスしたのですが・・・
その後、ショップに行く毎に気になり始めて、最後はこの靴の呪縛から逃れられませんでした(笑)

試着した時、足を靴に入れた後、店員さんが紐をキュッと締めた時の足を包み込む感触が衝撃的でした
この時の衝撃、あれは運命的な出会いなのかもしれませんね(笑)

爪先の粘り、ヒールの安定感、
キューブ専用で作られたビブラム製アウトソールの恩恵との事ですが、靴のソールの設計でそれほど変わるのですね

本当に、この靴で何処の山に登るか?
毎夜トランゴキューブを机の上におき、「山と高原地図」を広げて、この夏に色々な山の登るところを夢見ています・・・・

>あと、1つの懸念は・・・足元からウエアの方に伝染しそうですね。

そうですね、
次は、私もK様の様にモンチュラに走るのでしょうか・・・ (笑)
今年はテント泊のために山道具が未だ沢山必要なので、様子を見ながらですね。
もう、今年は運命的な出会いをしないように気をつけます

ソールの減り軽減、やはり皆さん色々苦労があるのですね
山の登山口まで、別の靴を履いてゆく方もいるようですが、流石にそこまでは・・・・

色々と煩悩も増えそうです
2016.02.24 21:36 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://kite31.blog81.fc2.com/tb.php/708-c2a6e375
該当の記事は見つかりませんでした。