凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

箱根の秋  金時山から明神ヶ岳縦走  

ハロウィンで盛り上がる街角で感じる「秋の深まり」
アルプスの山々では、もう晩秋から冬に向けての装いが進んでいるでしょうね

厳しい冬に向け、初心者を優しく迎えてくれる山は限られてきます
丹沢、箱根、伊豆  身近な山にて、これからの季節の魅力を再発見すべく 山旅を色々と検討中です


この日、箱根で一番の人気の山 「金時山」そして其処から明神ヶ岳に向けての縦走に行って参りました
約12キロのアップダウン、想いの外 歩き応えのあるコースでした


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明神ヶ岳に向かうハコネダケに刻まれた登山路 人気のコースです


コースの概要  CT:標準的なコースタイム
       ● 公時(金時)神社の駐車場(標高:710m)に車を停め、其処から登山開始
       ● 公時神社分岐を経て金時山山頂(標高:1212m)へ  ※下記のマップで赤いライン           ※ CT 1:50
       ● 山頂から公時神社分岐まで戻り、其処から矢倉沢峠(標高:880m)へ  ※下記のマップで青いライン  ※ CT 0:55
       ● 矢倉沢峠からハコネダケのトンネルを抜けて、火打石岳へ  ※下記のマップで青いライン        ※ CT 1:10
       ● 火打石岳から明神ヶ岳山頂へ登坂    ※下記のマップで青いライン                 ※ CT 1:05
       ● 明神ヶ岳山頂にて昼食後、宮城野まで急坂を下る  ※下記のマップで緑のライン            ※ CT 1:50
       ● 宮城野から箱根登山バスで、公時神社の駐車場に戻る



ss-金時縦走
+印の辺りが 火打石岳

金時神社(標高:710m) - 金時山(標高:1212m) - 矢倉沢峠(標高:880m) 
- 火打石岳(標高:998m) - 明神ヶ岳(標高:1169m) - 宮城野(標高:458m)
...............................................................................................................






朝7時に金時神社の駐車場の到着、支度を整え7時半に登山開始です

金時神社の鳥居
この神社には、金太郎のモデルになった平安時代後期の武士、
源頼光に仕え四天王の1人に数えられた坂田公時(さかたのきんとき)が祭神として祀られているそうです

金時、公時 と二つの漢字が当てられる所以です
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金時山に登る標準コースは3つあり、この公時神社からのコースは「見通しが悪いので余りお奨めできない・・・」
と、とあるガイドブックに説明がありましたが、神社から続く杉木立に囲まれた登山路はとても清々しく素敵なコースでした
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夜半に少しまとまった雨が降ったせいでしょうか
森の中には、杉の匂いが立ち込めていました
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日本の森林行政の画一さ なのかな(笑)
登山の始まりは、いつも整然と植えられた杉木立から ・・・・
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神社から約1時間、最初のマーク 公時神社分岐に到着です
仙石の登山口から登ってくる登山者と此処で合流します
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金時山に向かう一番の急坂
大きな石の間を進むので、年配の方は少し苦労する場所ですね
ガスが昇ってきて、仙石原を見下ろす景色は全く駄目(笑)、これでは山頂からの富士山の眺めも無理でしょうね
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午前9時、金時山山頂です
遮るものが全く無い 富士山の全景が望める場所なのですが・・・・
私の今年のお天気運は、涸沢と甲斐駒で使い果たしたと諦めているので(笑)
この景色は想定内です
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此方の登山者、乙女峠から登ってきたそうですが大分雨に降られたそうです
矢倉沢峠から下山するそうですが、「今日は富士山に見放されちゃった」 と笑いながらおにぎりを食べていました
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金時山からの下山時に見つけた秋の彩り2点
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矢倉沢峠に向かっての下山路
ハコネダケに刻まれた登山路を抜けて、火打石岳、明神ヶ岳に向かう縦走路
未だかなりの距離がありますね
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鞍部にあたる矢倉沢峠、竹の間から突然うぐいす茶屋のベンチが出現して チョッと驚きます
此処から、火打石岳の前にある最初のピークに向けてのこの登山路が人気の景色です
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金時山に相対するピーク途中から金時山を望みます
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いつも変わらぬ明るい緑色の竹の葉
この笹の原に点在する広葉樹の彩がとても良いアクセントになりますね
この日は終日金時山はガスの中にいました

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ハコネダケの間を通る登山路
此処は上部が開いていますが、場所によっては閉じたトンネルになります
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幾度も振り返りながら見返してしまう 素敵な景色
この景色は明神ヶ岳トレッキングの花形ですね
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この辺りからガスが晴れてきました

仙石原の中央にそびえる台ケ岳の北西麓一帯に草原が広がっています 
此処がススキで有名な仙石原草原
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箱根の紅葉の見頃まであと2週間ほどでしょうか
パッチワークの様に、山では鮮やかな彩りが始まっていました
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竹、笹の繁殖力は凄いそうですね
少し人が通らなくなると、直ぐに登山路をハコネダケに奪い返されそうです
この先は、トンネルになっています
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最初のピークに登ると、正面に大涌谷の煙が見えてきました
本格的な行楽シーズンを前に、箱根の噴火警戒レベルが下がったと言うことです
確かに、此処から見ると大涌谷の噴煙は小康状態のようですね
唯・・・風向きによって、仙石原一帯には硫黄の匂いが漂ってきます
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明神ヶ岳山頂に向かう稜線
晴れていれば、富士山、金時山、箱根連山が望める最高の場所ですが
この日は、明神ヶ岳の裾野に広がる錦で満足することにしました
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12時半に明神ヶ岳山頂に到着
アップダウンを繰り返す縦走路は、知らないうちに疲れが溜まってきますね
ガスが登って少し寒いくらいの明神ヶ岳山頂  予定通りに此処で昼食を頂きました

比較的広い明神ヶ岳山頂  向かい側に座る年配のご夫婦の足元に綺麗な猫が出現
登山者から貰う餌のせいか、栄養状態はとてもよさそう

でも山頂の気象、野生動物の脅威、猫が暮らすには厳しい環境と思いますが
毛色も良く、とても美形の猫君でした
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この後の下山のコース、麓の宮城野から金時神社まで箱根登山のバスで戻りますが
御殿場行きは一時間に1本なので、余り待たずにすむようにスケジュール調整をしながら降りてゆきます
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明神ヶ岳の山頂は少し細長く続いています
尾根には宮城野に向かって幾つか崩れている箇所がありましたが
見晴しがよくてチョッとスリルがあるので・・・ 崩落の手前で食事をする方もチラホラ
気をつけてくださいね
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山頂から宮城野のバス停まで約700mの下山路
縦走路の最後なので ・・・・ これが結構きつかった
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登山コースの整備状況は、
金時山の登山路 >> 明神ヶ岳登山路 > 明神ヶ岳下山路

やはり沢山のハイカーの方を対象としたコースと、登山者向けのコースの差でしょうか
丹沢の登山路より下りにくい印象がありました
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何よりも・・・
最後のコースは宮城野の別荘の横を抜けるのですが
別荘の裏を抜けてゆくこの路の雰囲気、余り朗らかな気分になれませんね(笑)
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午後2時40分 予定時間に宮城野バス停に到着

今日のコース、生憎お天気には恵まれませんでしたが、とても素敵なトレッキングコースでした
本格的な紅葉の時期か、空気が澄んで富士山の美しい冬、又訪問したいと思います


登山路、標識、とても整備されたコースなのですが、
チョッと気になったのが案内板に記載されたコースタイム

私の使っている「山と高原地図」に比べ、場所によってかなり短い時間が設定されています
日が短くなるこれからの季節、案内板の目安時間を盲目的に信じず、地図の持参が必須と思います


箱根・・・ いつも車の中から見上げるだけだった山々
登ってみると、いつもと随分違った景色が見られることに驚きました

来年の春までに 幾つの山に登れるでしょうか



追伸:
念願の 「山でのクッキングセット」、購入してみました
次の山行では、最初の山ご飯レポ の筈です(笑)




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6 Comments

野津征亨 says...""
こんにちは。
もうすっかり山も秋模様ですね。
しかし、猫がいるとは(笑)
お疲れ様でした。
2015.10.31 10:05 | URL | #- [edit]
kite says..."野津征亨 さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

本格的な紅葉シーズンに入ると箱根の混雑は凄いので、その前に出かけて見ました
山の上から見ると、箱根に秋色が広がっているのが良く分かりますね

猫には驚きました
最初は、何か野生の動物に餌付けをしているのかと想いました

明神ヶ岳には山小屋も無く寒さも半端ではないので、一匹で暮らすには厳しいと思います
別荘からはぐれたのかな、でも別荘まで随分距離があるし・・・
下山の途中、結構気になっていました

2015.10.31 21:23 | URL | #- [edit]
きさく says...""
富士山のビューポイントの金時山、残念でしたね。
今の時期だと富士山も冠雪してるんですよね、う~ん本当に残念。

猫ですかぁ、みんな可愛い!って何かあげちゃうんですよね、きっと。
上高地でも野生の動物につい、何かあげてしまう人も多いんですが、ここは心を鬼にして....
迷ったか捨てられたか....それも運命ですから(悲)。
2015.10.31 21:51 | URL | #mQop/nM. [edit]
kite says..."きさくさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

家を出る時には富士山は姿を隠していたので、半ば諦めていましたが、やはりあそこまで登って
見られないのは残念ですね

又、晴天の日に登ってみたいと思います

そうですね・・・
山小屋が傍にあれば、其処で飼っているのだろうと解釈もできるのですが

麓の別荘から迷ってきたのかな?
ネットで「明神ヶ岳 猫」で調べたら、10月中旬に登った方のブログにもこのニャンコ
登場していました

迷い猫ならば、飼い主の目に留まると良いのですが・・・

2015.11.01 22:59 | URL | #- [edit]
yamatoumi says...""
金時山と明神ヶ岳の縦走、歩かれたんですね!
kiteさん、やっぱり速いですね~さすがです!
私は・・・時間がなくて、明神ヶ岳の途中で撤退でした(^_^;)(笑)
1枚目のお写真の明神ヶ岳へ向かうこの景色は綺麗ですよね♪

そして、クッキングセット♪
すごく楽しみです\(^o^)/
2015.11.01 22:59 | URL | #- [edit]
kite says..."yamatoumi さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

yamatoumi さんの、明神ヶ岳の山レポを参考にさせていただいたので、
時間配分を上手くコントロールすることができました

此処の案内板のCTは、他の山の基準に比べて短すぎますね
ハイカーの方にもチャレンジし易くしているのかもしれませんが、逆効果ですね

ハコネダケに刻まれた登山路を離れた場所から見ると本当に綺麗ですね
周りの樹林の彩との対比、これから秋が深まると、一層美しくなるでしょうね。
今回は富士山が見られなかったので、近いうちにもう一度行く予定です

>そして、クッキングセット♪ ・・・・

yamatoumi さんのような素敵な山ご飯は無理ですよ

割り切って、山男向けの「山メシ」の道を極めようかと思います
「山で食べるから美味しい」と言うメニュを、ブログを読む皆さんが
自宅のPCの前でご覧になったら ・・・・ と考えると少し怖いです(笑)

2015.11.02 20:31 | URL | #- [edit]

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