凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

上高地・涸沢の秋へ その(2)   圧巻!!涸沢カールの紅葉 

上高地・涸沢の秋へ その(2)では、涸沢カールの紅葉を中心に纏めてみました

     
     その(1) 10月5日 :上高地バスターミナルから、明神、徳沢、横尾、本谷橋、Sガレから涸沢ヒュッテまで
                   ※ 下記マップで赤色のルート  ※※ 既報分



     その(2) 10月5日 :涸沢カールの景色を中心に、ピストンで明神池の畔 嘉門次小屋に戻るまで
                   ※ 下記マップで黄色のルート   ※※ 本日の記事となります


     その(3) 10月6日 :嘉門次小屋から自然探勝路を通って、河童橋、上高地バスターミナルまで
                   ※ 下記マップで紫色のルート





ss-涸沢マップ2




ss-DSC_1700 (1)
Photo-1
涸沢ヒュッテの屋上テラスから望む 涸沢カールの紅葉
登山家の間では、この眺めが日本一の紅葉とされている様ですが、納得です
...................................................................................................................




涸沢ヒュッテ、涸沢小屋の分岐点を過ぎ
この先の階段を上がれば涸沢ヒュッテに到着すると言う、この登山路の最後の場面です

涸沢カールに近付くにつれ、ナナカマド、ダケカンバの彩が鮮やかさを増してゆくようです
ss-DSC_1673.jpg
Photo-2

12時少し前、涸沢カール 到着です
憧れの穂高の山懐に抱かれ、極彩色の彩りに染まった涸沢カール

ヒュッテの階段を登り、突然出現したこの景色を前に、暫し私の時間が止まってしまいました
ss-DSC_1677.jpg
Photo-3

此方の登山者の方はこの景色を前に 「万歳!!」

涸沢カールとの 「first contact」 、登山者の反応を見ているのも興味深い
私と同じに、固まってしまう方が多い様です(笑)
ss-DSC_1678.jpg
Photo-4

涸沢カールの眺め、色々なガイドブックに記載されていましたが、
此方の手書きの説明、 気持ちが入っていて(笑)、とても惹かれたので参考までにアップしておきます
ss-涸沢3


暫しこの景色の前で立ち竦んだ後
写真を撮る事を思い出しましたが ・・・  この景色を前してチョッと戦意喪失です

「此処は広角で狙いたい!」と想いましたが、無いものねだりをしても仕方が無いので
標準望遠を使って手持ちで右から左へ「パン撮影」をしてみました


先ずは東稜から
北穂沢から北穂高を狙います  テントの色が鮮やかですね
ss-DSC_1681_201510092144530ce.jpg
Photo-5

少し左にパンして ・・・

涸沢岳に至る「パノラマコース」 が正面に見えてきます
このアングルからヒュッテのナナカマドの真紅の紅葉が左下に入り始めます
正面の涸沢小屋からの眺めも素晴らしいでしょうね
ss-DSC_1682.jpg
Photo-6


奥穂高、そして畏敬の念を持って呼ばせて頂く 「ザイデングラート」 の急坂
今回持参のレンズでは、このアングルがベストでしょうか ・・・・

穂高連峰から吹き付ける風がとても冷たい!  でも 北穂高、涸沢岳、奥穂高、何時まで見ていたい絶景です
生涯最高の紅葉 この涸沢の地で見せて頂きました

ss-DSC_1683.jpg
Photo-7

更に左にパンして 奥穂高から前穂高へ
あそこまでどうやって登るのでしょう ・・・  穂高の素顔を間近で見ることができました
ss-DSC_1684.jpg
Photo-8

憧れと畏怖の感情を持って眺める穂高の岩壁
此処まで望遠で近付くと、この穂高連峰の険しさが良く分かります
ss-DSC_1686.jpg
Photo-9

改めて、北穂高の頂きへ戻ります

時間があったら、北穂高に向かう「パノラマコース」に足を踏み入れてみようかと思っていましたが ・・・・
この景色を前に、今の「自分の身の丈」を思い知りました
ss-DSC_1687.jpg
Photo-10

ヒュッテの正面に位置する涸沢小屋までズーム
この小屋、穂高から落ち込む雪崩を避けた立地との事ですが、紅葉に埋もれた山小屋の眺めは素晴らしい
ss-DSC_1689.jpg
Photo-11

あそこに立って、この涸沢カールの絶景を味わい尽くしたい
そんな強い思いを抱きながら、カールの隅々まで視線を送り込みました
ss-DSC_1690.jpg
Photo-12

涸沢ヒュッテご自慢の「パノラマ売店」
名物のカレー、ラーメン、おでん 私はこの展望テラスにて、北風に晒されながらカレーを頂きました
ss-DSC_1695.jpg
Photo-13

テラスにて360度の景色を愛でる 至福の時間
この景色を前に、皆さん多少殺気立つほどのハイテンション(笑)
ss-DSC_1696.jpg
Photo-14

涸沢の大雪渓、そして その上には前穂高と奥穂高を結ぶ吊尾根が見えています
この吊尾根の丁度向こう側が上高地になるそうです
ss-DSC_1698.jpg
Photo-15

太古の世紀を超え、氷河が造り上げた涸沢カール
雲がかかると急速に体感温度が下がり、風の冷たさに驚きます

息を飲むほど美しいこの景色も、厳しい自然と隣り合わせである事 改めて思い知ります







ss-DSC_1702_2015100921454516d.jpg
Photo-16

涸沢小屋のHPを読むと、この涸沢小屋の歴史を読み取ることができます
厳しい涸沢の自然、特に雪崩との闘いは凄まじく、ひとたび雪崩に直面すると、山小屋などひとたまりも無いそうな・・・

涸沢小屋の背後にある50mの絶壁が、雪崩を防ぐ天蓋となっているとの事

ss-DSC_1704.jpg
Photo-17


まさに紅葉の瀑布 !!  その滝壺に位置するような涸沢小屋
次に涸沢に来た時には、是非あそこまで行ってみたい
ss-DSC_1708.jpg
Photo-18

北穂高から落ちてくる雪崩の通る道はアズキ沢と北穂沢に分かれるそうですが・・・
この景色を見ていると、凄まじい雪崩の場面が見えるようです
ss-DSC_1711.jpg
Photo-19

至福の時間は直ぐに終わってしまい ・・・・
そろそろ帰路に向かわないと、予定時間に山小屋に着きません

我に返ると、両足のマメがその存在を主張しています(笑)


涸沢からの帰路 → ●Sガレ(0:30) → ●本谷橋(0:40 /1:10) → ●横尾山荘(50 /2:00) 
→ ●徳沢ロッジ(1:10 /3:10) → ●明神館(1:00 /4:10) → ●嘉門次小屋(0:10 /4:20

標準タイムで帰るのは少しきついかな・・・


ピストンで戻ることになるので、以下の写真はその(1)で紹介したものとかなり近いのでコメントは割愛します
私的には、光の具合が変化しているので微妙に写りが変わっているのですが・・・

ss-DSC_1726.jpg
Photo-20

ss-DSC_1747_20151009214604e34.jpg
Photo-21

ss-DSC_1759.jpg
Photo-22

ss-DSC_1762.jpg
Photo-23

ss-DSC_1775.jpg
Photo-24


涸沢から約2時間、横尾大橋に予定時間に到着です
岩場の下りは、足の置き場所の注意する事で、意外とマメに負担をかけずに降りてくることができました

休む時間も無いので、水場で喉を潤して直ぐに出発です

ss-DSC_1776_20151009214609bf4.jpg
Photo-25


キツイのは、登山路よりむしろこのあとの平地を歩く2時間でした
マメに堪える砂利の林道、ポールにすがりながら(笑)、落日と競争しながら歩いたこの登山路はかなり辛かった


午後4時50分、名物の岩魚を焼く香ばしい匂いに包まれた「嘉門次小屋」に無事到着


嘉門次小屋
日本近代登山の父、W・ウェストンの山案内人として知られる上條嘉門次
彼のひ孫に当たる4代目が当主を勤める嘉門次小屋

とても居心地の良い山小屋でした



上高地・涸沢の山旅の最終章
上高地・涸沢の秋へ  その(3) 明神から上高地へ 

に続きます






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16 Comments

plateau says..."素晴らしい!"
こんばんは^^

個沢カールはいつかは行きたいと思っています
それにしても素晴らしいロケーションですね
そして 美しい写真で 目の前に広がる実際の景色を想像したら感動で言葉も出ないでしょう

来年は体調を整えて是非行きたいと思います

素晴らしい記事をありがとうございます^^
2015.10.10 19:44 | URL | #- [edit]
きさく says...""
息をのむような素晴らしい涸沢の紅葉ですね!
こんなの見たらまた行きたくなっちゃいますね~。
涸沢の池に映る紅葉の景色もなかなかなもんです。
今回、行かれなかったのかな?ヒュッテのすぐ裏にある池なんですが、絶景ですよ。
もし行ってないようでしたら、次回は是非行ってみてください。
ほの後でしょうか、穂高に冠雪があったのは。
もう冬を迎えようとしてるんですね....。
2015.10.10 20:39 | URL | #mQop/nM. [edit]
優 says...""
ブラボーです!
素晴らしい写真をありがとうございます!
臨場感あふれる美しい写真が撮れましたね
今でも この景色が目に焼き付いているのでしょうか…
何だか 一生分の紅葉を見ちゃったわね〜 ♪
2015.10.11 05:05 | URL | #- [edit]
ふくちゃん says...""
素晴らしい紅葉ですね。こういうチャンスはなかなかないですね。行けばガスか雨にやられる。良い写真をみさせてもらっています。ありがとうございます。
2015.10.11 07:45 | URL | #- [edit]
kite says..."plateau さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

紅葉の季節、山の雑誌を読むと必ず出てくる「涸沢カール」の写真

周りに佇立する穂高連峰、氷河の作った巨大なカール、その距離感、巨大さ、
そしてカールに点在する原色のナナカマド、ダケカンバのハッとするような彩り、
ヒュッテのテラスからみた この景色は本当に凄い!

万歳をする人、涙する人、固まる人・・
冷たい風に吹かれながら眺めるこの風景の神々しさは、本当に感動ものでした

plateauさんも、是非来年は出かけてみてください。
2015.10.11 08:48 | URL | #- [edit]
ぼびぱぱ says...""
おはようございます
素晴らしい紅葉ですね
良い景色を見せていただきました
ありがとうございます
2015.10.11 08:52 | URL | #- [edit]
kite31 says..."きさくさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

この日、涸沢の素晴らしい景色を見て、本当に山を始めてよかった・・・と強く想いました
その季節、その山に登った人しか知らない、こうした素晴らしい風景が、未だ沢山あるのでしょうね

今回の涸沢の紅葉との出合は、様々な偶然から生まれた僥倖
でも一度こうした風景との出合を知ったら、雨、風、ガスに巡りあってしまった山行位で、めげて入られませんね(笑)

>今回、行かれなかったのかな?ヒュッテのすぐ裏にある池なんですが、絶景ですよ。

ヒュッテのテラスから降りて少し歩きたかったのですが
如何せん、余りにも時間が無くて・・・、帰宅後写真を見ながら、せめて1時間あそこに立っていらるれる計画を
作るべきだった!!と思っています。

次の機会、是非涸沢の池にも行ってみたいと思います

今回は様々な時間制約が多い中、あれこれ検討してプランを作ったので、凄く充実した山歩きができました
今回の反省点は、来年の計画に上手く活かしたいです

穂高の初冠雪は、私の帰宅後のようです
でも、ヒュッテで受けた穂高からの風は、切られるような冷たさでしたから・・・
あの風は、冬の使いだったのでしょう

北アルプスの秋は短いですね





2015.10.11 08:59 | URL | #- [edit]
kite says..."優さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

本当に「目に焼きつく風景」と言うものはあるのですね
この日、山小屋で休む時、あの涸沢の景色が幾度も目に浮かびました

チョッと冷静にならないと、家に帰った後、普通に(笑)写真を撮ることができなくなるのでは・・・
と少し心配になるほど、強烈な印象が残りました

涸沢行きで足のマメが酷くなり、翌日は余り動けなかった事もあり、上高地周辺の自然探勝路で少しクールダウンして
帰ってまいりました(笑)

>何だか 一生分の紅葉を見ちゃったわね〜 ♪

一生分かどうかは分かりませんが(大笑)
未だ10月初旬なのに、今年はもう紅葉の写真はいいかな・・・ なんて本気で思っています

ヒュッテのテラスでスケッチしている方もいましたよ
優さんもご主人、息子さんとご一緒に是非行ってみてください。


2015.10.11 09:09 | URL | #- [edit]
kite says..."ふくちゃん さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

夏山では、雨、風、ガス・・、大分苦労させられたので、漸く天候に恵まれた登山ができました
この日も、上高地で晴れていても、途中前穂高に大分雲がかかっていたりしていましたが、
本当についていました

山小屋で同室だった4名の方は、皆さん翌日涸沢行きを計画していたので、私の撮ってきた写真を前に
翌日も晴れるように! って、ヤキモキしていました(笑)

次の機会がこれほど晴れるか分かりませんが、今年の風景が確りと目に焼きついているので(笑)、
これは私の強みですね(笑)
2015.10.11 09:17 | URL | #- [edit]
kite says..."ぼびぱぱ さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

山の紅葉の写真を見ると、必ずでてくる涸沢カール
先日BSで放送していた、ザ・プレミアム にっぽんトレッキングBest20!秋
五万人の登山者に聞いたアンケートとの事でしたが、この「涸沢カール」が一位になっていました。

出かける前日の放送だったので期待感一杯でしたが、想像以上の景色、もう忘れられない「一生物の記憶」ですね

来年はもっと混むかもしれませんが、あの景色は一人でも多くの人に見てもらいたい、日本の宝だと想います

2015.10.11 09:23 | URL | #- [edit]
Myan says..."どれも好い写真"
綺麗!
PC上でレタッチしてます?
それにしても、羨ましい程アクティブですね
2015.10.11 14:06 | URL | #- [edit]
ご〜ご〜ひでりん says...""
kite31さま、はじめまして。

すばらしい景観(写真)ですね!
感動しました。
2015.10.11 17:40 | URL | #OsZoF7Es [edit]
kite says..."Myan さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

秋の山岳写真で必ずと言っていいほど登場する涸沢カール
こんな世界があったのか・・・、と思わずその場に立ち尽くしてしまった程、本当に素晴らしい風景でした
写真から、この風景の素晴らしさが伝わったら嬉しいです

>PC上でレタッチしてます?

Nikonのカメラを使っているので、ViewNXでコントラスト補正、トリミングをしています

>それにしても、羨ましい程アクティブですね

今回は少し無理が祟ったようで、久しぶりに足にマメを作りました
でも、どこかで多少無理をしなければ、ハイシーズンの上高地で感動する場面に立ち会うのは難しかった筈
と自分では納得しています
2015.10.12 06:44 | URL | #- [edit]
kite says..."ご〜ご〜ひでりん さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

ご〜ご〜ひでりん さん、はじめまして

本当に素晴らしい景色を見る事ができました
写真から、涸沢カールの紅葉の素晴らしさ、味わっていただけたなら嬉しいです

雄大な穂高連峰、巨大なカール、其処に散在する極彩色の紅葉
その神々しさに言葉を失うほど、忘れえぬ体験ができたと思います

天候、紅葉の時期、光の具合・・すべてが恵まれていた今回の登山
次の機会では何処まで恵まれるか?分かりませんが、あの景色を求めて毎年行くのでしょうね・・(笑)

2015.10.12 06:51 | URL | #- [edit]
コットン says..."感激"
こんばんは
素晴らしい紅葉で何度も拝見しています。
涸沢小屋まで行くのが大変らしいですね。

昨年TVで北アルプス モルゲンロート パノラマで見られる朝焼け
夜 涸沢ヒュッテから見える景色も数多いテントが宝石のように光っているなど・・・
素晴らしい景色を是非観たいと思っていましたが
10月上旬に計画していたのですが都合がつかなくて諦めていました。
来年こそは・・と思っていますが
写真を拝見出来て感激です。ありがとうございました。

いつも楽しく拝見し、癒されています。

2015.10.12 20:51 | URL | #HN5qF0Ho [edit]
kite says..."コットンさんへ"
こんにちは、コメントありがとうございます

最近の登山人気の高まりを受けて、TV(特にBS)では結構良質の「山の特集」を組んでいますね
朝焼けの様子をジックリと動画で見たら堪らないですね

夜、色とりどりのテントが光る様子はとても美しいですね
私も来年の夏山に向けてテント泊の準備をしようと思っていますが、夜表から見て美しいテントがいいかなぁ、
とも思っています(笑い)

今年は都合がつかなかったのですか?
高原の紅葉の時期、見頃が限られているのでスケジュールの調整が大変ですね
来年、是非見頃の涸沢の紅葉にめぐり合えます様に・・・

>いつも楽しく拝見し、癒されています。

ありがとうございます
いつでも遊びに来て、気軽にコメント入れてください。
2015.10.13 16:17 | URL | #- [edit]

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