凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

初秋の表丹沢 塔ノ岳に一眼レフを連れて登ってきました 

先日来ブログでレポートしている 【COTTON CARRIER STRAP SHOT】

このストラップにD600 を装着し、西丹沢の檜洞丸に出かけた記事は既にアップ済みですが
この後予定する涸沢に出かけるまでに、ストラップをもう一度試してみたくて
お天気のはっきりしない先週末、表丹沢の塔ノ岳に連れ出してみました



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Photo-1
三ノ塔から 烏尾山から塔ノ岳に連なる稜線を眼下に見下ろす
表丹沢縦走路の中で私の大好きな景色の一つ

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Photo-2
三ノ塔から烏尾山に至る 標高差70mの急坂
霧が晴れると此処からの見晴しは良くなりますが・・・ 恐怖心も蘇り、此処で足を止める登山の方も多いようです

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塔ノ岳(トウノタケ)

塔ノ岳は丹沢山地の南部にある標高1,491 mの山で、愛甲郡清川村、秦野市、足柄上郡山北町の境目に位置する。

頂上からの展望がとてもよく、天気がよければ富士山や南アルプスまで望むことができる。
また首都圏に近く交通の便がよいため登山者に人気がある。北に丹沢山、東には新大日、南西には鍋割山などの山が位置する。
登山者の増加により大倉尾根の侵食裸地化が問題となっており、植生復元の試みがなされているが、悪化する一方である。

(Wikipedia より)


登山者の増加、鹿の食害、大気汚染によって進む侵食裸地化
先日来の台風や大雨で、途中の登山路が随分崩れているのを感じました

この丹沢の崩落、この日登ってみてとても気になったので、少し調べてみようと思います



さて、秦野からバスでヤビツ峠へ
バスの混み具合を見て、直ぐに臨時バスを出してくれるサービスは、とてもありがたいです


この日、秦野駅では薄日も差していましたが、ヤビツ峠に到着すると、薄い霧が流れています
一眼レフで霧だけ撮っていた・・・ なんて事になりませんように(笑)


朝9時、ヤビツ峠を出発

二ノ塔まで、ぬかるんだ道を約1時間の登坂
まるで登山者を追い越すように・・・ 樹林の間をゆっくりと霧が登ってゆきます
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Photo-3

標高が上がるにつれ、次第に霧が濃くなってきました

二ノ塔までの登りで、正面に見える(筈の・・)大山を写したかったのですが
この霧では、チョッと無理そうです
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Photo-4


今年の春、この階段から振り返って見た「大山」の姿が凄く印象に残っているのですが・・・
この坂を三回登って、一勝二敗です
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Photo-5

二ノ塔まであと少し
この樹林のトンネルが、とても気に入っています

次に来るのは、恐らく紅葉の丹沢
落ち葉を踏みながら歩く この錦のトンネルは美しいでしょうね
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Photo-6

二ノ塔ではチョッと水分補給をして、そのまま三ノ塔を目指します

見晴しのよさで人気の三ノ塔山頂(標高:1204m)に到着
此処からの景色が、今回一番の楽しみでしたが ・・・・
残念ながらすっかり霧に包まれています

一緒に登ってきた皆さんからも落胆の声(笑)
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Photo-7


しかし、この日の丹沢は終日かなり強い風が吹いていました
谷から吹き上げてくる風で霧に濃淡がつき始めてきたので、烏尾山を見下ろす頂にて暫し待機

この日は、ついていました!

登山者が見守る中、霧が徐々に薄れ、眼下に烏尾山荘が姿を現しました
カメラを構えた皆さん、このタイミングで一斉にシャッターをきります
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Photo-8

初めて此処からの景色を見た5月に比べ
この日の景色は大分霞んでいて、写真を撮るにはいまひとつでしたが、贅沢は言えません、この日はこれで十分

晩秋の景色そして、初冬の頃、又此処からの景色を見に来ます
ss-DSC_1325.jpg
Photo-9

三ノ塔から急坂を下り、烏尾山荘に向かう木道から三ノ塔を振り返ります

この下り坂、見晴しは良いのですが、クサリのない滑りやすい登山路を降りるので、少し怖い場所
この日、階段を設置していたので、これができると大分楽になりそうです

私の後から登ってきた年配の4名のグループの方
此処で暫く難渋している様子
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Photo-10

中腹まで来ているのであと少しなのですが ・・・・
かなり慎重に降りていました

烏尾山荘横で軽い食事をしている時、このグループの皆さん、無事に降りてきました
よかった、よかった
ss-DSC_1345.jpg
Photo-11


烏尾山荘で一休みした後 塔ノ岳への登山路を急ぐことにします

此処からは
行者ヶ岳(標高:1188m) → 新大日(標高:1340m) → 木ノ又大日(標高:1396m)
→ 塔ノ岳(標高:1491m)
2時間弱のコースタイムのルートとなります

晴れていれば、此処から塔ノ岳までの稜線が美しいのですが、やはり霞んでいます
ss-DSC_1381.jpg
Photo-12

行者ヶ岳の前後はクサリ場が続き、その先に大崩落にかかる木橋
此処もこの日撮影したかった場所なのですが、霧で崩落した谷も見えませんでした
ss-DSC_1401.jpg
Photo-13

休業中の新大日茶屋
建物の朽ち方、そして立地条件から言っても、この茶屋が再開することも無いのかな・・・
此処まで来れば、ゴールまであと少し

しかし、此処のベンチで給水休憩中
突然、大粒の雨が落ちてきました

薄暗い霧の中、強い風と大粒の雨
かなり条件が悪くなってきたので、D600をストラップから外し
防水袋に入れてザックに収納、私もレインウェアを着て雨の中を歩くことにしました

今年は、本当に雨に祟られるなぁ・・・(苦笑)
ss-DSC_1410.jpg
Photo-14

午後2時、塔ノ岳 山頂に到着
雨が上がったと思ったら、急に青空が広がり、日が差してきました

しかし、楽しみにしていた塔ノ岳からの眺めはこの日もダメ!
塔ノ岳の眺めは、これで三連敗です
ss-DSC_1413.jpg
Photo-15

青空が見えたのも束の間
また、濃い霧に囲まれた塔ノ岳山頂、少し肌寒いほどでした
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Photo-16


途中で、幾度か行動食を食べてきたので、余り空腹感はありませんでしたが
此処から大倉尾根を一気に降りるので・・・・

ストレッチをして体をほぐし、サンドウィッチを少しお腹に入れて出発です
ss-DSC_1418.jpg
Photo-17

雨の心配もあったので、大倉尾根の下りはカメラはザックに収納したまま

大倉からのバスの時間に合わせ、塔ノ岳から約2時間で下ってきましたが、やはりこの坂の下りは足にきつい
ギリギリでバスに乗った後、渋沢駅に着くまで、膝が笑い続けていました(笑)



さて、 【COTTON CARRIER STRAP SHOT】 の使い心地の最終報告です
以下は、先週の檜洞丸登山でのレポート

                       ① フルサイズのD600を装着しても、落下の不安は全く感じなかった
                       ② 写真を撮りたい時、カメラの着脱は非常に楽、寧ろウェストポーチから出すより楽
                       ③ 登山の最中、カメラが動作を干渉することは殆ど無し
                           ※但し、狭い岩場を通り抜けるとき、カメラをぶつけない様手で保護する場面があった
                       ④ レンズキャップを落すのがイヤなのでで外し、レンズ保護にフードを付けた状態で登ったが
                           ※レンズが汚れ易いので、キャップはつけたほうがよいかもしれません
                       ⑤ カメラがむき出しのままなので、埃の立つ場所では要注意
                           ※今回は沢沿いの湿った登山路だったので、埃の心配な無かった

                       番外 やはり目立つ!(笑) すれ違う時、カメラに視線が止まるのが分かりました

以下の⑥、⑦、⑧ が今回の追記分です

                       ⑥ 前回のブログへのコメントとして 「きさくさん」から
                           「カメラが直射日光を浴び、レンズの接点に障害が出た」とのアドバイスを頂きましたが
                           確かに、外部環境(温度、湿度、埃)からカメラ本体への影響は無視できないように思います
                       ⑦ 今回、このストラップを使ったままクサリ場を降りて感じたこと
                           左のストラップに装着していると、坂を下りる際左の足元が死角になる
                            ※急な坂の登り、降りではカメラを外すべき →ある意味当然です 
                       ⑧ 大倉尾根の下りで、D600を外して降りたら、
                           改めて、体のバランス、視野の面で、カメラの装着の影響を感じました
                            ※思ったほど影響が無いものの、長い縦走では次第に影響を感じる可能性あり


前回はかなり良好なレポートでしたが、今回は少し辛口の評価内容になりました。
要は、(当然ながら)全て良いわけではないので、課題を確り認識して
上手く使ってゆく必要がある、と言うこと

これまで諦めていたD600と一緒に登山をすること
この 【COTTON CARRIER STRAP SHOT】 が可能にしてくれたのは事実
これは大きいですね


さて、今週末からの涸沢
山カメラは、D600で行くことにしました

お天気に恵まれますように・・・・ (笑)



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6 Comments

yamatoumi says...""
kiteさん!
またヤビツ峠から登られてて、すごいです♪
先日、立山を歩いた時に思ったんです。
ここが、ガスで真っ白で雨が降ってたら、とてもじゃないけど歩けないよなぁ・・とK樣と話しながら、稜線を歩きました。
人も少なく、そして、ソロ、それでも最後まで歩く、すごい精神力だと思いました!
私だったら、即、撤退です(^_^;)

今週末は涸沢なんですね(*^_^*)
ヤマテンで天気をみてみたら、3日から晴れになってましたよ♪
素晴らしいお写真を楽しみにしています(*^_^*)
お気をつけて!楽しんできて下さい♪
2015.10.01 19:50 | URL | #- [edit]
きさく says...""
山はスカッと晴れている時も良いですが、漂うガスの中の山も良いもんですね。
どちらかと言うとガス(ほどほどですが)の山のほうが好きです。
涸沢に行かれるとか、今年は紅葉も綺麗そうできっとすごい人でしょうね。
最近涸沢に行ってないので....うらやましいです。
写真、楽しみにしてます。
2015.10.01 20:44 | URL | #mQop/nM. [edit]
kite says..."yamatoumi さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

今回が3回目の表丹沢縦走、漸くコースが頭に入ってきた感じです
人気のコース、やはり見所は十分です、この後は紅葉の頃、そして冬の雪景色、又此処に登りたいと思っています

8月の立山縦走、
厳しい条件下でかなり大変な思いをしましたが、達成感はとても大きかったです
その場の状況を見極めて、リスク管理と安全策の模索、ソロならではの貴重な経験でしたが、
やはり・・・縦走は晴れた日がいいです(笑)

しかしあの様な荒天の登山では、登山ウェア、ギアへの信頼感はとても大きいですね
雨は漏れて来ない筈、この程度では滑らない筈・・・
レインウェア、登山靴、ザック、ストック等の信頼性に何か懸念を抱えていたら、と思うととても怖いです

yamatoumi さんの立山のテン泊レポ、とても楽しみにしています
アッ、でも焦らなくてもいいですからね(笑)

涸沢、お天気は大丈夫そうですね。(笑)
この時期は想像以上の混雑で、山小屋の予約に苦労して、結局4日の夜行バスで出発です
来年はテントで行きたいですね

穂高、槍が見えるかな・・・  とても楽しみです
2015.10.02 09:29 | URL | #- [edit]
kite says..."きさくさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

本当に、山の景色、四季というのは、
それぞれに良さがあって、ガイドブック等のベストXXと言うのには異論がありますね

春に雨の西丹沢を歩きましたが
新緑から零れる水滴の美しさ、爽やかな早春の森の香り、本当に気持ちが良かった。

街にいたら、こんな雨の中を山に登って・・・大変そう、と思うのでしょうが
負け惜しみでなく(笑)、「雨の中の登山も良かった」と感じたものでした

ガスが樹林の中を静かに流れる風景、
ガスの乳白色の間から姿を現す稜線、山で出会う(適度な←此処が重要)ガスは、とても良いアクセントですね


涸沢、今週から紅葉が丁度見頃のようで確か大変な人出の様子です

それだけに、贅沢は言えませんね(笑)、
混雑した深夜バス、山小屋、登山路・・、みんな洗い流してくれるであろう
上高地の空気を楽しみに出かけてきます

2015.10.02 09:41 | URL | #- [edit]
坂月沢蚊 says...""
塔ノ岳三戦全敗とは残念ですね。是非またチャレンジしてください。
涸沢天気が良さそうですね。
2015.10.03 20:17 | URL | #- [edit]
kite says..."坂月沢蚊 さんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

塔ノ岳に限らず、丹沢は秦野が晴れていても、曇っていることが多いですね
秋が深まって、空気が澄んだ頃に又再挑戦してみます

涸沢、
かなりの人出だそうで、行く前から少し怯んでいます(笑)

カールの辺りは少し紅葉が過ぎたようですが、憧れの穂高、槍を確り見てきたいと思います
2015.10.04 08:09 | URL | #- [edit]

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