凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

初秋の西丹沢  檜洞丸に一眼レフと登ってきました  

先日のブログで紹介した 【COTTON CARRIER STRAP SHOT】
早速、このストラップにD600 を装着して、初秋の西丹沢 檜洞丸(ヒノキボラマル)に登って参りました


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一眼レフで写したかった景色の一つ  檜洞丸から犬越路に向かう稜線の眺め
初秋の西丹沢、所により広葉樹が色付き始めています

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檜洞丸山頂 緑の枝を残したまま 別の枝は紅に染まり始めた樹  ・・・ 何の樹でしょうか?
山頂では、秋の始まる気配が濃厚でした

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檜洞丸(ヒノキボラマル)

丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳(標高:1673m)から西へ伸びる丹沢主稜にある山
標高は1601mと丹沢で4番目に高い山で、周辺の山々とともに丹沢大山国定公園に指定されている

頂稜を深々としたブナ林に覆われたどっしりとした山容を持つことから西丹沢の盟主と呼ばれる
5月下旬から6月上旬にかけて山を彩るシロヤシオの花で近年人気の山となっており、この季節は多くの登山者が訪れる
(Wikipedia より)


西丹沢にある山のうち
檜洞丸、大室山、加入道山、畦ヶ丸と、今年、主な山を一通り登りましたが
この日は、5月末にシロヤシオの花に釣られて登って以来の檜洞丸
一眼レフを持って登るには、かなりキツイ山でした(笑)


西丹沢自然教室の駐車場に朝7時半に到着
晴天のシルバーウィーク、早朝の東名高速 予想以上に渋滞していました

自然教室に登山届けを出しながら、西丹沢の近況を確認
台風と大雨の影響で橋が幾つか流れた、犬越路で落石の報告があった、全般に沢の水が多い・・・
毎日のように現場を歩いてチェックされているレンジャーの皆さんの意見は傾聴に値します


この日、【COTTON CARRIER STRAP SHOT】に装着した山カメラは
D600 & AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
一連の装備で、
約1.5キロ やはり重い ・・・(笑)

西丹沢自然教室の標高が540m、檜洞丸山頂までは高度差1060m、片道5キロの登山となります


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【COTTON CARRIER STRAP SHOT】



【西丹沢自然教室 ~ ゴーラ沢出合】

ツツジ新道入り口まで、キャンプサイト横の舗装路を暫し歩きます
この間にザックとキャリア、カメラのフィット具合をチェックしながら、カメラの抜き差しのアクションを練習(笑)

心配していた、左右の重量バランス、登山の動作の干渉は特に無く
重さも平地を歩いている分には、さして気になりません
※この重さが堪えたのは・・・下山の時でした

早速何枚か試し撮りです
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Photo-3

残暑の厳しい8月下旬に、滝と沢の涼しさに誘われて登った畦ヶ丸
真夏に登る山としては、定番になりそうです
渓流を流れる水が綺麗ですね・・・
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Photo-4

ツツジ新道入り口に到着
此処から覗き込むと、何時も何か歓迎されていない印象を受ける(笑) そんな沢沿いの登山路
この沢から稜線に出るまで、暫く薄暗い場所を通ることになります
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Photo-5

暫く薄暗い樹林帯を登って明るい稜線に出ました
此処から1キロ弱、ゴーラ沢出会までブナやミズナラの広葉樹の間を歩く 気持ちのよいトレッキングコース
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Photo-6

ゴーラ沢出合に到着
沢の水は思った程多くありません、この沢を2ヶ所渡った後、本格的な登山が始まります

踏み跡が見つけにくい沢沿いの登山路 この赤いリボンのマークがとても嬉しいです
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Photo-7


【ゴーラ沢出合 ~ 檜洞丸山頂】

石の階段を登った後、いきなりのクサリ場
此処から稜線に沿って、800mの高度差を登ってゆきますが、全般にこのようなキツイ急坂が続きます
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Photo-8

崩落している場所を渡るクサリ場、大きな岩の間を縫うように登る登山路 やはり結構キツイ!
適当なインターバルで、小休止を入れながら登ってゆきます

春に登った時には、稜線に沿って茂る広葉樹の新緑の美しさにウットリしたものでした
秋の気配を期待していましたが・・・・この辺りの標高では、樹林が色付くまでもう暫くかかりそうです

足を止めたとき、汗ばんで火照った体に沢から樹林の間を登ってくる風がとても心地よい
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Photo-9

標高1200m付近
この辺りまで来ると、樹林の間から回りの景色を見ることができます
春に来た時には正面に富士山が見えたのですが、この日が雲に隠れていました

この写真で正面に見える大きな山が大室山(標高:1588m)
凄くどっしりとして威厳を感じさせる山です
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Photo-10

シロヤシオの樹を含め、紅葉の早いツツジが色付いていました
春、新緑に染まる山の中に、トウゴクミツバツツジの紅の花を見かけましたが
この樹は紅葉も見事なようですね
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Photo-11

長い急坂も終盤、この木の根の道まで来ると後一息
木道が現れて、暫く歩くと山頂です
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Photo-12

秋の山は紅葉と並び、木の実とキノコの季節
此処まで来る登山路で、路に落ちた青いドングリの実を沢山見かけました

愛らしいキノコも登山路脇の林で見かけましたが・・・・
身をかがめて、キノコに顔を近づけて接写する余裕が無くて、
楽な姿勢で写せる様な、立ち木に生えた【少し不気味なキノコ】 ばかり写していました(笑)

山ガールの皆さんは、夏山の高山植物と同様に愛らしいキノコの写真を撮られるようですね
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Photo-13

早春の若葉の頃 この山から見る緑のグラデーションは息を飲むほどの美しさでした
秋、木々はそろそろ冬支度 葉の色を少しずつ変えてきているようです

何よりも、森の匂いが変わってきています
若葉の爽やかな芳香から、芳醇な木々のヤニの発する濃厚な匂いへ ・・・ 標高が上がるにつれ秋の深まりを感じます
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Photo-14

木の階段の登って、木道に到着です
春はこの一帯をバイケイソウの葉が埋め尽くしていましたが、その頃に比べ随分様変わりしていました
緑一色だった一帯が、秋色 ・・・ 様々な彩りに変わろうとしています
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ブナやミズナラ、広葉樹の茂る山頂付近
もう少しして ・・・・
少しヒンヤリとした空気の中、黄金色に染まった落ち葉が舞う木道を歩いていみたいですね
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Photo-16

山頂に近付くにつれ、立ち枯れしたブナの樹が目立ってきます

ブナの樹には脂が少なく、杉を中心とした針葉樹のように長生きできないそうな・・・
更に、丹沢のブナには、台風の強風、大気汚染、鹿の食害と大変厳しい環境の中にあること
この檜洞丸の山頂に来ると感じます
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【檜洞丸 山頂】

12時少し前、ほぼコースタイムで登ることができました
シルバーウィークで混んでいるかと想いましたが、山頂はかなりひっそりとしていました

余り食欲がないものの、空いているテーブルで昼食をいただきました
お隣の若者2人、バーナーを用意してインスタントラーメンを作っていました
これからの季節、暖かいものがほしくなりますね

深まり行く秋の登山では、是非バーナーを持参して、山コーヒーを頂くことにします
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立ち枯れのブナ これほど大きくなると、枯れてもなお貫禄がありますね
登山路付近では、倒れると危険なので、ある程度枯れ方が進むと伐採されるようです
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昼食後は本日のメインイベント
檜洞丸から 犬越路に向かう稜線の景色です

緑一色の夏山から、所々に彩が混じり ・・・ 山ではもう秋の気配を感じますね
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少し雲がかかり、遠景までは楽しむ事はできませんでしたが
楽しみにしていた景色、ジックリと堪能いたしました

此方は道志川渓谷から相模原に向かう景色ですね
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沢に向かって落ち込む稜線 
秋色 ・・・ 緑から黄色へと変化しているのがわかります
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20分ほどベンチに佇み、この景色を楽しみました
時間と体力(笑)が許したら、10月末 錦秋の頃、此処に戻ってきたいと想います

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Photo-23

階段の途中で休憩中のこのご夫婦
ゴーラ沢の登山路から 前後しながらご一緒して来ました
ご主人は100名山のTシャツを着て頑張って登っていました(笑)
これから登るそうです・・・

下山路の選択に迷っていたようですが、この景色に惹かれて「犬越路」から行く事にしたそうです
奥様はこの景色に見惚れ、階段の途中で腰掛けて暫し留まっていました(笑)

お気をつけて・・・・
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私も少し迷いましたが ・・・
犬越路は、7月の大室山登山の時に登っていますし
難路と言われていますが、途中の景色に余り惹かれるものが無かったので・・・
登ってきたツツジ新道をピストンで下ることにしました

時刻は午後1時半
この時間に登ってくる方が、チラホラといました
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時折振り返ってみていても、背中越しの景色って、結構見忘れていますね
ピストンで登った道を降りる楽しみ 
登り道で見忘れた そんな景色を拾いながら登山路を下ってゆくことにします
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木道脇に赤い実がなっていました
山の彩を楽しむ そんな秋の到来を感じます
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此処からは一気の下り、1000mの岩場を中心とした急坂が待ち構えています
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下りもほぼコースタイム、約2時間で下りてきましたが・・・・
ゴーラ沢出合を過ぎた稜線の辺りで、膝に違和感を感じて下るスピードを落しました

これまで、翌日に膝、脹脛、太もも、腰、背中 ・・・・ って殆ど全身(笑)
が筋肉痛に襲われる事はよくありましたが、下っている最中に痛みを感じたことは無かったので
少し慌てました

これまで3度下った大倉の尾根に比べて檜洞丸の下りの方がキツイ?
胸元で揺れる 1.5キロのカメラの重量が利いた?

一晩寝て、膝の痛みは引いたので、余り大事にはならないと想いますが ・・・
やはり下り坂は要注意ですね


さて、 【COTTON CARRIER STRAP SHOT】 の使い心地ですが、以下に簡単にまとめます
                       ① フルサイズのD600を装着しても、落下の不安は全く感じなかった
                       ② 写真を撮りたい時、カメラの着脱は非常に楽、寧ろウェストポーチから出すより楽
                       ③ 登山の最中、カメラが動作を干渉することは殆ど無し
                           ※但し、狭い岩場を通り抜けるとき、カメラをぶつけない様手で保護する場面があった
                       ④ レンズキャップを落すのがイヤなのでで外し、レンズ保護にフードを付けた状態で登ったが
                           ※レンズが汚れ易いので、キャップはつけたほうがよいかもしれません
                       ⑤ カメラがむき出しのままなので、埃の立つ場所では要注意
                           ※今回は沢沿いの湿った登山路だったので、埃の心配な無かった

                       番外 やはり目立つ!(笑) すれ違う時、カメラに視線が止まるのが分かりました
撮れた写真を仔細に眺めましたが・・・
もっと良いレンズがほしい(笑) と言う物欲はさておき、今回持って行った
D600 & AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR

それと、新しく買った山カメラとレンズ
α6000 & E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

差は感じるものの、諸々の条件を考えると、ケースバイケースで使い分けるのが賢いかな・・・
と言うのが、今回の私の結論です 
極、無難な結論ですみません


この先、ニコンの大三元、小三元と言った高性能のレンズを購入したら
この結論も変わることになるかもしれません


膝がよくなったら、来週塔ノ岳でもう一度、このギアを試してみたいと想います



【凧と浜風】   お付き合い頂き ありがとうございました
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5 Comments

m_hiro says...""
こんばんは。初秋の檜洞丸おつかれさまです。
緑の中にカエデの赤が映えてきれいですね。初秋もいいですね。
私もブナの紅葉見に丹沢行こうかと思ってます。

尾瀬に19,20日に行ってきました。凄い人だったので1泊で切り上げました。
ニッコウキスゲのシーズン並でしたよ。びっくりしました。
ヤマドリゼンマイは緑、黄、茶のグラデーシションになっていてちょうどよかったです。
小風が止まず被写体ぶれまくりでしたが、初秋の尾瀬が見れて満足しております。
来月、霜の景色も見てみたくなりました。
2015.09.22 00:01 | URL | #I4ItglUE [edit]
坂月沢蚊 says...""
檜洞丸は雪景色が素晴らしいです。是非、軽アイゼン付けて登ってみてください。
2015.09.22 08:45 | URL | #- [edit]
kite says..."m_hiro さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

ここ数年、紅葉の季節には、東京近郊の紅葉の名所を歩き回っていましたが、
今年は山に登ることが多そうです。

鎌倉、富士五湖、昭和記念公園、神宮外苑・・・、錦秋の街並みも素晴らしいですが
丹沢の自然が秋を迎える様を是非見てみたいと想いました

楓、ナナカマドと云った鮮やかに染まる木々だけでなく、ブナ、ナラ、カラマツ・・と言った落葉樹林が
秋色に染まり、静かに葉を落とす景色はきっと素晴らしいのだろう、と想像しています

表丹沢、西丹沢、東丹沢・・・
春から夏の間、秋の頃の景色を想像していた場所への登山、これもまた待ち遠しいです

>凄い人だったので1泊で切り上げました。

それはそれは・・・
5日間も休みの連なるシルバーウィークは、この先暫くこないようなので
季節の名所にどっと繰り出したのですね。

でも、ヤマドリゼンマイが見頃だったようでよかったですね
あれだけの湿原が、草紅葉に染まる風景、いつか見てみたいです

>来月、霜の景色も見てみたくなりました。

高原は、もう霜や雪の季節に入るのですね・・・
m_hiroさんは、ニッコウキスゲ、草紅葉をご覧になったので、霜、初雪の頃が見られたら最高でしょうね

燕岳のメールでも、雪の降る予報が当たり前のように記載されていましたから
北アルプスも、登山初心者が楽しめるのは後僅かの様です














2015.09.22 22:24 | URL | #- [edit]
kite says..."坂月沢蚊 さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

そうですね
冬の山、雪景色 ・・・ これに惹かれて登山を始めた感もあるので、
身の丈にあった冬の山にも登ってみたいと思っています

ロードバイクも釣りも、冬に活動しようとすると、結構身支度が大変でしたが
登山も同じですねぇ・・・

冬の丹沢の登る場合、何処までウェアとギアを揃えるべきか、
色々調べて見ますが、またアドバイスをお願いするかも知れませんので、宜しくお願いします。

2015.09.22 22:29 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.09.27 21:15 | | # [edit]

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