凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

真夏日の丹沢登山  灼熱の大倉尾根へ      

立秋を過ぎても、今年の夏の猛暑は一向に衰える気配がありませんね

さて、素晴らしい時間を過ごした「初めての尾瀬」から2週間余り
チョッと呆けた時間を過ごしていましたが、この後の登山計画に向けて準備を開始

先週末、丹沢の王道、塔ノ岳に大倉尾根から登ってみましたが
丹沢の真夏日の暑さは予想以上でした

ss-DSC02751 (1)
大倉バス停から塔ノ岳へ、高度差1200mを登り始めます
この日も真夏日、強い真夏の日差しが樹林に照りつけ、尾根筋に濃い陰影を残しています

ss-DSC02780.jpg
見晴しが悪く、単調な登り道がひたすら続くのが大倉尾根の欠点
1時間ほど登ったところで、漸く、横を走る三ノ塔尾根を垣間見る事ができました

ss-DSC02795_20150809215850ffa.jpg
大倉尾根、その単調な坂の長さゆえ「バカ尾根」と呼ばれるそうですが
よく見ると登山路は結構変化があって・・・ 個人的には、この尾根は悪くないと思っています

ss-DSC02871.jpg
いつ見ても、花立山荘前からの眺めの前では足が止まります
多少霞が掛かっていますが、この日は眼下に相模湾まで見通すことができました

.......................................................................................................................





夏山、アルプスのような3000m級の山に、高原の登山口から登り始めるならば
爽やかな空気の中で山歩きができるのでしょうが

丹沢の様な1500m前後の山、其処に市街地に隣接する郊外から登り始める夏山登山は、ひたすら暑い!


この日はある程度この暑さに向けての準備をして登り始めた積りでしたが、
今年のここまでの暑さは想定外、花立山荘で無念のリタイアでした

次の山歩きではこの暑さ対策、もう少し考える必要がありそうです



始発バスの時間の都合で、大倉の「どんぐり山荘」を出発したのは朝8時半と少し遅め
今日のゴールに設定した塔ノ岳まで、約3時間半のコースタイムなので
一番暑い時間帯の山登りになりました

山頂でお昼を頂いたときの様子で、
丹沢山まで行くか?
鍋割山に巻くか?
そのまま降りるか?
を決めることにして、大倉バス停を後にします


大倉の登山口付近からの眺め  三ノ塔まで綺麗に晴れ上がっています
ss-DSC02753 (1)

最初の山小屋の「見晴し茶屋」まではこのように比較的平坦な道が続きます
しかし、蒸し暑い!!!
ss-DSC02756 (1)

此処数日、自宅から丹沢や富士山がはっきり見えました
その景色に誘われての丹沢行きでしたが、この日も暑さと引き換えに視界良好
東は江ノ島から三浦半島、西は真鶴岬から伊豆半島まで見通せます
ss-DSC02762 (1)

大倉から一緒に登り始めた皆さん、水分補給のタイミングがほぼ同じ(笑)
多少前後しながらも、一緒に登ってゆきます
ss-DSC02757.jpg

写真で見ると、結構木陰があって暑さを感じないのですが(笑)
この辺りは谷からの風がなくて、汗が噴出しています
ss-DSC02770 (1)

大倉尾根を通る時、いつも足を止めて隣の三ノ塔尾根を眺める場所
夏の日差しを浴びた山の緑は濃くて、コントラストの強い山の姿が「夏」を感じさせます
ss-DSC02779.jpg


塔ノ岳までの中間地点の「堀山の家」、此処まではほぼコースタイムで到着
しかし水分の消費が予想以上、今日の登山コース、途中に水場はないので、上の山小屋で購入しましょう

堀山の家から続く木の階段、此処は大倉尾根の中で、私の大好きな登山路のひとつ
階段の幅が微妙に広くて歩き難いのですが、景色としては素敵でしょう
ss-DSC02800.jpg


樹林の間をひたすら登り続けると、1時間ほどして急に視界が開けます
休憩を予定している「花立山荘」まで、あと少し

この「花立山荘」に続く木の階段の途中で振り返ると、素晴らしい景色が目に飛び込んできます
ss-DSC02815 (1)

正面から西に目を転じると、
小田原の街の向こうに真鶴岬、更にその向こうに伊豆半島が遠く霞んでいます
ss-DSC02806.jpg

そしてこの日、西丹沢から箱根連山の山並みまで見通せました
西丹沢の深い山並み  次はあそこかな・・・
ss-DSC02817.jpg

「花立山荘」に到着です

樹林が途切れた灼熱の尾根を歩いてくると・・・・
この坂の天辺に、鮮やかな「氷」の幟がはためいています(笑)
ニンジンに引き寄せられる馬の如く、氷に釣られ、登山者はこの山荘に引き込まれてゆきます

ss-DSC02827.jpg

今流行の天然氷などではなく、シロップも食べ終わった後、舌に色がつきそうですが(笑)
間違いなく、生涯で一番美味しいかき氷でした

後から登ってくる登山者の方、
私の「カキ氷」に熱い眼差しを向けた後、山小屋に入ってゆきます
ss-DSC02836.jpg

此処でカキ氷を頂き、軽くドライフルーツやナッツを食べた後
写真を撮っていると、どうも体の調子がよろしくない
軽い立ち眩みを感じましたが ・・・・ これは熱射病の初期症状のようですね

この後予定した金冷シ、塔ノ岳まで、距離はあと少しですが、まともに日差しを受けるコース
夏の日差しは午後も衰える様子もないので、大事をとって、少しこの山小屋で休憩した後下山することにしました


小一時間休憩して、塩飴、アミノバイタル、命の水(ソルティーライチw)を食すと、気分はすっかり良くなりました
時間的には十分余裕があるので、ゆっくりと尾根を下ってゆきます


人気の表丹沢のコースで通る「三ノ塔」の山頂、その左下には「烏尾山荘」までくっきりと見えました
ss-DSC02828.jpg

この大倉尾根の下りは、4回目となります
4月から登山を始めて4ヶ月少々なのに この回数、丹沢に上る限りは避けて通れない尾根の様です

何度通っても、この尾根から見下ろす景色は素晴らしい
ss-DSC02856.jpg

秦野から平塚の市街地、湘南平の向こうには、青く霞んだ湘南の海が拡がっています
ss-DSC02832.jpg

木道、木の階段、ゴロタ場 ・・・・
ほんの2,3時間前、汗を滴らせて登った山道ですが、下りは本当に早い
ss-DSC02887.jpg

ss-DSC02909.jpg

午後2時半 大倉バス停に無事に到着です
お疲れ様でした


灼熱の大倉尾根 
予想以上の登山路の暑さに参りました

蒸し暑さ、日差しの強さ、水の消費量 ・・・・ 登山の準備、歩き方、ウェアに改善の余地ありです

憧れのアルプスに向かう時
準備不足のままでは行きたくないので、場所、時間、準備を工夫し、毎週末の山歩きは続けたいと思います






【凧と浜風】   お付き合い頂き ありがとうございました
宜しければ、そっと応援して頂けると嬉しいです

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村   
スポンサーサイト

12 Comments

woodship says...""
こんにちわ

丹沢からの眺めは本当に素敵ですね。
青い空に白い雲が
夏の暑さを感じさせます。
そして、かき氷がとってもおいしそう。

私も今度行ってみようと思います。
2015.08.10 23:20 | URL | #- [edit]
りら says..."kite31さん"
1枚目
縦写真の中
左右にある樹木の凛とした佇まい
その影が道に落とす陰影
その陰影のコントラストが真夏日を思わせ魅了されます

「氷」の幟のお写真
その旗があるのが木であることが この地がどのようなところであるかよく理解出来ます
かき氷のお写真
その被写体にフォーカスされ山並みで背景暈けを造られています
花写真のごとく美しい描写です
2015.08.11 07:04 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite31 says..."woodship さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

市街地の暑さがそのまま麓に運ばれていて、夏の暑さは半端でないのですが、
すぐに登れる、湘南の街並みや海といった景色が見通せる・・ 丹沢には捨てがたい魅力が沢山あります

是非、丹沢に上ってみてください
比較的登山路が整備された大山からの景色も素晴らしいですよ。

カキ氷、
山荘で食べた美味しさ、冷たい氷を口に含んだ時の至福の喜び

この写真で伝わるかな。。。(笑)と、少し心配していましたが、皆さん「美味しそう」と
言ってくれるので一安心です
2015.08.11 21:52 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

1枚目の写真、
私もとても気に入っていたので、りらさんの目に留まり嬉しいです。

キツイ登り坂、足元ばかり見ながら歩くので、登山路に写る樹林の陰影がとても印象に残っています
この写真では、夏の日差しの強さ、光と影を上手く写したかったので、ある程度狙い通りでした

>「氷」の幟のお写真

ええ、何処でも見かけるこの幟、きつい坂道の天辺で風に揺れている感じを写したかったので、
坂の下、上、横・・何枚か撮りましたが、山小屋の「カキ氷」であることを、この写真が一番表現できていました

カキ氷の写真
早く食べたい、氷が解ける・・・、と焦って写しましたので、多少不満もありますが
早く食べたい気持ちに免じていただければと思います。(笑)
2015.08.11 22:04 | URL | #- [edit]
いその爺 says...""
こんにちは! 先日はありがとうございました。
無事に帰還しましたが心は尾瀬に置いてきてしまった様です。(笑

バカ尾根を下ったのが中学生の頃ですから四十数年前 、ずいぶんと整備されたのですね。
暑さとヒルが怖く、秋になったら美味しい鍋焼きうどんを食べるため頑張ろうかと思案しています。(笑
また記事を参考にさせて頂きます。m(__)m

かき氷。。。。惹かれました!
2015.08.12 13:19 | URL | #- [edit]
yamatoumi says...""
こんばんは♪
暑い日の美味しそうなかき氷、今にも頬張りたいです♪
そして、ソルティライチ♪暑い日、登山中に飲むと、命の水って言いたくなるくらいに体に染み渡りますよね(笑)
kiteさんにそう言って頂けると思ってなかったので、すごく嬉しいです(*^_^*)

暑い日、登山中の立ちくらみ、私も何度かあります。夏の丹沢は凄く暑いみたいですね。
無理されないように、早めに下りてきて良かったです。

私の方はお盆休みにテン泊を予定してましたが、天候悪く、延期しました・・・残念です(^_^;)
今月末、天気が良くなるといいですね♪
いつも素晴らしいお写真を楽しみにしています(*^_^*)
2015.08.12 19:07 | URL | #- [edit]
りら says...":kite31さん"
3枚目のお写真 手前は自然のまま生命力を感じる根に魅了されます
その先には人の手が入ったと思われる材木で造られた細いながらも道があるようです
今回のようなお写真を拝見すると自然と人との共生を感じます
写真を愛する者にとっては被写体への感謝を改めて想うことが出来ます
2015.08.12 20:09 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."いその爺 さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

ブログを拝見いたしました、いつまでも記憶に残るような、素敵な尾瀬の旅ができたようですね。
三条の滝は最後まで迷ったのですが、「いその爺さん」のブログから、次の尾瀬行きの時には行ってみようと思いました
でも、小熊とのご対面はご遠慮したいですね・・・(笑)
是非、次は至仏山に行ってみてください。

「バカ尾根」(笑)、表丹沢のメインストリートなので、とてもよく整備されています。
難敵はヒルですね・・、私はヒル忌避剤とスキンガードで確り武装して登りました。
尾根の途中で数匹のヒルを見かけましたが、基本的には彼らのフィールドなので、上手く回避するしかないですね。
鍋割山の鍋焼きうどんが美味しい季節になったら、ヒルもおとなしくなっているでしょうね。
でもその頃は、カキ氷はもういらないかな・・・

2015.08.12 21:35 | URL | #- [edit]
kite says..."yamatoumi さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

yamatoumi さんのお奨めに従い(笑)・・・
元々スポーツドリンクの味が余り好きではなかったので、尾瀬以来、山へは水、ウーロン茶、ソルティーライチを
持ってゆくことにしました。夏は総量を増やさないときついですね。

夏の登山での立ちくらみ、結構あるようですね。
写真撮影で立ったり、座ったりしている最中だったのですが、夏山、特に高山では何かと注意が必要なこと、
再認識しました。

テン泊では快適さがお天気に直結しますから、よい日程を選ぶ必要がありますね。
次の機会が晴れるといいですね。
yamatoumi さんのテン泊記を楽しみにしています。

でも、アルプスの縦走記を読む(最近こればかり読んでますw)と、テン泊の素晴らしさを凄く感じます。
私もこの後十分準備、勉強して来春にはテン泊デビューしたいなぁ・・・と思っています。

月末の立山、
コースが漸く決まりました。
立山縦走をメインコースに、翌日は室堂から弥陀ヶ原までトレッキング、
最後の日の夜は「おわら 風の盆」で、胡弓の調べに酔ってこようと思っています

少し欲張り気味の旅程ですが凄く楽しみです、あとはお天気次第ですね・・・
2015.08.12 21:51 | URL | #- [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます。

この日山を降りてくる時、途中の坂で登山路を補修しているボランティアの方にお会いしました
山を大切にしている登山家の方が中心になっているので、土木工事のように力任せに道を開くのではなく、
りらさんの言う「人と自然の調和、共生」を考え、登山路を整備されているのだと思います

樹林を活かし、痛めず、自然の恩恵を受けて、山に登る人が心地よく自然を愛でることができるよう・・・
休日にあれほど人の溢れる尾瀬や丹沢、道に一つのゴミも落ちていない、これはとても素晴らしい事と思います

素敵な写真が取れた時、その風景を次の機会にも、次の世代にも残してゆく・・・
本当に、感謝の心が大切ですね。

いつも素敵なコメント、ありがとうございます。
2015.08.12 22:00 | URL | #- [edit]
りら says..."kite31さん"
11枚目のお写真

樹木の根 それは力強いだけではなくその造形に芸術性を感じます
自然と言う名の偉大な芸術家の彫像かのごとく思えます
創作年数は如何ばかりのことでしょうね
それを想うのはこのお写真に限らず 今回のお写真全てに感じるものです
自然と言う名の芸術家の作品を損なうことなくある 人間があることを 8月という日本人にとって特別な月に想いがつのります

2015.08.13 07:17 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

>11枚目のお写真
>樹木の根 それは力強いだけではなくその造形に芸術性を感じます

以前、霧雨の大倉尾根を下りてき時のブログでも、りらさんはこの登山路の木の根にコメントを
入れてくれました。
今回この写真を撮った時、そのコメントを思い出し少し意識いたしました(笑)

なるほど・・・
この木の根を造形と捉えれば、創作年数と言う切り口で見ることができるのですね

この写真の登山路では樹木の根を上手く避けていますが、尾根に確りと根を張っていて
その根の間を歩くような登山路もあります
余りに見事な根の姿に、踏むのが忍びなく、根の間をステップを踏んで歩いたことがあります
海も山も、自然の中で遊ばせてもらっている・・その謙虚さはとても大切と思います

8月、今年は丁度70年と言う区切りの年と言うこともありますが、TVで沢山の特集が組まれています
先人が命を賭して遺してくれた美しい日本、我々も確りと守り、先に繋いで行く責任がありますね

写真の番号が振っていないので、写真の特定が大変ですね(笑)
少し工夫してみます。











2015.08.13 21:08 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://kite31.blog81.fc2.com/tb.php/636-2388cfb0
該当の記事は見つかりませんでした。