凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

初めての尾瀬(2) 尾瀬ヶ原の朝   

 「初めての尾瀬」 その(1) に引き続いての 「初めての尾瀬」 その(2) となります


日にちで括ると、写真が収まり切れないので・・・(苦笑)
2日目を その(2)で早朝の尾瀬ヶ原  その(3)で至仏山アタック に分けました

今回の尾瀬トレッキングの概要
下記の尾瀬ハイクマップのグリーンラインが一日目のコース
大清水→三平峠→大江湿原→沼尻→見晴→竜宮→ヨッピ吊橋→東電小屋→赤田代分岐→尾瀬小屋
総歩行距離 24.3 キロメートル
→ その(1)でアップ済み


同じくイエローラインが二日目のコース
見晴→竜宮→牛首分岐→山ノ鼻 ※此処までが本日の分  ※ 次回のその(3)にて →至仏山→小至仏山→鳩待峠
総歩行距離 13.4 キロメートル

それでは第二日目のトレッキングレポートその(2)、暫しお付き合い下さい


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尾瀬小屋の消灯は午後9時と早いのですが・・・
初日のトレッキングの疲れからか、いつの間にか寝入っていました

朝4時に体内時計のアラームをセットして(笑)、予定通りの時間に起床です
至仏山登山のため、朝5時には山小屋を出たいので、カメラを持って早速尾瀬ヶ原の朝を写しに行きます


昨夜、夕暮れ時の写真を撮ろうと思いましたが
湿原を覆う霧の深さは予想以上、何も見えずに諦めました
そして、この深い霧が朝日を受けながら、流れてゆく様子を撮りたい!! との一念で早起きしました

見晴前の湿原に出ると 至仏山がもう茜色に染まっています
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尾瀬ヶ原を覆っていた深い霧は山際まで後退し、麓をゆっくりと流れています
朝4時半、燧ヶ岳に登る朝日を見ようと、早起きの登山者が尾瀬ヶ原を歩いています
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雲の上に浮かぶ至仏山
尾瀬ヶ原を囲む、日本百名山の二つの山
燧ヶ岳(標高 2356m)に日が昇り、至仏山(標高 2228m)に日が沈む  凄く贅沢なロケーションですね
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尾瀬ヶ原を北側から囲む山並み
流れてゆく霧が朝日に染まり、綺麗なパープルのシルエットを見せてくれます
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昨日、尾瀬ヶ原を歩いている時、目を楽しませてくれた「ワタスゲ」の白い綿毛
夜明け、このワタスゲも眠るのですね・・・・
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ニッコウキスゲも夜の間は眠っていたようです
朝露に濡れる湿原 眠りから覚めたニッコウキスゲ ・・・ 夜の間に凝縮したような、鮮やかな花弁の色が目を惹きます
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燧ヶ岳の山陰となる見晴には、未だ朝日が差していませんが
尾瀬ヶ原を囲む山々  紫煙の淵から鮮やかな茜色が差し始めてきました

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刻々と変化する尾瀬ヶ原の朝
カメラを構えた人達の見ている方向は人それぞれ ・・・ (笑)
360度 尾瀬の朝は とてもダイナミックに明けて行きます
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山際を流れる霧
伸びては広がり、又集まっては濃くなる
其処にあることを気づかなかった木々の姿を 鮮やかに浮かび上がらせています 
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未だ未だ、見ないぞ!
背後の燧ヶ岳に登る朝日の姿を、できる限りドラマチックに見たくて(笑) 我慢していましたが・・・
此処で振り返りました

見晴に集まる山小屋の集落、その後ろに佇立する燧ヶ岳
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燧ヶ岳と朝露に濡れる尾瀬ヶ原(1) ・・ ニッコウキスゲ
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燧ヶ岳と朝露に濡れる尾瀬ヶ原(2) ・・・ ワタスゲと蜘蛛の巣と
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至仏山を鮮やかな茜色に染め上げて 尾瀬ヶ原の朝が始まりました
絶好の登山日和、 朝8時に登山口に着くよう、そろそろ山小屋に戻って出発準備に入ります
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子供の頃、足元が濡れて嫌いだった夏の朝露
今は、その美しさに、顔を寄せて写真を撮るなんて ・・・ 何とも可笑しいですね(笑)
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昨夜、大凡のパッキングは終えていたので、すぐに出発することができました
山小屋の皆さんにご挨拶した後、至仏山頂(!)で食べる予定のおにぎりを受け取り、出発です

見晴から 登山口のある山ノ鼻まで 6キロ
写真を撮りながら、比較的のんびりと尾瀬ヶ原を歩くことができそうです

背中に燧ヶ岳に登る朝日を受けて、刻々と変化する光陰、周りを流れて行く霧 ・・・・・
人影のない木道を一人で歩く愉悦  本当に素晴らしい時間でした

コメント少な目でゆきますので(笑)、 尾瀬ヶ原の中田代から上田代の早朝の風景 
ご一緒にお楽しみください。


流石にシダ類  朝露の恵みで鮮やかな色に蘇ったヤマドリゼンマイの群生
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木道を歩く私の周りでも 霧の深さが常に変化しています
振り返る景色の変化にドキドキしながら(笑)、少し歩いてはきょろきょろと ・・・・
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話には聞いていましたが ・・・ 尾瀬の「白い虹」
微かに見えるのですが、分かりますか?左の端です

白い虹、通称「霧虹」と呼ばれ、霧に光が当たって乱反射する時にできるそうですが
この「霧虹」の発生条件
夏の夜明けの霧が深いとき → 今ですね
虹を見ている人の背後に朝日があるとき → 今ですね

狙っていたわけでも、期待していたわけでもないので、微かな 微霧虹(笑)で申し訳ありません
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朝露が玉となって光り、木道が鈍く輝く 尾瀬ヶ原の朝
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本当に朝露の輝きが美しかった
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こんなに沢山蜘蛛の巣があったんだ ・・・ と驚くほど
朝露に濡れ、朝日を浴びた蜘蛛の巣は美しく、目を惹きました
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尾瀬ヶ原に朝の日が差してきました
霧と朝露で洗われた湿原の緑葉鮮やかで目に眩しいほど
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木道の広がりと伸びがまるでアートのよう
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早く此処までおいで・・・と言っているように
霧の向こうに見える至仏山は、顔を出すたびに大きくなっています
やはり、間近で見ると高いないぁ・・・(笑)
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カキツバタの群生地
朝露に濡れた紫の花弁は鮮やか、湿原の緑の中にその存在を主張します
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尾瀬ヶ原のトレッキングもあと少し
ニッコウキスゲがベンチの傍に群生していました
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隣の木道で、私を先導する様に一緒に移動する小鳥
ムシクイの仲間でしょうか?

調べたら、尾瀬に生息するムシクイ、鳴き声が面白いですね
メボソムシクイの鳴き声は、「銭取り、銭取り」 
センダイムシクイの鳴き声は、「焼酎一杯グイー」 
と聞こえるそうな・・・・

この擬音の例えでは、まじめな顔をして耳を傾ける気がしませんよね(笑)
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今回も長いトレッキングレポート、お付き合い頂きありがとうございました


尾瀬の素晴らしい自然に触れ、確信したこと ・・・・

恐らく、季節を変え、コースを変え、これから先 幾度もこ此処に来る事になると思います、吸い寄せられるように
そうした時、過去の素晴らしい記憶が、新しい記憶の上書きで消えてしまわぬ様に
一期一会の旅の記憶、確りと残しておきたいと思いました


「私の初めての尾瀬」 最終章 至仏山アタックに続きます




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8 Comments

plateau says..."こんにちは^^"
お写真から感動が伝わります

良い旅でしたね
私も6月に予定していましたが終日の雨の予報にキャンセルしました
また来年・・季節の良い頃にチャレンジします^^
2015.07.20 14:18 | URL | #- [edit]
yamatoumi says...""
kiteさん!毎回、お邪魔させて頂いて、失礼します(^_^;)

『背後の燧ヶ岳に登る朝日の姿を、できる限りドラマチックに見たくて(笑)』
そのお気持ち、わかります(笑)私もやります・・・(笑)

素晴らしい朝靄の景色、見せて頂いて、ありがとうございます(*^_^*)
その2、その3と分けて頂いて良かったです♪
白い虹、貴重な景色、すごくキレイですね♪
そして、ゴールドっぽく輝く朝日の朝露の輝き、クモの巣の輝き!素晴らしいです!絶妙な光ですね!
アートに感じる木道も・・・
あ~~・・・尾瀬に行きたくなりました・・・(*^_^*)
まだまだ、たくさん見せて頂きたい景色ばかりです♪
2015.07.20 14:54 | URL | #- [edit]
kite says..."plateau さんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

本当に、いつまでも記憶に残る素晴らしい旅ができたと思います
尾瀬の魅力にすっかりはまってしまった感じです

>私も6月に予定していましたが終日の雨の予報にキャンセルしました

それは残念でしたね
今年の梅雨は雨が多かったから、この時期の旅の計画は大変だったと思います

私も例のトリプル台風の影響をずっと注視してヤキモキしていました。
残雪の頃、、ミズバショウの頃、若葉の頃・・・、心惹かれる尾瀬の景色は沢山ありますから
来年、是非素敵な尾瀬の旅を実現してみてください。

2015.07.20 21:43 | URL | #- [edit]
kite says..."yamatoumi さんへ"
こんばんは、いつもコメントありがとうございます

本当に、今回の尾瀬の旅ではアッと驚くほどの景色に沢山出会えました
最初から期待していて、期待以上の景色を見ての満足感
全く期待していなかったのに、見た事にないすばらしい景観に驚嘆した場面

尾瀬に夢中になる方の気持ちがとてもよく分かりました

白い虹は期待していなかっただけに、目の前に現れてチョッと驚きました
朝の光の織り成す素晴らしい風景、少しでもお届けできたら嬉しいです

尾瀬に特別な思いをもたれている方も多いようで、「早く次を見たいです・・・」と言う、
嬉しいながらも強いプレッシャーを受け(笑)、最終章の至仏山の写真選定を急いでいます


2015.07.20 21:51 | URL | #- [edit]
m_hiro says..."きれいですね"
はじめまして。最近の尾瀬の状況を調べていてたどり着きました。
今週末行く予定でおります。
写真拝見しました、とてもきれいですね。
ヤマドリゼンマイの緑がとても鮮やかで、朝露の蜘蛛の巣もきれいですね。
昨年ワタスゲの時期に白い虹を見たのですがそのときの感動を
思い出しました。
(3)楽しみにしております。

よろしければお使いの機材をお教えいただけないでしょうか?
緑の中のカキツバタの色もいいですよね。



2015.07.21 00:54 | URL | #cgpK9seI [edit]
kite says..."m_hiro さんへ"
はじめまして、コメントありがとうございます、

尾瀬の注目度は高いですね(笑)
一連の尾瀬の記事を通じて、今回、初めてお話させて頂いた方が沢山いらっしゃいます。
これは、とても嬉しい驚きです

今週末のお出かけですか?
ニッコウキスゲが見頃ですね。
先週の台風が沢山の雨を降らせたので、湿原が活き活きとしていると思います
素敵な尾瀬の旅ができるといいですね

m_hiroさんも、白い虹をご覧になったのですか?
私もガイドブックを読んだ時には、「ふ~~ん、そんな不思議な虹があるんだぁ」と、人事のように思っていましたが
頭の隅にこの記事があったので、写真を撮ることができました
又見られるといいですね。

遅くとも明日くらいには(3)の記事をアップしたいと思います。(笑)

機材ですが、普段の風景撮影にはニコンのD600を使っていますが、
登山をする時には、ソニーのミラーレス「NEX-5N」を持参しています。
今回使ったレンズはSELP1650(16-50mm F3.5-5.6)、それと高山植物撮影用にマクロのSEL30M35を持参しましたが
此方を使う余裕がありませんでした。
2015.07.21 09:37 | URL | #- [edit]
m_hiro says..."ニッコウキスゲ"
こんばんは。お返事どうもありがとうございました。
機材参考になりました。

昨年見た白い虹は、逆光のワタスゲを夢中で撮っていて
ふと後ろを振り返ったら立ち上ってきました。
慌てて超広角8-16mmに変えて撮りました。
周りには誰もいなくて一人じめでした。

今回はピークは過ぎそうですが定番の大江湿原のニッコウキスゲを
じっくり撮ろうと思ってます。
2015.07.21 20:40 | URL | #cgpK9seI [edit]
kite says..."m_hiro さんへ"
こんにちは、返信へのレス、ありがとうございました

超広角を持参されたのですね。
普段山に登る時は、先に伝えたミラーレス+ズーム一本で頑張っているのですが、
今回は尾瀬のトレッキングが主体、ニコンを持ってゆくか?ミラーレスでレンズをどうするか?結構迷いました
まあ、今回は結果オーライでした。

大江湿原に行かれるのですね?
では入山ゲートは大清水からでしょうか?
大清水から、時間をかけて尾瀬に向かうアプローチはいいですね。

週末、台風も大丈夫そうですね。
素敵な尾瀬の旅を!!
2015.07.22 18:01 | URL | #- [edit]

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