新春の山手 洋館巡り
年が明けたと思ったら、いつの間にか1月も半ば
厳冬の中、春を待つ気持ちが、時の流れを速めている気が致します。
比較的穏やかな陽気だった この3連休
元町に出かけた後、久し振りに「山手の洋館巡り」をして参りました。

山手の洋館巡りの写真に必ず登場する 「外交官の家」

外交官の家 お正月を迎え、華やかなお祝いのテーブルが飾られていました
花: 藤原素朝(華道梶井宮御流 第二十一世家元)

150年以上昔のアンティーク家具など 古き良き横浜の雰囲気が今も残る「えの木てい」
この榎の大樹とともに歴史を深めてきた 山手の代表的な西洋館です
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厳冬の中、春を待つ気持ちが、時の流れを速めている気が致します。
比較的穏やかな陽気だった この3連休
元町に出かけた後、久し振りに「山手の洋館巡り」をして参りました。

山手の洋館巡りの写真に必ず登場する 「外交官の家」

外交官の家 お正月を迎え、華やかなお祝いのテーブルが飾られていました
花: 藤原素朝(華道梶井宮御流 第二十一世家元)

150年以上昔のアンティーク家具など 古き良き横浜の雰囲気が今も残る「えの木てい」
この榎の大樹とともに歴史を深めてきた 山手の代表的な西洋館です
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若い頃には 年に幾度となく訪問した山手の街並み
昨年の春、久しぶりに訪問したらとても綺麗に整備された事に驚きました
そこで、
元町に新春の買い物に出かけたので、心地よい陽気に誘われてのんびりと洋館巡りをしてみました
石川町駅から急な坂を暫く上ってゆくと、イタリア山庭園に到着です
この庭園の中にブラフ18番館と外交官の家があります
まずはブラフ18番館
残念ながら、3月末まで整備中で建物の中には入れませんでした
フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸 ・・・・・
震災前の外国人住宅の特徴を残した建物は今も美しい

高台から、横浜の港を一望できるイタリア山庭園
この庭園に建つ瀟洒な建物が外交官の家 山手洋館巡りのシンボル的な建物です

山手イタリア山庭園内にある 「ブラフ ガーデンカフェ」、
此処はみなとみらいを一望できる絶好の休憩場所で 花壇の幾何学模様がとても美しい庭園です

外交官の家 館内
お正月に相応しい 正月飾り、テーブル、花が飾られていました

外交官の家 館内
室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています

山手の洋館巡りの起点 イタリア山庭園を楽しんだ後は 順路に従い 「港の見える丘公園」 に向かいます
久しぶりに歩く山手の路は、とてもお洒落になっていました
適度な間隔を置いて洒落たカフェがあり、 散策の楽しみが増えますね ・・・

エリスマン邸
日本の建築界に大きな影響を与え「現代建築の父」と呼ばれたA.レーモンドの設計
絹糸貿易商エリスマン氏の私邸として1926年に建築された、
とのこと

このエリスマン邸に並んで建っているのが ベーリックホール
スパニッシュスタイルを基調とし、玄関の3連アーチやガーゴイルのある壁泉、四つ葉形の窓など見どころ満載
戦前の西洋館としては最大規模を誇る建築学的にも価値のある建物
残念ながら、此方のベーリックホールも3月まで整備中で、塀の中にも入れませんでした
この山手本通りに沿って 教会が幾つも建っています

エリスマン邸の通りを挟んで建っているのがカフェ&洋菓子店の えの木てい
お店の名前は、庭にある大きな榎から命名されたとの事

山手234番館の前を過ぎると 此処が有名な外人墓地
この墓地の横からみる みなと周りの風景は 私の大好きな横浜の景色

港ヨコハマを望む外国人墓地前にある「山手十番館」
観光客に人気のお店です
緑に囲まれた高台の眺めを背景にティールームとレストラン
そして時を告げて詩情を誘う時計台からは「赤い靴」のメロディが流れ
訪れる人々を異国情緒への憧れへといざないます
との紹介記事

この山手の散策路に沿ってローズガーデンを始め、花園が沢山あるのですが
流石に この季節に咲く花も少なく、少し寂しい風景
岩崎ミュージアム前の花壇で見かけた 愛らしいハボタン

港の見える丘公園に到着です
この公園ができた当時に比べ、沢山の建造物ができ、眺めも大きく変ったのでしょうね

この丘公園に併設された イギリス館、山手111番館で、洋館巡りのお奨めコースはコンプリート
イギリス館は1937年に英国総領事公邸として建築され
明るく開放的な設計と高い天井や重厚なドア、美しい寄せ木の床面など、当時の王室の威厳を感じることができる
との紹介記事です

山手111番館
J.H.モーガンの設計により、1926年にアメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として建築
スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館です

この山手111番館は、港の見える丘公園のローズガーデンの南側に位置します。
そして、この洋館の地下1階部分にあるのが「ローズガーデン えの木てい」
店内は横浜市の花であるバラをモチーフにしたケーキやドリンク、ソフトクリームなどをお召し上がり頂ける他、
バラをモチーフにした食器や雑貨、「えの木てい」スィーツの販売もしております
との事
えの木ていだけでなく、
洋館巡りの各洋館の中にそれぞれ洒落たカフェができていて、ご自慢のスウィーツを頂くことができます

のんびりと歩き、途中でお茶など頂いたので 約3時間の散歩道
若い方には、みなとみらい周辺の横浜が人気ですが
異国情緒豊かな山手の洋館巡り
やはり、私が横浜をご案内するならば、此方のコースがお奨めでしょうか
改めて ・・・・・
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