凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

【凛として】 冬枯れの錦屏山瑞泉寺      

お正月の三が日、古都鎌倉は厳しい交通規制が敷かれます。

鎌倉、北鎌倉の駅に集中した参拝客は、人気の寺社に流れてゆきますから、
鎌倉の中心街は、当然のこと、凄い人出となります。


この規制の解除される4日、
塩の道と呼ばれた、金沢八景からの古道に沿って、
瑞泉寺、浄妙寺、報国寺

お気に入りの三つのお寺に参拝してまいりました。


まずは錦屏山 瑞泉寺、冬枯れの景色をお届けいたします。




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冬枯れの紫陽花

鎌倉の多くの寺社では、翌年に備えて剪定しますが
夢窓国師の作庭による瑞泉寺、自然のままの冬枯れが残ります。





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鎌倉で一番紅葉の遅い瑞泉寺
12月中旬が見頃でしたが、今も紅葉も彩が残っています。

まもなく初春、水仙と梅を求めて、このお寺に参拝客が集まります。



鎌倉時代、金沢八景で精製された塩を運ぶ為に作られた道

「塩の道」と呼ばれる古い道、
朝比奈の峠を越え、鎌倉霊園から浄妙寺へと続きます。


この道を使っての早朝の鎌倉散策、
比較的人の少ない時間、ゆっくりとお寺を周る事ができます。



瑞泉寺  朝九時
このお寺に、開門時間に到着すると、

参道はお正月とは思えぬ静けさ、凛とした冬の朝の空気に包まれています。

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師走の遅い紅葉から、時間の止まったままの様な参道を登ってゆきます。

冬枯れの紫陽花  参道の横に、そのままの姿で残っています。

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この彩り、
お正月の景色とは思えません ね

紅葉の葉はかなり痛んでいるものの、青竹とのコントラストは今もとても鮮やかです。

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この瑞泉寺の山門に至る参道、

樹高のある木々が、高いところで形作る「自然の天井」、これが見所になっています


多くの葉が落ちた後、
残った紅葉、くすんだ紅が冬空をバックに透かして見えます。


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瑞泉寺に来ると必ず写す 「お気に入りの樹」
葉をすっかり落とし、繊細な枝先が澄んだ空気の中で震えているようです

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山門に着きました

山門の屋根にうず高く積もった落ち葉が、季節を感じさせます

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流石に、沢山の葉を落とした後だけに
冬空に透かして見える葉の数が数えられるほど


でも、褐色の冬枯れのお庭を予想してきた参拝客の皆さん、
此処で少し驚いています


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お庭の中に積もった落ち葉はそのままですが、
寺社内の参道は掃き清められています

集めた落ち葉がこうして小山になっています

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除夜の鐘をついてから4日

瑞泉寺の鐘楼の静かな佇まい

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三方を山で囲まれた錦屏山と呼ばれるこの地

昼近くにならないと日が射さず、冬はいつも冷たい空気に包まれています


そんな寒いお庭のなか

昨年の晩秋の「忘れ物」 が幾つか残っています


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もうすぐこのお庭に真っ白な水仙の花が咲き誇ります

新春、水仙(ナルシス)の香りが待ち遠しいですね
もう先駆けの水仙が咲いていました


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茶室の前にも、紫陽花の冬枯れの姿が

紫陽花は、ガクがそのまま残って枯れ黄色になるのですね

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静かな瑞泉寺のお庭

のんびりと写真を撮りながら1時間近くいたでしょうか・・・
その間、参拝に見えたグループは数えるほど


静かな冬枯れの風景、楽しむ事ができました



坂道の参道を降りながら、

晩秋の忘れ物、冬枯れの風景の写真を撮りました


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まっすぐに伸びる「杉の木」

それに比べて、
紅葉の木って自由奔放


何か・・・ 杉の木に絡んでいる紅葉の木、と言う構図かな



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参道の入り口に戻ります

どの木も歴史を感じさせる古木ばかり



高いところに残った紅葉、そして葉を落とした小枝・・

下から仰ぐと、線香花火を見るようです

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参道の入り口に、楠の大きな木があります

常緑樹の楠、緑の葉がこの季節も沢山残っています



楠に紅のアクセントを添えて。。。。




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子供の頃から、新年の初詣は鎌倉八幡宮に参拝したあと、

両親に連れられて、この瑞泉寺のお庭を訪問していました


私の「原体験」かな・・・

年が明けた後の瑞泉寺  このお寺の新春の風景から一年が始まります。


今年も、よい年になるといいですね。







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6 Comments

萌猫 says...""
明けましておめでとうございます。
瑞泉寺の写真素敵です。
梅と水仙が咲くのもあと少しですね。
その頃に行って見たいと思います。
本年も宜しくお願い致します。
2014.01.04 22:48 | URL | #- [edit]
らこさ says...""
こんばんは。

鎌倉は暖かいのでしょうね。
お写真だけ見たら、まるで紅葉散策の続きを見ているようです。

見上げた木々の枝振りが見事で、こういう構図はとても好きです。
真っ直ぐに伸びた杉の木に絡む、黄葉のくねり具合も中々いい感じですね^^
そして茶室の前の紅と、枯れた紫陽花の色合いがとても素敵です。
2014.01.04 23:26 | URL | #- [edit]
nonno says...""
鎌倉・・静かな冬枯れの風景がこれまたいいのね~。
・・風情がありますネ。
水仙ももうさいてるんだぁ。
(*^^*)・うふふ・・
今日も家に居ながら、kiteさんの案内で、ゆるり・鎌倉散歩気分♪
kiteさんの切り取る鎌倉は、いつも見どころ満載。
素敵で、楽しいです♪
2014.01.05 12:59 | URL | #NjDYclhA [edit]
kite says..."萌猫 さんへ"
あけましておめでとうございます。

年明けからブログ再開されたのですね。
また愛らしい猫の色鉛筆の絵を拝見しにうかがいます。
此方こそ、本年もよろしくお願い致します。

そうですね、新春と言ってもこれから寒さも厳しくなる中、
梅と水仙が春の足音を感じさせてくれますから・・・ 待ち遠しいですね。
2014.01.05 22:15 | URL | #- [edit]
kite says..."らこさ さんへ"
鎌倉の中でも、この瑞泉寺のある一帯は紅葉ヶ谷(もみじがやつ)と呼ばれる山間で、
昼近くまで陽射しもささず、鎌倉の中でも結構寒い場所。

紅葉の色づきに時期、期間の長さと言うのは中々難しいですね。
例年、紅葉の見頃は、鎌倉の他のお寺と2週間以上ずれていますから、
こうして、お正月に紅葉の最終章を楽しめたりします。

このお寺は、参道、お庭、高い木々・・・注意深く目を向けると、
とても素敵な景色に巡り合う事ができます。

でも、
お気に入りの視点ってある程度決まってくるので、過去の写真と区別のつかないものが増えてしまうのですが。。。(笑)

枯れた紫陽花を剪定せずに冬枯れさせる寺社って、
紫陽花を見所にしている鎌倉では珍しいと思います。

でも、瑞泉寺にはとても似合っていました。



2014.01.05 22:26 | URL | #- [edit]
kite says..."nonno さんへ"
厳冬期、咲く花も限られた季節、
でも昨年の冬から、思い切ってこの冬の厳しさを体現するような「冬枯れの庭」を楽しむようになりました。

冬は朽ち葉色だけ・・、と思っても
結構色々な彩が隠れていたり、ナンテンを始め、紅の実をつける植物や常緑樹、
色々な景色が見えてくるものですね。。

鎌倉って雪は殆ど降りませんが、眼を凝らして見ると、鎌倉ならではの冬景色を楽しむ事ができるようです。
梅や水仙の咲き誇るまで、冬枯れの鎌倉を暫く撮って見たいと思いますので、お楽しみに。

2014.01.05 22:34 | URL | #- [edit]

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