凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

【天下の険 箱根 大観山】 登ってきました。

湘南生まれの私がロードバイクに乗り始め、一度は挑戦したかったのが箱根。

この天下の険:箱根、車や箱根登山鉄道で幾度登ったか分かりませんが、
箱根の山を熟知しているだけに、此処に自転車で登るのは、
自分にとっては「とても無謀な挑戦」(笑)。

でも、
何時かは登ってみたい!との希望(願望 w)は持っていましたし、
どうせ登るならば、夏の暑さが始まる前に決行しよう!!
と云う事で、今週初めから計画を練り始め、本日頑張ってきました。


途中、雨に降られ、霧に囲まれ、クリートが壊れ。。。
と、色々なアクシデントに見舞われましたが、天下の険 箱根 コンプリートです。

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【大観山のモニュメント】
晴れた日には、バックに富士山も見えるようですが、今日は何も見えません。


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【芦ノ湖畔にて 愛車ピナレロと】


※のんびり書いていたら、日付が変わってしまいました。
この記事は、6月23日(土曜日)の記事となります。
 
 
 


 
 
 
箱根に登るルートは沢山ありますが、
車の交通量、距離、難所、景色・・と言った要素を考えると、
次の2コースがお奨めコースです。

・畑宿経由の旧道コース
スタンダードなコースですが、有名な難所の急坂の七曲がりをどうするかですね。。。

・湯河原 椿ライン~大観山コース
距離は長くなるが、難所となるような場所は無いものの、オートバイが多いので注意との事。

車で何度も通っている、旧道の七曲を自転車で登れる自信もなく、
消去法で湯河原コースを選択しました。


箱根に上った後、自分がどんな状態でいるか?全く予想が付かないので(笑)
完全自走は諦め、一番楽な、車を使って小田原周辺にデポ地を設定する事にしました。


一日毎に変化する週間予報にヤキモキしながらも、この週末は梅雨の合間の晴れ間も
期待できそうとの事、前日金曜日に準備を終了し今日は朝7時に家を出ました。

色々検討した結果、デポ地に選んだのは鴨宮駅前のコインパーキング。
此処を8時半に出発します。


曇り空ですが、この季節、日が当たらない方が楽なのでこれでよし。

酒匂川を越えるときに箱根連山を眺めます。
やはり、高いなぁ・・

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小田原から海沿いに走り、途中「根府川」方面から山越えで真鶴に向います。


この旧街道、
海からの急斜面にみかん畑が沢山並ぶ、みかんの名産地です。

毎年、5月初旬に此処を通ると、みかんの花の香りに包まれると言う、
みかん街道です。
s_mikan.jpg


140mほど登りますが、斜度は平均4,5%程度と、とても気持ちよいコースです。

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海に釣り船が浮んでいると、
写真を撮らずにいられないのです。(笑)

s_DSC02199.jpg


真鶴駅の裏を通り、湯河原の吉浜海岸に到着。此処まで約20Km。
登り基調の湯河原の町を抜け、いよいよ椿ラインに向います。


湯河原の街は坂道に沿って街ができている印象ですね。
5,6%の斜度の坂に商店街が広がっています。

有名な「万葉公園」、今日も観光バスが沢山停まっています。
此処を越えると、道も狭く、交通量もぐって減ってきます。


此方は五段の滝。
湯煙、清流、滝の音。

s_DSC02218.jpg


さて、椿ラインの入り口に到着。
此処で標高245m、湯河原の街を抜けるだけで湘南国際村より100m高い位置ですね。


先日の台風の影響で、路面に枝や葉が沢山落ちています。
昨日の雨で路面もウェット、兎に角、無理をせず、マイペースで大観山を目指します。


椿ラインをロードバイクで走った方のブログを参考にさせていただくと、

・この入り口から大観山までの距離は約15キロ。
・大観山(標高1010m)まで、平均6,7%の斜度。
・途中12%程度の急坂が幾度か出てくる。
・6Km程先の「ししどの窟(いわや)」がほぼ中間地点。

といった予備知識を持って、出発しました。


標高400m程度までは平均6,7%程度の坂、比較的気持ち良く登る事ができました。
しかし、此処から「ししどの窟(いわや)」に向う九十九折のヒルクライム。

7,8%で登っていると、右に曲がり、左に曲がってカーブを抜ける坂が11,12%。
これを幾度と無く繰り返してゆきます。。。
カーブの最後の坂、短い急坂ですがこれで急速に体力を消耗します。

s_DSC02223.jpg


椿ラインの入り口から「ししどの窟」迄頑張る予定でしたが、標高500m地点で暫し休憩。

心拍が170を越えないように、意識してペースを作ってきましたが、
流石にこの辺りでは、172~175までアップします。

s_DSC02235.jpg

やはりサドルバッグは付けたくないなぁ・・
付け方は曲がっているし。。格好悪い。

クアトロの横で、座ったまま写真を撮ります。(笑)

5分ほど休憩して登り始めましたが、なんと此処で雨が降り始めました。
雨と言っても霧雨に近く、この辺りは深い樹木が道路の上を覆っているので、
道路のスリップに注意しながら走り続けます。

この辺りでは、ついにスピードが一桁まで落ちています。

そして、「ししどの窟」に到着。

s_DSC02226.jpg

でも、此処で標高605m。
未だ400mも上がらなければなりません。

雨脚が強まったので、此処にある(屋根のある)トイレで10分ほど休憩。

晴れた日には、此処から登ってきた九十九折の道や、遠く湯河原の街並みも
見えるようですが、今日は雨雲と霧とガスとなんだろう。。。。
一面真っ白です。(笑)

s_DSC02232.jpg


結局、此処から大観山の山頂まで、2度の休憩を入れて登りきりました。

800m~1000m、本当に辛かったぁ!!!!
足が売り切れると言う、感覚がとてもよく分かりました。

坂が緩くなっても、もう足が回らないのですね。。。
しかも、この地点で左のクリートが破損。
ピンディングを拾ってくれません。(涙)

このクリート、かなり痛んでいたので、交換して来るか?迷ったのですが、
峠の最後だったのが不幸中の幸いです。

s_DSC02240 (1)

次の九十九折のカーブを超えると、この壁の上を走っているわけで。。。
走る前に余計な事考えると、心が先に折れますね。(笑)



そして、最後のカーブを切ると其処は五里霧中のゴール:大観山。

タイムと、平均スピードはお恥かしいので内緒です。(笑)


大観山は、完全に霧の中。
沢山のオートバイが停まっていましたが、ロードバイクは私一人でした。

ベンチに座り、痙攣しそうな足をマッサージし、大事業(笑)を成し遂げた
自己満足に暫し浸ります。。。

s_DSC02244.jpg

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このドライブインで、写真を撮って顔を洗いましたが、食事は芦ノ湖畔まで
我慢する事にして、芦ノ湖まで200mほどダウンヒル。


さ、寒い!!!
霧と霧雨、汗をかいた体が急速に冷えて、震えるほどの寒さです。

峠道には、ウィンドブレーカーは必須ですね。
6月でも、これほどの寒さを経験するとは・・・


芦ノ湖に到着。午後1時になっていました。
相変わらず沢山の観光客。

s_DSC02254.jpg


少し遅い昼食を頂く事にします。
体が冷え、カロリーを相当消費したので、少し確りしたものを食べよう。

と云う事で、箱根でエビ天丼です。(笑)

大観山では、疲労で余り食欲を感じませんでしたが、
美味しそうな天丼を見て、流石に急に空腹を覚えました。

s_DSC02259.jpg

箱根では、未だ紫陽花の季節には早いようです。

s_DSC02269.jpg


芦ノ湖の空模様はかなり怪しいです。

足と時間に余裕が有れば1号線を下り、途中強羅公園の紫陽花祭りでも見ようかと
思いましたが、足もお天気も余裕なし。(笑)


帰りは、
最短の、畑宿経由の旧道、七曲のダウンヒルを降りる事にします。

七曲周辺の連続写真です。
路面がかなり荒れていますね。。

s_DSC02272.jpg

ロードバイクで曲がる場合、この方のようにセンター付近から切り込んでゆかないと
曲がりきれません。

後ろに車に着かれると、かなり気になりますね。

s_DSC02274.jpg

この写真では、傾斜の具合は分かり難いですね。
表示によると10%前後との事。

ブレーキの利きの悪いロードバイクは、この七曲り、とても危険です。
s_DSC02275_20120624002851.jpg

さて、
当たり前ですが、箱根の山もダウンヒルは非常に早い。
もう、下界が見えて来ました。

s_DSC02277_20120624002850.jpg


小田原から、デポ地の鴨宮まで快調に飛ばします。
平地は楽だぁ・・(笑)

酒匂川で振り返ると、箱根の山が雲を被っています。
ついに、あそこ迄自転車で行けた。

今日は一つの記念日ですね。(笑)

総走行距離: 69.7Km
獲得標高:  1、283m
消費カロリー: 2,891Kcal
平均速度:  17.5Km /h
最高速度:  49.5Km /h

お疲れ様でした。

 




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12 Comments

sum says..."乙!箱根越え"
初箱根越え、お疲れ様でした!
旧道より大観山の方が距離があってキツイような気がしますが?w
R1号は台風災害で通行止めなので、帰りは旧道で正解でしたね。
2012.06.24 07:18 | URL | #- [edit]
kite says..."sum さんへ"
コメント、ありがとうございます。

> 旧道より大観山の方が距離があってキツイような気がしますが?w

エ~!そうなんですか?
確かに、元箱根が800m、大観山が1,000m、最後の200mの辛さを考えると旧道にチャレンジする価値はありますね。
箱根を降りる時、沢山のローディーが上がっていましたが、椿ラインは少なかったからなぁ・・
街道も旧道の方が変化があって楽しそうですね。次は此方で頑張ります。

R1号の通行止めの件、小耳に挟んだので旧道を選んだのですが・・・
台風災害ですか、どうりで旧道は車が多かった訳ですね。
2012.06.24 08:15 | URL | #- [edit]
まるお says...""
箱根制覇おめでとうございます^^
やっぱりキツイですよね~
私は椿ラインは行ったことありません。
距離を聞いただけで尻込みしてしまいます^^;
旧道のダウンヒルで私はブレーキDURA化の検討を始めましたww
2012.06.24 08:54 | URL | #- [edit]
kite says..."まるおさんへ"
コメント、ありがとうございます。

初箱根には、椿ラインの方が楽と言う「噂」を信じて登坂したのですが。。
大観山は遠かったです。(笑)
海抜5mの吉浜海岸から1011mですから、今度は素直に旧道にチャレンジしてみます。

旧道のダウンヒルはスリリングですね。当日はR1が通行止めで、車と一緒に40キロで降りてきたので、ブレーキングにかなり神経を使いました。

DURAですか。。。良い響きだ。(笑)
2012.06.24 18:09 | URL | #- [edit]
TaQ says...""
どもども!
ついに箱根を制服したんですね。
すごい!
いつかは登りたいと思いながら、自宅から遠いこともあり挑戦していなかった箱根峠…
自走で小田原までは行けたので、次は箱根峠を越えてみたいです。

それと、自分も山登りをしているうちにダウンヒルでのブレーキが心配になり、Dura化してしまいました(汗
ストッピングパワーはアルテから大きな違いはありませんが、スピードコントロールなどの制動性が非常に高くなった印象があります。
と、物欲の呼び水を置いてみました(笑
2012.06.24 20:39 | URL | #HfMzn2gY [edit]
kite says..."TaQさんへ"
大観山1011mは遠かったです。
特に練習もしない週末ライダーの限界を感じましたね。(笑)

でもタイムやスピードに制約を設けず、自分の行きたいところに自分のペースで出かける。
自転車本来の楽しみ方の幅が広がったな・・と感じています。
今年、後2つの野望を叶える準備をしています。

車が頻繁に横を走るダウンヒルは本当に緊張を強いられますね。
的確なブレーキングの必要性、痛感しました。

ブレーキもDURAですか。
危ない、危ない。。。。(笑)

ところで、カーボンリムのホイール、FFWDはダウンヒルはどうですか?
2012.06.24 22:32 | URL | #- [edit]
loverock says...""
お疲れ様でした!
不安定なお天気の中、よくぞ決行しましたね。しかも単独で・・・。さすがです☆

とっても臨場感のある文面で、峠のキツさがひしひしと伝わってきました。
ヒルクライムの途中で「12%」の標識を見たりすると、ホントにがっくりきますよね。。。

座ったままで撮られた写真、いいですね~♪

えび天丼も美味しそう!
2012.06.24 23:08 | URL | #- [edit]
kite says..."loverock さんへ"
コメント、ありがとうございます。

雨や霧で、箱根山頂からの眺めはお預けでしたが、達成感のあるヒルクライムでした。
自分のペースで走ることで色々な場面の記憶が鮮明に残っていて、写真を見ながらブログを書く助けになりました。

ヒルクライムと云うのは、達成したと言う経験値が自分の財産として残りますね。
これで、この夏予定するチャレンジライド、行けそうな気がして来ました。(笑)

>えび天丼も美味しそう!

流石、グルメライダーのloverockさん。(笑)
箱根でエビ天丼の妙・・でもこのエビ、本当に美味しかったです。



2012.06.25 21:16 | URL | #- [edit]
あらしだ says...""
『箱根の山は天下の…』の歌を口ずさんで…はいないですね。お疲れさまです。

みかんの花、檸檬の花に似ています。
柑橘系は皆白い厚みのある花弁なのでしょうか。可愛らしいですね。
ガスを見ると、無性にドキドキします。
ミステリアスなような、逆に清々しいような。私も山に行きたくなりました。

天丼…しっぽで良いから下さい(爆
2012.06.26 22:36 | URL | #- [edit]
じじやや says...""
箱根制覇おめでとうございます。
いろいろな方向から登りたくなる峠ですよね~
しかし、この写真の霧はすごいですね^-^;
さぞ寒かったでしょうww

お疲れ様でした。

私もぜひ挑戦したくなりました^-^
2012.06.26 23:36 | URL | #- [edit]
kite says..."あらしださん へ"
コメント、ありがとうございます。

> 『箱根の山は天下の…』の歌を口ずさんで…はいないですね。

この曲、箱根八里と云うのでしたね。。。
残念ながら、この時の私の脳内音楽、別の曲が掛かっていました。(笑)
でも、ブログを書きながら、鼻歌でこの曲歌ってました。

>ガスを見ると、無性にドキドキします。

この日登った峠道、車が殆ど通らず、バイクの音が遠ざかってゆくと凄く静か。
其処にガスが谷から昇ってきたり、坂の上から降りてきたり。。。
確かにミステリアスですね。

天丼、とても美味しかったです。
エビと、かき揚と肉厚のアオリイカの天ぷらでした。

エビの尻尾などと言わず、天丼大盛り一丁!ねだって下さいな。(笑)




2012.06.27 21:13 | URL | #- [edit]
kite says..."じじやや さんへ"
> 箱根制覇おめでとうございます。

ありがとうございます。
発端は、じじややさんの箱根越えのブログ記事ですからねぇ・・・(笑)

でも、あの記事で七曲を回避する気になったので、遠回りの椿ライン選択の責任の一端は、じじややさんにもありそうです。

6月に震えるとは思いませんでしたが、自然の中にジャージー1枚で入り込んでいる訳ですから、油断はできないこと、再確認しました。
2012.06.27 21:16 | URL | #- [edit]

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