凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

新緑のグラデーション 竹の寺「鎌倉 報国寺」

今日は母の日。
両家の母親に贈った花は先週の金曜日に着いた様で、今年も好評でした。


さて、昨日フラワーセンターで色鮮やかな花を見た後、緑色の竹の香りを嗅ぎたくなって、
そのまま鎌倉に向いました。


ある程度の混雑は覚悟の上、GW後の土曜日なので、少しは空いているかな。。。
との期待をこめて、長谷から段葛、八幡宮を通って報国寺へ。


途中、かなりまとまった雨が降ってきたこともあって、
5月の土曜日の鎌倉にしては空いていました。

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【 清涼感溢れる 青い竹林 】

 
 
昨年の晩秋、色づく鎌倉の秋を待ちわび、毎週のようにロードバイクで早朝の鎌倉を
訪問しました。

でも、
夏の猛暑、秋の台風による塩害、相模湾に向けて開けた鎌倉の地には、
昨年の気候は厳しかったようで、銀杏や楓が秋色に色づくのを待ちわびた
訪問客を落胆させたものでした。

報国寺の訪問はそれ以来になるので、半年振りかな。


八幡宮の大銀杏が倒壊して後、
菅原道真を祀る荏柄天神、そして此処報国寺の大銀杏が後を継いでいるよう。


この大銀杏、昨年は塩害に多くの葉を落としながらも・・・

この太く、どっしり安定した幹からは、「こんな事、過去にも幾度も有った事」、
と云った平常心が伝わってくる気がしました。


今年は、綺麗な若葉を沢山つけて。。。
1000年以上の生きていれば色々ありますよね。

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竹の寺として有名な報国寺。

でも、山門を入って最初に感じるのは、樹高のある銀杏、楓からこぼれる木洩れ日。
仰ぎ見ると、見事な緑のグラディエーション。

この沢山の葉が黄金色、紅に染まる秋も素晴らしい眺めですが、
こうして見る「皐月の若葉の美しさ」も格別でした。


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鐘楼の重厚な茅葺屋根と銀杏。

昨年、この銀杏は黄金色の葉をたくさんつけていました。

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さて、此処から竹林へと入ってゆきます。


一般に竹の寿命は20年程度。

でも此方の竹林は、この竹の青い色を維持するために5年程度で切ってしまうとの事。
当然、筍を取るわけにはいかず、次の世代の竹林を背負う若竹に育ちます。

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竹林の奥に進むと、
休耕庵 竹の庭の茶席です。

この日も若い女性の方が多かった。
お昼に行ったフラワーパークにはシルバーエイジの方が中心だったので、
対照的ですね。

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竹って、何処に生えてくるか予測不能。

この若竹、空に向って伸びる勢いを感じます。

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報国寺を散策すると、こうした苔生した石段や石灯籠に歴史を感じます。

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うっそうと茂る竹林のはずれにて。。

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此方は足利家時他一族の墓。
岩肌をくりぬいて造られた横穴式の墳墓だそうです。

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報国寺の竹林、

それほど広い訳ではないので、比較的短い時間で回れます。

時々立ち止まり、風の音を聴き、
天を仰ぎ、陽の光を感じながら、ゆったりとした時間を過ごします。

そうした意味では、此方の訪問はやはり早朝が良いですね。。。



竹林の入り口に戻ってきたら。。。
金魚のいる鉢に、青空が広がっていました。

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山門まで石段を降りてきたところで、
石灯篭に当たる光が先刻と変化していました。

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この報国寺、
鎌倉の中心街から少し外れるので、人力車で来る方も多いです。
どういう訳か、若い女性2人が多いようですが。。。(笑)


今日はアスリートのように引き締まった車夫の方を見かけたので、
「写真を撮らせてください」、とお願いしたら、

気さくに了解してくれ、
このようにポーズをとっていただけました。

やはり格好良いですね。


s_DSC01478 (1)


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緑色に染まった新緑の報国寺、
清涼感溢れる時間を過ごす事ができました。

来月、鎌倉は「紫陽花の喧騒」を迎えます。





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8 Comments

TaQ says...""
こんにちは!
kiteさんの写真技術とカメラが相まって、いつもながらすごく素敵な写真になってますね。

kiteさんが鎌倉探索をしていた翌日に初めて鎌倉へ行ってきましたが、人混みがすごかったです(^^;
ただ、町の風景まで含めた雰囲気がとてもよかったので、次回は平日にまったりと行ってきたいと思います。
2012.05.14 11:22 | URL | #- [edit]
kite says..."TaQさんへ"
こんばんは。
足の痛みも治まった様で良かったですね。
余り無理をしない事ですよ。

鎌倉の街並み、気に入って頂けたようで何よりです。
でも、鎌倉は6月にはいると紫陽花の愛でる客で燃え上がります。。。(笑)

私は、普段寺社を巡る時には開門前に着くようにします。
その後の街並み散策は、人が居ないのもつまらないので、人の群れに交じって楽しみます。

四季折々楽しめますから、また是非訪問してださいませ。
2012.05.14 21:57 | URL | #- [edit]
Kaol Supple says...""
報告寺いい雰囲気でとれていますね。いまは竹もタケノコなどが多く出ている時期なので、竹の生命力を感じる時期でもありますね。
2012.05.14 23:11 | URL | #- [edit]
shinichi says...""
こんばんは。

写真を通して静けさの中に同居した新緑の力強さが伝わってきます。
パワフルでありながらスピードもあり
そう長くない坂を直前に助走を付け一気に登り切る様な。
素敵な写真です。
2012.05.15 01:12 | URL | #SFo5/nok [edit]
kite says..."kaol_supple さんへ"
ある著名な博士の研究によると、
「伸び盛りのタケノコの1日24時間の伸長量は、マダケが121cm、モウソウチクが119cm」だそうです。

1日で、1mを越す成長なんて信じられませんね。
じっと見ていると、(心眼でなくても)伸びてゆくのが見えるのでは。。。(笑)
この勢いのある若竹のなかにいれば、元気がもらえそうな気分になりますね。
2012.05.16 21:29 | URL | #- [edit]
kite says..."shinichi さんへ"
カメラを趣味にされているshinichi さんから、こうした過分な言葉を貰えると、とても嬉しいです。

素人ながらも、自分が「アッ」と思えるような場面で、その気分のままに撮る写真は、家に帰ってからみても分かりますね。
後は、如何に自分の「アッ」を、この写真を見ている方と共有できるか・・

基礎的な知識、技術は不可欠である事も痛感しています。
極、当然のことながら・・・写真の道も奥が深い!
2012.05.16 21:35 | URL | #- [edit]
あらしだ says...""
見事な新緑と竹林ですね。見ていると、気持ちがなんだか凛とします。
苔の生すまで…とは、正にこういうことなんでしょうか。
ブルーの金魚鉢の写真、可愛らしいですね。好きです。

人力車の車夫さん。決まってますねぇ。惚れ惚れします。
とても現代とは思えない風格が…。
昔美人だったお嬢様達にモテそうですね(笑

で、そのタケノコは食べちゃいけないんですか?…(爆
2012.05.17 20:58 | URL | #- [edit]
kite31 says..."あらしださん へ"
こんばんは、コメントありがとうございます。
このお寺、何時来ても此処を綺麗に写したい、と思える被写体に出会えます。
青竹と苔って、多少周りが騒がしくても、静けさを感じることができますね。。。

今回、このお寺の前にいた車夫さん、とてもクールで格好良かったです。
でも、写真を写させてって云ったら、いきなり帯紐を解き、改めてキュッと締めたところでポーズをとってくれました。
この写真は、その場面ですが、少しあっけに取られてしまった。(笑)

あまり、この筍の前で、ものほしそうにしている方はいませんでしたね。。。(笑)
2012.05.18 21:33 | URL | #- [edit]

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