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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

閉山間近... 晩秋の尾瀬トレッキング(4)

閉山間近... 晩秋の尾瀬トレッキング、今回が最終章となります

過去2回の尾瀬トレッキングでは2日目は尾瀬ヶ原を縦走して至仏山登山をしてきましたが
幾度かお話している様に、9月に患った夏風邪ですっかり体力を落としてしまったので
今回は尾瀬ヶ原をのんびりと歩いて山ノ鼻から鳩待峠に戻る事にしました

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この写真は、一昨年の晩秋時に至仏山に登った時の写真です
山ノ鼻から尾瀬ヶ原全体が鳥瞰できる写真なので、今回蔵出ししておきました
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2日目に歩いたのはオレンジ色のルート、見晴~鳩待峠の尾瀬湿原の縦走記となります
この日は写真も随分写したのですが、このルートの記録は頑張ってこの1章だけで纏める事に致します
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朝5時半、以前見た「朝靄の広がる幻想的な尾瀬ヶ原」を期待してましたが....
竜宮から先に朝靄が見えますが、此処 見晴には現れてくれませんでした
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竜宮に広がる朝靄がかぜで流れてこないかな...、と儚い期待をして暫く待っていましたが
見晴に朝が来てしまいました(笑)
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【朝靄に埋もれた初夏の尾瀬:過去の写真より...

初めて尾瀬に来た時に見た朝靄の印象が凄く強くて、尾瀬に来る度にその再現を期待しています
でも、残念ながら、あの景色には中々出会うことができません
記憶を新しくするために、初夏の尾瀬で見た幻想的な朝靄の景色:蔵出し3枚です
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朝靄の上に見える「至仏山」が茜色に染まってゆく様も印象的でした
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初夏の尾瀬の風物詩かな..... 「わたすげ」と「くもの巣」
特に、露に濡れ、朝日を受けて輝いていた「くもの巣」がとても美しかった
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以上、蔵出しの朝靄の景色3枚でした
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さて、現在に戻ります!!


山小屋に戻って朝食を頂き、朝7時にのんびりと出発します
天気予報では夕刻から雨、それまでは比較的穏やかな天候に恵まれそうです
木道から振り返って、見晴と燧ケ岳を眺めます
正に錦秋、この二日間、本当に美しい景色を見る事ができました
晩秋の尾瀬に感謝です!!
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山小屋が随分小さくなってしまいました
この先の白樺の拠水林を抜けると、見晴の山小屋にも別れを告げる事になります
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前方には竜宮小屋を取り囲む拠水林、そしてその向こうには雲に隠れた至仏山です
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振り返って、見晴に最後の別れを告げました
また来年、戻ってきます!!
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竜宮の分岐点、ヨッピ橋方向を眺めます
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竜宮を越えると、湿原の中に大きな池溏が沢山現れてきます
池溏に浮かぶ水生植物もすっかり秋色に染まっていました
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竜宮から山ノ鼻迄の間、この時間は結構登山者で賑わっています
右の男性のザックに白い袋が下がっているでしょう
尾瀬では原則、「ゴミの持ち帰り」が義務付けられています
まあ、今は何処の山でも同じですが、尾瀬では誇らしげにゴミの袋を提げている沢山の登山者を見かけました
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竜宮にある木道の分岐点
この広い湿原、其処にある木道を歩きながら、自分で歩くルートを選択できるのは楽しい
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竜宮から先のルートでは湿原の水量が増えるせいもあり、木道が随分高くなっています
この辺りから余所見をして足を踏み外すと大変です
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至仏山の手前、亀の甲羅と頭の様な小山、光が当たると素晴らしい彩でした
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この時間、次第に風が強くなってきました
湿原の草紅葉が風にゆれ、早くも冬の襲来を予感させます
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草紅葉の中を意思を持ってコースを曲げているかの様に続く木道
幾度も足を止めて、周りの景色を楽しみました
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先刻の小山(亀の頭の部分)の彩り
雲間から射す陽射しの加減で変化する彩りは息を飲むほど美しかった
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この辺り、至仏山に登る計画があった過去二回はかなり急いで歩いていました
今回は寧ろ、鳩待峠で時間を持て余す事のないよう、意識してゆっくり歩いています(笑)
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極彩色に溢れた樹林、あの中から空を見上げたら素晴らしいでしょうね
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今回、広葉樹林の白樺の存在感が凄く目を惹きました
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会えるかな....、と楽しみにしていた尾瀬名物の「歩荷(ぼっか)」さん
重い荷を背負い木道を歩く姿は修験者のようです
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山小屋に荷を運ぶ方法は色々あります
白馬、涸沢の大規模な山小屋はヘリコプター、立山は若いアルバイトによる人海戦術、
南八ヶ岳では無限軌道による荷の運搬を見かけました
で、この尾瀬では独特の背負子を使った歩荷が有名です
残り少なくなった今年の山小屋の稼働日、もう最後の運搬かもしれませんね
すれ違う登山者に皆さんがカメラを向けていました
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予定時間に山ノ鼻に到着です
時間に余裕があったので、ビジターセンターの話を聞き「植物研究見本園」を周る事にしました
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植物研究見本園、何を目的にした場所か?直ぐ分かり名前ですが....
もう少し洒落た名前にしたほうが、人が集まると思います(笑)
周回路をゆっくり歩いて50分ほどの距離になります
麓から見上げる至仏山、やはり柔らかな印象の山ですね
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葦の原と雑木林の彩のコントラストが鮮やかです
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山ノ鼻は大分賑わっていましたが、この時期に此方を周る人は少なかった
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白樺の樹林に隠れた「至仏山登山口」に向かう木道です
過去二回の尾瀬トレッキングでは、このルートを真っ直ぐに歩いてゆきました
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山ノ鼻に戻り、其処から鳩待峠まで約1時間、最後の行程を歩いてゆきます
私達は2日間のトレッキングでで錦秋の彩に麻痺してしまいましたが(笑)
すれ違う「鳩待峠から尾瀬に入山して来た登山者」は、この秋色の景色を楽しんでいました
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樹林の切れ目から、至仏山から鳩待峠に下る稜線が見えています
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12時、鳩待峠に到着です
過去二回、凄く沢山の登山者でごった返していた鳩待峠と違い、かなり寂しい印象でした
閉山まであと少し、尾瀬はもう冬支度なのですね
がらんとした山小屋で、暖かいかき揚げ蕎麦と名物の花豆ソフトを頂きました

予約した尾瀬号を前倒しする事ができたので尾瀬戸倉を13時半に出発
乗客が疎らな尾瀬号で随分早い時間に新宿に到着しました

4回に渡りアップした 閉山間近... 晩秋の尾瀬トレッキング お付き合い頂きありがとうございました
今年のアルプス、台風がもたらした塩害で紅葉もいま一つとか
10月ももう下旬、秋山を楽しめるのもあと僅かですね



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2 Comments

りら says..."kite31様"
朝靄に埋もれた初夏の尾瀬:過去の写真より...

一枚目
エメラルドグリーンの朝靄
そこに佇む方が一人
ロマンティックな描写ですね

二枚目
至仏山は仰るように茜色に染まっていますね
右手の雲の動きもドラマチックですね

三枚目
わたすげの間にある雲の巣がハンモックのようですね
この地に住む妖精のお昼寝用かもしれませんね
2018.10.20 14:06 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
こんばんは、コメントありがとうございます

尾瀬には四季に応じた楽しみ方があるのでしょうね
初めて言った初夏、湿原に雪解け水が満ち、梅雨の間に降った雨が植物を潤していた

この3枚の写真は、そんな条件があったからこそ見られた風景だったと思います
秋には秋の景色、そう錦秋を十分楽しんだのでそれ以上欲したら駄目ですね

露に濡れた湿原の輝きの中、くもの巣の多さに驚きました
高い木々に張られたくもの巣は、顔に掛かったりして少し不快ですが、湿原のくもの巣は実害がないので(笑)
純粋に美しく感じられました

晩秋、くもやトンボの姿ももう見られませんでした

今頃、尾瀬には雪が降り始めているのでしょうね
2018.10.20 19:29 | URL | #- [edit]

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