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凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

表銀座パノラマライン縦走記 【本編1:中房温泉~燕山荘】

表銀座パノラマライン縦走記 本編1では、一日目の中房温泉~燕山荘までのルートを纏めました

お盆休暇の帰省で混雑するバスタ新宿を午後11時に出発すると、安曇野穂高には翌朝4時半着
少し歩いて大糸線の穂高駅前から中房温泉駅のバスに乗ると一時間で登山口に到着です

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奇怪な岩の並ぶ燕(つばくろ)岳山頂への登山路 
谷から吹き上げる強い風が、燕岳を覆うガスを吹き飛ばした瞬間
この場で感じた緊迫感にフィットしていたので登山者の方の顔を少し入れさせて頂きました
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最初に今回予定したコース概要を纏めます

今回テント泊縦走を計画した【表銀座パノラマライン】は緑ラインで示したコース
移動総距離:33キロ、累計標高差:3300m
燕(つばくろ)岳(標高:2762m)、大天井(おてんしょう)岳(2922m)、東天井岳(2814m)、
常念岳(2857m)、蝶ヶ岳(2677m)と主な5つのピークを越え、最後は上高地に下ります
そして、結局先行き不安で縦走を諦めて下山した燕岳登頂コースが赤ラインです


当初は2泊3日の山小屋泊で縦走する標準的な計画を立てたのですが.....
お盆休暇の混雑の中、どの山小屋も混雑してかなり窮屈、何より上高地発のバスが希望する便はキャンセル待ち
と言う事で、1日日程を延ばして帰りのバスを確定し、テント泊縦走にチャレンジする事にしました
今思えばかなり無茶な計画でしたが.....(笑)、
初日の「合戦尾根」を登りきれば、その後は6時間程度のトレッキングで行けるので
登りきった時の状態でその後の縦走の可否を判断する予定でした

※参考までに。大天井岳から槍ヶ岳を目指す【表銀座縦走コース】を橙ラインで示しました
難所の東鎌尾根を渡る表銀座縦走コース!いつか歩きたい憧れのコースです

無題2 
それでは、今回の山旅の第一日目からです

朝5時にJR大糸線の穂高駅を満員で出発したバスは、約1時間掛けて「中房温泉」に到着します
かなり大きな公営駐車場が用意された中房温泉の登山口、朝6時ですがかなり混雑しています

正面に見えるのが「中房温泉」、宿泊、食事、外来風呂が用意されています
今回、初めて外来風呂を利用しましたが、露天風呂が用意された気持ちの良い温泉でした
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中房温泉~燕山荘までの「合戦尾根」高度差1200mを一気に登ります
「北アルプスの3大急登」として名高い難所で、長く急な樹林帯を歩く間、殆ど視界が利きません
第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチそして富士見ベンチ、4つの休憩場所を過ぎると間もなく合戦小屋
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美味しいスイカで有名な「合戦小屋」
麓から荷物専用のロープウェイで美味しいスイカを搬送しています
18キロの重いザックが肩に食い込み、この小屋に着いた時には青息吐息(笑)
楽しみにしていたスイカをほお張っていたら....、何とも凄まじい豪雨に見舞われました
表のベンチでスイカを食べていた登山者も天幕に慌てて駆け込むほどの雨足の強さ

暫く雨足が弱まるのを待ってから、レインウェアに身を包んで出発です
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滑る急坂、レインウェアで歩き難くなった登山路の後半はかなりキツカッタ!
最後の急坂を前に、この後縦走を予定する常念尾根を眺めます
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日本で一番人気のある山小屋「燕山荘」
昨年宿泊し、設備、サービス....、日本一の山小屋である事を実感いたしました
この燕山荘への最後の階段前が花園になっていて....
疲れて、俯き加減で歩いてきても、この花園の香りが山小屋の近い事を知らせてくれます
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五感で迎えてくれる山小屋...、昨年始めてきた時と同じ印象を持ちました
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燕山荘のテント場の最大容量は30張
水場もなくテント場としての設備は少し物足りませんが、素晴らしい景色が眺められるこの立地!
人気のテント場であることは確かです
燕山荘で受付をする時、テント張れる場所はありそうですか?と心配して頂くほどの混雑でした
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何とかテントの張れるスペースを探し、お隣のテントにご挨拶をして手早くテント設営
斜めになったひな壇のスペース、ペグを打つ余地もないので、錘の石を配置して何とかしました
何時雨が降るか分からない中、テントの中にシュラフを敷き、疲れた体を横たえると....
正に此処は天国です!

少し休憩した後、燕山荘前に広がる黒部源流の山々がガスの合間に顔を出す景色を楽しみました
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晴れた時のこの場所の景色の素晴らしさは、これまで見た沢山の写真で先刻承知
でも風と雨、そして谷から吹き上げるガスの合間に見えるこの山塊は迫力がありました
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私の写真では、このときの景色をお伝えできませんが.....
目の前で刻々と変わる景色、緊迫した芝居の舞台を正面で見ているようで中々楽しかった
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燕山荘の宿泊者の皆さんも、ガスの晴れるのを待っています
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燕山荘のベストアングルの一つ
過去、この道標をどれ程沢山の登山者達がどのような思いで見ていったのか....
槍ヶ岳、大天井岳、常念岳 名峰からの誘いです
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テント場を燕山荘から眺めます
この時間、未だに張る場所を探す登山者がいますね
切り落ちた右手が東、此方に登る「ご来光」を明日の朝は見る事ができますかどうか?
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ガスが薄くなると、このテント場のある場所の高度感が分かると思います
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この日、燕岳は全く顔を出してくれませんでした
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この日の最後の写真三枚
薄日が射すと思うと雨が落ちて来たり、お盆休暇の間北アルプスのお天気は落ち着かなかったようです
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燕岳へと駆け上がるガスの舞いです
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ダイナミックに変化する光とガスの合間から見える燕岳の奇岩群
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表銀座パノラマライン縦走記 【本編1:中房温泉~燕山荘】でした
本編2では、翌日の朝の風景を中心に纏めます



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