凧と浜風

横浜や鎌倉、そして湘南の海辺、そんな風景を撮ってます

山の日に寄せて ... 今年上半期の山の記憶

昨日は「山の日」でしたね
2016年に施行されて二度目の山の日、生憎のお天気でしたが皆さん山に行かれたのかな

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているが、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではない....
と、この祝日が決まった背景も色々とあったせいか、今も批判の残る祝日だそうです

しかし山の好きな人にとっては、
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として祝日が増えた!と云うことで、十分意義があると思いますが、如何でしょうか?

さて、
折角の山の日なので、今年の上半期(1月~6月)に登った15座の山の記憶を振り返ることにしました

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憧れの雪山! 初体験は日本百名山の「赤城山」
大変だけど、この季節にしか見られない雪山の美しさを堪能した山旅でした
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1座目: 三つ峠山 1月初旬

今年最初の山は、山梨県河口湖村にある「美しい富士山が眺望できる山」で人気の三つ峠山
この山は開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称で
広い裾野の先まで見通せる、雄大な富士山を眺める事ができる山でした
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2座目:鍋割山 2月中旬
 
昨年、同じ時期に登って、「雪の鍋割山の美しさ」に酔いしれた記憶が強く残っていて
神奈川に雪が積もった3日後に登りましたが....、残念ながら鍋割山には余り雪は残っていませんでした
この日の見所は後沢乗越の長い稜線から眺めた富士山、写真では雲に隠れていますが時折優美な姿を見せてくれました
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3座目: 十二ヶ岳~鬼が岳 2月下旬

昨年の1月に、十二ヶ岳の山頂から見た「富士山と光る西湖」の眺めが忘れられなくて
今年は雪の残る「十二ヶ岳から鬼ヶ岳」の難路を縦走するコースを歩いてみました

西湖の方角から見る富士山は河口湖からの眺めに比べ少し荒々しい、
そして強い北風が西湖の湖面を引っ掻き漣を立てる
山頂で北風に涙目になりながら(笑)眺めたこの景色は本当に素晴らしかった
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十二ヶ岳から残雪の難路を辿った「鬼ヶ岳」、此処からの景色も素晴らしかった
あの苦しい山道を歩かなければ辿り着けないこの景色、また来年の冬も此処に来るのでしょうね
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4座目: 赤城山  3月上旬

鍋割山、十二ヶ岳と「プチ雪山」の雰囲気を味わった事で
もう少し深い雪の稜線を歩いてみたい! そんな山を探して辿り着いたのが日本百名山の一つ「赤城山」、この山も素晴らしかった

赤城山から見下ろす「大沼」
全面凍結した大沼では「ワカサギ釣り」を楽しむ釣り人が氷上に沢山いました
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雪山の登り方、
普段は九十九折になっている登山路が雪で埋もれるので、其処を直線的に登って行きます
この山ではアイゼンの歯を利かせたかなりキツイ登山を経験しました
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黒檜山(くろびさん 標高:1828m)から少し歩いた場所にある展望台からの眺め
冠雪した北関東の山々は、息を飲むほど美しかった
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5座目: 檜洞丸  3月中旬

登山三年目の今年、私の「登山の引き出し」が少し増えたのかな...
「さて、この週末は何処の山に登ろうか?」と思案すると、強烈な山の記憶の一場面が蘇る事があります

「檜洞丸の山頂で見た真っ青な冬空と白く枯れたブナの巨木」もその一つ、この景色を今年も見に来ました
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檜洞丸から「犬越路」に向かう難路
一気に下り降りる急な階段の先、此処からでは山影で見えませんが
「アイゼンの利かないアイスバーン」が残っていて、ビジターセンターの管理人さんからは「このコースの下山は危険」と止められました
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6座目: 金時山  3月下旬

3月下旬、未だ寒さの残る季節ですが、山頂で暖かいコーヒーを飲みながら「癒される景色」を眺めたい
そんなシチュエーションを提供してくれる山の一つが「箱根の金時山~続く箱根外輪山」です
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お気に入りの丸岳山頂のベンチ
箱願外輪山に囲まれた 仙石原、大涌谷、芦ノ湖.... 山ご飯を作りながら眺めるこの景色
このベンチで食べる山ご飯、何度目だったかな?
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7座目: 陣馬山から高尾山へ  4月中旬

今振り返ると... 、3月下旬~4月上旬は色々な花が咲き始め、山以外の場所へ撮影に出かける機会が増えていました

そうした季節、高尾の春の花を求めて沢山の人が押し寄せる直前に
陣馬山~高尾山を歩いてみました
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一昨年は高尾山から陣馬山に向かって歩き、和田峠へと下山しましたが
今年は逆コースをた辿って見ました

気持ちの良いトレッキングコースに浮かれ、道標に無い「巻き道探し」に夢中になった結果、「高尾山で遭難」する所でした
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8座目: 西湖湖畔  4月中旬

昨年から始めた「山でのテント泊」
デビューは、先ずは設備の整ったキャンプ地で恐る恐る始めてみました(笑)
2年目の今年も新しい山道具のテストも兼ねて、西湖の自由キャンプ場へとやってきました

この時期、河口湖、西湖はさくらが見頃となっていました
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この季節の自由キャンプ場はポプラの立ち木と柳の若葉がとても美しい
右後の山は、冬に登った十二ヶ岳です
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9座目: 天城山  3月上旬

身近にある日本百名山ながら、登るチャンスを逸していた「天城山」
「天城に登るなら馬酔木(アセビ)の花の咲く春がいい」とのアドバイスに従い
馬酔木のトンネルの待つ「春の天城山」に行って参りました
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残念ながら、馬酔木の盛りには早すぎましたが、気持ちの良い伊豆のトレッキングコースを楽しむことができました
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10座目: 大山  5月中旬

GWの混雑した山を避けていたら少し間が空いてしまいましたが、
この後の「今年の登山計画」がほぼ纏まり、遥かなる山への憧憬.... を抱えて幸せな気分を味わっていました

一昨年、登山を「自分の趣味」にできるのか?
と、手探りで登った山は子供の頃からいつも眺めていた「大山」でした
私にとって特別な山、今年もこの山に登ってみました

この大山から見る丹沢の著名な山々、あんなところまで行けるのかな... 、と一昨年憧れた丹沢山塊の山はこの日も美しかった
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大山からの下山路、この針葉樹林の美しさもとても印象に残っています
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途中の見晴し台までは、ハイキングの装備で登れる様に登山路は綺麗に整備されています
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11座目: 涸沢  5月中旬

今年のチャレンジ登山の一つは「残雪の涸沢でのテント泊」
一昨年、晩秋の涸沢の美しさが山に「のめり込む」きっかけになったので、上高地・涸沢と云うのは私にとって特別な場所

今年は「雪の残る涸沢で雪中テント泊をしたい!」と云う、強い願望に導かれての涸沢行きでした
朝靄の残る上高地・河童橋、何時来ても美しい上高地の眺め
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今年の涸沢は、例年に比べて雪が多く、雪崩が頻発していました
そうした中、経験した事のない18キロの重いザックを背負い、軽アイゼンを装着しての雪中登山はきつかった!!!
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雪を頂く北アルプスの山々の美しさに元気を貰いながら頑張ってみましたが、途中で体力の限界がやってきました
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あの先を少し歩くと、涸沢に向けて最後の急登の筈、
自分の体力、この後の登山路、明日の計画、時刻... 、と色々と考えた結果、今年は此処で諦め横尾まで引き返すことにしました

残雪の涸沢、素晴らしい北アルプスの景色と共に、少し酸っぱい「失敗の記憶」の残る登山でした
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12座目: 塔ノ岳  5月下旬

今年アルプスデビューを予定する友人のKさんのトレーニングと、涸沢で痛めた私の足のリファビリをかねた登山計画
身近な山ですが丹沢はとても奥の深い山、ヤビツ峠~塔ノ岳山頂のピストンは結構ハードでした
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初夏の陽射しの溢れる塔ノ岳、大崩落の全容も久しぶりに眺めました
晴れは嬉しかったものの、初夏の日差しが照りつける丹沢はとても暑かった
暑さ、水分不足、塩分不足、運動不足...、色々な不足が重なり、下山路で二人とも両足が攣ると云う醜態
身近な山でも、甘い気持ちで登っては駄目ですね
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13座目: 大菩薩嶺  6月上旬

乾徳山、瑞牆山、笠取山、西沢渓谷... 、奥秩父の山に登る計画を立てる度に傍を掠めていた山「大菩薩嶺」
正直なところ、余りにポピュラー過ぎて少し敬遠していました
でも、人気のある山と云うのは、多くの人をひきつける魅力があると云う事
そして、日本百名山に選ばれた山と云うのは、「深田久弥さん」が何処に魅力を感じたのか?それを探し、確かめる事はとても興味深い
そんなことを学んだ山でもありました
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涸沢・塔ノ岳で少し体力的な自信を無くしていた事も、この山を選んだ理由だったような気がします
比較的短い時間で到達できる山稜、でも此処からの眺めは素晴らしかった
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老若男女、登山者・ハイカー... 休日の大菩薩嶺を楽しむ人々はとても楽しそうでした
時には苦しむ登山も必要ですが、やはり「山の楽しさ」こそモチベーションの源泉ですね
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14座目: 雲取山  6月中旬

大菩薩嶺の美しい稜線の眺めで「日本百名山」の再発見をしたので
気になっていた「日本百名山」の一つ、雲取山にテントを担いで登る事にしました

東京都の最高標高地、舐めて登ると痛い目に会うと云う「雲取山」
初夏の雲取山は、緑と富士山の美しい山でした
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雲取山はテント泊登山としては昨年の八ヶ岳「赤岳」と並ぶ長時間コースでした
雲取山の稜線に張ったテントからの眺め、やはりテント泊はいいなぁ...、と再確認の山旅

奥多摩小屋のテント場にて宿泊後、翌朝雲取山の山頂を目指します
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晴れ渡った早朝の雲取山
此処から眺める奥多摩・奥秩父の山々、そして富士山はとても優しい美しさに溢れていました
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15座目: 美ヶ原  6月下旬

美ヶ原は今年6座目の「日本百名山」でした
昨年、この美ヶ原に咲くレンゲツツジの写真を見て、此処を歩くならば6月下旬と決めていました

しかしこの時期は梅雨のど真ん中、天気予報を見ながら雨のトレッキングを覚悟しましたが、大逆転!!奇跡的な快晴でした
山を歩くと云うよりも牧場の間をハイクする、と云った雰囲気の一日でしたが、本当に気持ちがよかった
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美ヶ原周辺のレンゲツツジを知る人には今年は裏年だったようですが、私には十分美しかったです
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広い草原に先に立つ王ヶ塔の眺めもとても印象的でした
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上半期に登った15座の山の記憶を辿って見ました

この後、山の日までに登った山は
16座目: 鳳凰三山  7月中準
17座目: 箱根  7月下旬
18座目: 白馬  8月上旬

と3座ありますが、ブログに載せたばかりの山々なのでこれらは下半期の括りで纏めます

9月に入ると、山々に静けさが戻るのでしょうね
夏らしい活気に溢れた山も楽しかったけれど、「短い山の秋」はあっという間に終わってしまう

秋の登山計画、準備は怠り無く....
次は何処の山でしょうか?



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2 Comments

りら says..."kite31 様"
Photo-2
富士山の美麗さに魅了されます
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西湖の湖面の輝きがとても綺麗です
Photo-7
険しい斜面も登りましたよね
お写真がそれを顕著に表現されています
Photo-9
枯れたブナの木が山のオブジェのようですね
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山御飯の中身は何ですか?
Photo-14
凄い素敵な彫刻ですね
印象深いです
階段の入れ込み撮影もいいですね
Photo-15
私の大好きな桜
また逢えました ありがとう
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馬酔木の黄色の花がとても綺麗です
花は満開よりもお写真程度の開花状態が綺麗です
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針葉樹林・・・・
私に逢わせて下さりありがとう
お写真のみでしか逢えません
Photo-21
吊り橋写真が好きです
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山頂にある家が可愛いです
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レンゲツツジはとても綺麗です

多くの山写真拝見出来て幸いです
それにしても険しい登山中撮影すること・・・その熱意に感嘆しています
2017.08.12 21:05 | URL | #sSHoJftA [edit]
kite says..."りらさんへ"
おはようございます、コメントありがとうございます

山の日に、改めて「登った山の記憶」を辿ると、興味深い事に気づきます

何故、この山に登ろうとしたのかな?
その登山の動機付けの部分を振り返ると、その頃の自分の暮らし・心理状態が見えてくる

山の記憶と云うと、時には辛い記憶が残りますが...(笑)、殆どが素晴らしい景色の記憶
だからその景色を見て感じた「想い」に惹かれて出かけたりした事を思い出します


そして、山の楽しさは三回あります
登る山を探し、決め、登山計画を立てる「山旅を作る」楽しみ
実際にその山迄行く、そして登る「山旅をする」の楽しさ
そして、行った山の想いを幾度も咀嚼して、記録に記憶を練りこむ「山旅を遺す」楽しみ


りらさんの質問
「山御飯の中身は何ですか?」
最近は手抜き野山ご飯ばかりですね...(笑)

時間をかけない、重くない、調理道具が少ない、と山での行動の自由度を優先しているので
レトルト食品のお世話になることが多いです

時には、少し余裕を持った登山も計画しなければいけませんねぇ..、 と反省です
2017.08.13 07:06 | URL | #- [edit]

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